133. 比べちゃうあなたへ

人にはそれぞれの得意があります、ないに目を向けるのでなく、自分に目を向けてみて!

 

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三上:はい、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい。さあちょっと今日は、最近、私レポーターの仕事をしているんですけども、曜日が分かれているんですよ。私、月水担当の生放送をやってるんですが、あと、火木金と別のレポーターがいて、たまにその子たちのレポートを聞いて、私、なんか最近頑張ってないかなとか、ちょっと最近比べて、ちょっと今のを改善していかないといけないかなと落ち込んだりっていう、比べちゃうことがあって。

でも、7年目なんですが、レポーター。それだけを見てくださっているというのがあると、今のままで自分が思った感情が高ぶったりとかっていう、自分の中のかたちを変えていったほうがいいのかなっていうことを色々考えたりする機会がありまして、

吉村:なるほどですね。

三上:なのでちょっと、私の周りも比べちゃうということをすることが多いと思うんです、一般の人もふまえて。そういった比べちゃうのって、やっぱり癖とかっていうものが身に付いていることなのか。どういうふうにしていけばいいかというアドバイスも、ちょっと欲しいなと思いながら。

吉村:なるほどですね。はいはい。比べちゃうことが原因で苦しんでる人たちというのが、たくさんいるというのは、ほぼほぼ間違いないと思うんですよ。

三上:はいはい。

吉村:ただ、その、自分が成長したいとか、向上心があること自体は、全然悪いことではないし、それがあるから成長していけるというのはあるんで、比べる対象がずれているとか、そういう話かなと思うんですよね。

まず、人と比べて、あれがないこれがない、自分には、あれが足りないこれが足りないとかっていうことで、なんとかしなきゃってなった場合、その基準が自分の中に無くって、他の人と比べて自分にはここが足りないと言っているという話だと思うんですけど。

三上:うーん。

吉村:まず、その人と自分自身とで特性が違うし、そもそもの、最初から持っているものが違うところでやっているから、まずは、あの人がどうこうということよりも、自分がどういう特性の人なのかとか、自分が既に持っているものは何なのか。

それは、スキルだったりとか、経験だったりという、目に見えるかたちとは違うものも含めて、むしろそっちのほうが大きいと思うんですけどね。そこをみると、自分が持っている他の人にはない、強みみたいなものを見つけられるわけですよ。

三上:うーん。

吉村:世の中には、起業塾みたいなのが結構あって、

三上:聞いたことあります。

吉村:はいはい。起業したい人以外はあまり馴染みがないものだとは思うんですけど、起業を考えている人たちに、起業のしかたとか教えてくれている人たちって、まあ結構いるんですよ。ただ、そのクオリティもピンキリだったりとか、あとは、大事なのは優劣ということよりも、自分とは相性が合うやりかたを教えてくれているかどうかというところも、結構重要だと思うんですよね。

そのなかで、僕がお会いしたことがある、起業塾されてる方が言われていたことで、すごくこれはもっともだなと思ったのが、起業を考える人たちって、まず、自分は起業したことないところから始めるから、なんにも持ってないと思ってるんですよね。

三上:うん。

吉村:だから、そこでなにか新しいスキルを身につけなきゃとか、どんどん外から何か取り入れて、自分に身に付けていかないと起業ができないというふうに思われている方たちが、すごく多いんですけど、実際、その方の塾に入られたら、最初にやることは、その方の今までの人生を洗い出して、総棚卸しみたいなことをして。

三上:うん。

吉村:どういう、今まで何をやってきたかというのを、全部見える化するんですよね。そうすると、なにかしら必ず、他の世間一般の平均的な人たちが、経験していない何かみたいなのがあるんですよ。

例えば、特定の趣味ですごくそれに時間を費やしてきたとか、子どもの頃の習い事とか、なにか得意なこと、好きなことみたいなのをみていくと、なにかしら他の人が持っていない何か、要するに、全てにおいて平均的な人っていないと思うんですけど、仮にいるとしたら、そこから何か偏りがあるということじゃないですか。その他の人たちはみんな。

