061.色の持つ力

皆さんは何色が好きですか?
色にはどんな影響力があるんでしょうか?

色の持つ力について吉村さんに伺いました。

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三上:皆さん、こんにちは。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、気功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、よろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:今日のテーマは、「色の持つ力」でお届けしたいと思います。最近、例えば誕生日カラー、私6月29日生まれなんですけど、ベビーグッズだったかな、生まれた日ごとに「あなたのカラーはこういうカラーですよ」とか。

吉村:はいはい。

三上:あとはやっぱり色によって人に与える行動力とか、心理状況とかっていうのも、変わってくるのかなあ、なんて個人的には思ったりするんですが。吉村さんはちなみに何色が好きですか。

吉村:ああ、そうですね。僕は身に着けるものの色とか、とりあえず無難な感じっていうとことで選んでるんで、青系とか緑系とか、そんな感じのが多いんですけど、パーソナルカラー診断とか受けたら、また違う合っている色っていうのも教えてもらえるのかな、と思うんですけど、そもそもあまりファッションとかに興味がないので、ついついその辺は後回しになりがちですね。

三上:そうなんですね。緑とか青系が好きなんですね。

吉村:着る服はそんな感じですけど、持ち物、パソコンとかスマホとか、スマホのカバーとかっていうところだと、結構オレンジ色とかピンクとか、自分が着る服とは違う系統の色の物を持ち歩いている場合が多いですね。そうそう、お財布は外側が黒くても中を開けると赤いのとかを選んでるんですけど。

三上:えー。

吉村:これは昔、陰陽五行論の教室にちょっと通っていたときに、僕もほとんど忘れちゃってるんですけど、僕の誕生日から割り出すと、赤色っていうのが金運がよくなるみたいな色だったんですよ、確か。今はもうその出し方忘れちゃってるんで、専門の方に聞いてみてもらったほうがいいと思うんですけど。これは誕生日によって多分色が違うんだと思うんですけど。それがあったんで、じゃあ財布を買うときはとりあえず赤が入っているやつにしよう、みたいな感じで持って使ってますね。

三上:ああ。いまだにその色というか、金運アップの吉村さんの色ということで持ってるっていうことですけど。

吉村:はい。

三上:やっぱりその人によって、生まれた日によって違うっていうことは、なにか意味とかがあるんだろうな、っていうふうに思ったりもするんですけど。

吉村:はい。

三上:例えば、食欲とかもオレンジだったら、オレンジのマットで食べたら食欲が湧くけど、青だったら食欲が抑えられたりするって話も聞くじゃないですか。

吉村:はいはい。

三上:なので、私も最近洋服の整理整頓してて、すごいいろんな洋服によって顔の映える、例えば白だったりとか黒で自分の表情も変わってくるなあっていうふうに思いながらクローゼットを整理整頓してたんですけど。

吉村:はい。

三上:なので、色の持つ力っていうのは何かしらあるのかなあ、なんて思ってたりしたんですが。吉村さん的にはどう思われますか。

吉村:そうですね。だから、色を取り扱っているいろんな学問であったりとか、手法だったりっていうものがあるわけですよね。それぞれが多分いろんな考え方に基づいて、例えば、こういう顔のかたちの人にはこういう色が合うみたいなことをやってるのかもしれないし、それをまた誕生日で割り出すとかってことをやってたりとかってあると思うんですけど、いろいろあるっていう中で多分ベースになっているものは何かっていうところで考えると、色っていうのも、言ってみれば光の周波数なわけなんですよね。

三上:光の周波数?

吉村:はい。僕たちが目で見ている光って、要は、太陽からくる光が何か物体に当たって反射して、その反射した光を僕たちの目が受け取って、神経が電気信号に変えて脳に送って、色っていうふうに認識しているわけですよ。この光って何かっていったら、要は一種の電磁波なんですよね。

三上:ああ、なるほど。うんうん。

吉村:はい。だから、電磁波ってものすごい種類がたくさんあるっていうか、周波数が低いところから高いところまで、スペクトラムっていうんですけど、広い幅があって、電磁波がゆっくり振動している波のときと、早く振動している波のときとがあって、それがどのくらいのスピードで振動するかっていう、その違いで周波数っていうのが変わってくるわけですよ。高い周波数だと、それだけたくさん振動している、短い時間の間にたくさん振動するっていうのが周波数が高いって意味で、周波数が低いっていうのは、振動の数が少ないってことは、つまりゆっくり振動しているっていうことなんですよね。例えば、僕たちがスマホで通話しているときの電波とかあるじゃないですか。これも電磁波の一種なんですよ。