三上:うーん。

吉村:偏りがあるということは、ちょっと足りないことはあるかもしれないけど、その分他の人たちよりも、多く持っているものがあるということなんですよね。

三上:はいはい。

吉村:そういうのを見つけて、そこを尖らせていくということをやっていくと、それがちゃんと起業するための、その人にとっての、起業のネタになっていくということで。

三上:ふーん。

吉村:そのやり方で、ほんとに、今まで専業主婦でした、それしかやっとことありません、みたいな人でも、ちゃんとなにかしらの、例えば教室を開くとか、相談業というような個人でできるちっちゃな事業で起業していく、それでちゃんと、要は、それをちゃんと安定的に、安定させて食べていけるようにというところまでもっていくとか、

あるいは、そこまでいかなくても、例えば、その専業主婦の方が、お小遣いが、自分で自由に使えるお金が、大体月々このぐらいとかっていうのが、例えば、それが少し増えたら、それだけでも充分生活が豊かになるわけじゃないですか。

三上:うーん。

吉村:だから、まず、現状のその方が、無理しないで始められることで、少しでも収入を上げるみたいなことをやることができちゃうんですよね。その人が既に持っているものだけで。

あとは、それが軌道に乗れば、あとそれをどう増やしていくかとか、何かそれをまた違うビジネスモデルに載せ替えることで、より大きな収益につなげていくとかっていうのは、その辺はまた、ビジネスとかマーケティングの話で、やり方でいくらでもどうにでもなることだったりするわけですよ。

三上:うーん。

吉村:なので、他の人が持っている何かを自分も取り入れようとした場合、要は、その人と競争しなきゃいけなくなっちゃうわけですよね。

三上:そうですね。

吉村:だから、ビジネスって競争と思っている方が多いと思うんですけど、昔ながらの考え方だとそういうことなんで、経済とかも自由競争というので、言ってみたら、経済を使って戦ってきたわけですよね。

だけど、それだと結局、より力が強いほうが勝っていくみたいなね、弱肉強食みたいな感じになっちゃうわけですけど、でも、自然界をみても、大きくて強い動物だけが、勝っているかというと、そんなこともなくて、ちっちゃな動物、それこそ木の葉の下に、隠れて住んでいる虫とかも、実はすごい生命力で、そこの分野での世界を築いていたりするわけじゃないですか。

三上:そうですね、うん。

吉村:そういう意味では、他の人と競争しないで繁栄できる場所みたいなものを見つけていくことができるわけですよ。自分にしかないものというのをちゃんと見つけていけば。

三上:ああ、なるほどですね。そうですよね。みんな、環境とか考え方違うから、それ
を求めていてもね。はあー、なるほどですね。

吉村:そうですね。だから、ビジネスの用語でも、「レッドオーシャン、ブルーオーシャン」って、なんか聞いたことありません?これね、ビジネスやっている人は、結構知ってるんですけど、知らない人には馴染みのない概念かもしれないんですけど。

三上:はい。

吉村:要は、レッドオーシャンというのは、同じようなことをしている人たちがいっぱいいて、そのなかで、競争して、勝ち上がらないと、ビジネスが成功できないみたいな分野ですよね。この分野で戦うためには、ものすごい競争相手がたくさんいます、そのなかで、戦っていかないといけません、というもの。

で、ブルーオーシャンというのは、みんながあんまりそこに着目していないから、競争相手がほとんどいない、という分野。

三上:うーん。

吉村:そうすると、そこにさくっと入って、要は、それでもニーズがある、そのサービスや商品が必要ですとか、あるいは、これが好きですとか、欲しいです、みたいな人たちというのが入ってくると、言ってみたら、そこは需要に対して供給が少ないから、だから、そこで供給したら、欲しいという人がワーッと集まって来て、売れるわけですよ。