三上:ああ。

吉村:それから、コンセントに差し込んで電化製品が動く。これも電力を使ってますよね。この電力も電磁波の一種なんですよね。

三上:ふうん。

吉村:それからあとは、例えば、レントゲン写真を撮るときに使っているエックス線とかも電磁波だし、電子レンジでものを温めている、あれも電磁波だし、それから、原発事故で漏れて大変だっていう放射線っていうのも電磁波なんですよ。だから、これらって実は磁界、電気と磁気のフィールドみたいなものが、振動するスピードが違っているってだけで、その振動している、電磁的な振動、波動であるってところでは全部一緒なんですよ。ただ、そのスピードが違うからいろんなものとして現れているわけですよね。僕たちが見ている光、光って認識している、目が見ることができる光っていうのは、たくさんある電磁波の中のすごい狭い範囲ではあるんですけど、電磁波の一種なんですよ。

三上:なんか聞いてると、ほとんどが電磁波じゃないのかな、と思うくらい。

吉村:そうですね、ほとんど。だからこの世界ってほとんど電磁波でできていると言っても過言ではないですよ。

三上:ですよね。

吉村:はい。その一部が目に見える光として現れて、その中でも、例えば、周波数が低い帯域にあるものは赤色に見えるし、周波数がだんだん上がっていくと、色が変わっていって、目に見える光で一番周波数の高いのは紫色なんですよ。

三上:ふうん。

吉村:紫色よりも周波数が上がってくると、紫外線って言われている、浴びすぎると日焼けして大変だよね、というものになるし、赤色よりも周波数が下がってくると、赤外線ってi言って、物が温まる。

三上:はいはい。ありますね、商品でもね。

吉村:そうですね、遠赤外線とか。ああいうのは、実は光なんですよね。目には見えないけど光なわけですよ。あと、赤外線はテレビのリモコンとかにも使われてるんですよ。だから、リモコンの先っぽにガラスか何か、透明のポチッとしたものが付いているじゃないですか、電球みたいに見える。

三上:付いてますね、上のほうにね。

吉村:はい。あそこから赤外線っていう、見えない光を出してるんですよね。だから、そこで赤外線で何か信号を送っているわけですよ。チカチカッていうふうに、赤外線の光るタイミングだったり、多分回数とかが違うのが本当は出てるんですけど、僕たちの目には見えないから何にもない、ポチッと押すとテレビが勝手についてますっていうふうに僕たちには見えてるんだけど、本当はチカチカ光が出ているわけですよね、あそこから。なので、色っていうのも、言ってみれば周波数をもっているわけですよね。

三上:いやあ、なんか今まで思っていたイメージと…。色って周波数なんですね。じゃあ例えば、自分の周波数と合う色を好んでたりっていうのもやっぱり関係するんですかね。

吉村:可能性としては、そういうことなんじゃないかなと僕は思ってますね。だから、例えば僕たちの肉体っていうのは、地球上で生きている人間という種として生きているっていうところで、みんな共通してもっている特性もあれば、個人差みたいなもので、一人一人違うっていうのもあるし、言ってみれば、僕たちが生まれた日の宇宙の状態、例えば星がどの位置にあるかとかっていうのも、これも全部、それによって宇宙がもっている周波数が変わってくるから、生まれた時の宇宙の状態の周波数っていうのを、おそらく僕らはずっともち続けているわけですよ。だから、そこによって、その日の宇宙の周波数と合った色・合わない色、合った周波数の色・合わない周波数の色とかっていうのがあるとか、そういうようなことで、だからその辺を全部周波数と捉えたら、何か計算式で出せるような法則性みたいなものがあるんじゃないかな、とは思うんですけど。そこは僕専門じゃないからね、よくわかんないですけど。多分いろんな色の診断をしているセラピストさんとか研究者の人たちに聞くと、多分いろいろとまた「これはこうこう、こういう理由でこうなんだよ」っていうのを、教えてもらえるんじゃないかと思うんですけど。そこっていうのは、結局全部平たく分解していくと、周波数の話なんだろうなっていうふうに思ってますね。

三上:はあ。面白いですね。今まで普通に「この色いいな、あの色いいな」って思ってたのも、周波数と関係するってなると、また捉え方も違って見えてくる気がします。

吉村:そうですね。あともう一つ、周波数が関係するものとして、音っていうのがあるんですよ。音は電磁波じゃなくて、電磁的な磁界が振動してるんじゃなくて、空気が振動するものを、耳の鼓膜が捉えて耳の神経が、これもまた電気信号に変換して脳に送っているわけですよね。だから、この音っていうのも、周波数の集まりって考えると、合う音階、和音になる音階と、不協和音になる、合わない音階ってのがあるじゃないですか。