レッドオーシャンは、逆に、需要に対して、供給がすごい多いということじゃないですか。多くの人が参入してて、すごい競争が繰り広げられている、てね。もちろん、そこは、目立つ分野だから、需要も多いんだけど、その分、供給も多いから、そこで、すごい熾烈な競争が必要になってくる。

ブルーオーシャンのところは、そんなに需要が多くないけど、そもそも、供給がほぼほぼありません、みたいな、ね。だから、結構、レッドオーシャンじゃなくて、ブルーオーシャンを見つけて、そこでビジネスやったほうがいいよっていう話は、ビジネスの学問だったりとか、そういう塾みたいなのをやっている人たちも結構言ってることなんですよ。

三上:ふーん。

吉村:なので、あの人のあれを取り入れなきゃっていう発想だと、結局、レッドオーシャンに飛び込んでいくことになっちゃうわけですよね。

三上:うーん。

吉村:なので、自分にしかできない何かというのを見つけて、それを一所懸命伸ばしていけば、ブルーオーシャンを見つけるには、そっちのほうが近道だったりするし、あと、競争する相手というのが、結局、昨日の自分だけになるわけですよ。

三上:ああ。

吉村:周りの大勢の人たちと比べて、あれもないこれもないというよりは、昨日の自分より今日の自分のほうがちょっとでも、成長していれば、「自分成長してる、やった!」ってなるわけですよね。

三上:うーん。

吉村:だから、そこをコツコツ伸ばしていくと、自分の来た道を振り返ってみたときに、知らないうちに、ものすごい長い道を進んできたなって、なるわけですよ。以前いたところよりも、だいぶ高みに来てるなというのは、そのときは、周りと比べるとなんかたいしたことないように見えるかもしれないけど、結局、1年前、2年前の自分と比べたら、相当、高みに来ているわけですよね。

三上:うーん。

吉村:そこで、大きな山で、すごい大勢で、目指して競争しているよりも、小さな山で、トップの人になれるわけですよね。

三上:うーん。

吉村:そうするとね、実は、なになに分野で、ナンバーワンとかっていうと、それだけでも、ブランディングになっちゃうわけですよ。

三上:はいはいはい。なるほどですね。そうですね、人と比べる前に、自分を満たして、自分に目を向けて、何が得意なのか、

吉村:そうですね。

三上:うーん。追求していくということですね。どうしてもね、比べちゃうというのは、出てくることも多いと思うんです。まずは、自分に、私も目を向けて、改めて見直したりとか、どうだったと振り返る時間も大切ですね。

吉村:そうですね。だから、そういうふうに、考え方ひとつでも、多分色々と見えてくるものが変わってくると思うんで、それでも、どうしても氣になっちゃうとなったら、おそらくは、なにかブロックが発動していて、そっちに引っ張られちゃってるわけですよね。

それって、潜在意識のなかで、何かが起きているということなんで、それに関しては、エネルギーワークだったりとか、心理学を使った何かで、自分を変えていくとか、克服していくということは可能だと思うんですけど、そもそも、考え方の方向性がずれてると、その前段階の話になっちゃうと思うんですよ。

人と比べて、人がいるとこで、他の人が得意なことで勝負かけてこうとするよりも、そもそも、誰とも比べないで済む、自分だけの何かを見つけていったほうが、まずうまくいきやすいというのは、これはもう、言ってみたら証明されていることなんで、既に。

三上:うーん。

吉村:なのでそこにまず自分は目を向ける、と。そこで、それだけでも多分なにかしら、新しいことに氣づけることで、状況変わってくる可能性は充分あるんじゃないかなと思いますよね。

三上:はい、ありがとうございます。ちょっと、私がふと思ったことを、今日は、吉村さんに、比べちゃう癖があったりとかね、今の現状とか聞いてみたんですけど、みなさんも、ちょっと、日々のなかで思い当たる点があったら、これを参考に、考えるきっかけになっていただけたらなと思いました。はい、本日も吉村さん、ありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。