三上:ありますね。

吉村:だから、色の合う・合わないっていうのも多分その辺を紐解いて考えていくと、何か法則性とかがあるんだろうなって思いますよね。

三上:ああ、わかりやすい。確かにそうですね。「この人の声、心地いいな」とか、「この音楽すごいリラックスできるな」っていう、人によってみんな違いますからね。

吉村:そうですね。

三上:とても面白いです。さあ、皆さん、今聴いている方もちょっと価値観というか、色や声に対する、音楽とか耳から聴こえてくることに対するイメージも変わったかもしれませんね、この時間ね。

吉村:そうですね。

三上:ということで、今日は「色の持つ力」というテーマでお届けしました。吉村さん、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。

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060. 魂を感じる

皆さんは魂を感じながら日々すごしてますか?
魂について吉村さんに詳しくお話しして頂きました。

 

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三上:こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、気功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:今日は、よく話題にも出てくると思うんですけども「魂を感じる」というテーマを取り上げていきたいと思います。いろいろ話が前回ともつながるのかな、って思ったりするんですけど、魂というか内面から出てくるエネルギーとか、感じるままに最近は私自身も動くようにしています。「あ、なんかここ行きたくないな」って思ったら行かなかったり、「あ、この人、気になるな」とか、「あ、今海行きたいな」って思ったらそのまま海行ったり、みたいな感じで(笑)。

吉村:(笑)楽しそうですね。

三上:動いているんですけど。そうなんです。だから人目を気にせず、「あ、緑があるな。四つ葉探しちゃおう」とかなんかこう(笑)。

吉村:(笑)いいですね。

三上:はい。そんなほのぼのとした時間も楽しく感じるこの頃なんですけども。内面から出てくるものってやっぱり大切だし、楽しいなっていうふうに感じるんですけど。

吉村:はいはい。

三上:でも、以前の私はそういうものがほどんどなかったというか、感じなかったんですが、そういうことって大切ですか(笑)。

吉村:(笑)なるほど。「大切ですか」っていう質問の答えとなると、それが三上さんにとっての喜びになっているんだったら、三上さんにとって大切なことっていうことじゃないかなと思いますよね。

三上:私自身にとっては、ね。

吉村:要は、そもそもこの世界で、何を目的にして生きてるのかっていうような話だと思うんですけど。前回お話ししたように、僕たちは肉体っていうシステムと魂っていうシステムが合わさって人間っていうのをやってるんで、喜びを感じるっていう機能みたいなものというのは、例えば脳科学的に言えば、脳内の物質が、ドーパミンが出てるのか、セロトニンが出てるのか、アドレナリンが出てるのか、みたいな話になってくるんですけど、そもそも、何でそういう物質が出てくるのか、みたいな話ですよね。それって、要はそういう物質が出てくると、肉体の状態が変化するわけですよね。だから、肉体に「今こういう状態だよ」って教えてあげることを脳内物質がやっているわけですよ。アドレナリンが出てくるってことは、「今、戦闘準備する必要があるよ。戦う準備OK?やるよー」みたいな感じの信号が出されてるっていうことだし、セロトニンが出てたら、ほわーって幸せな感じになって「今、いい状態だよ。この状態をちゃんと覚えておいてね。これを増やすことが人生で大事なことだよ」ってことを、肉体に教えてくれてるわけですよ。

三上:うんうん。

吉村:だからそれっていうのは、ただ物質が出てるからどういう反応をしてるかっていう話なんじゃなくて、何をしたときにどの物質が出てくるかってことによって、何か教えてくれてるわけですよね。「今、いい方向に向かってるよ」とか、「今、ちょっと危ないよ」とか、「そっちには進まないほうがいいよ」みたいな。それっていうのは、言ってみれば肉体が持っている危機管理能力みたいなものからきてる部分っていうのもあるわけですよね。

三上:うーん。

吉村:だから、例えばすごい高いところに行ったときに怖くなって、「わあ、やだ。ここにいるのやだ」って感じになるとかっていうのは、そこにいたら風がピューッて吹いて落ちて死ぬかもしれないってことがあるから、その状態から身を守らなきゃいけない部分なわけですよね。だけど、それとは別に、楽しいことをやってるときに「わあ、楽しい。幸せだなあ」って感じになるっていうのは、それをやったことによって、その物質が出て、それで体は楽しいし、「ああ、幸せだな」って反応をしてるってことなんで、このやってることが、「いいんだよ。正解だよ」っていうことを、何か教えてくれてるわけですよね。

三上:うーん。

吉村:それをやってるのが、魂なわけですよ、自分の。

三上:うんうん。

三上:自分の魂が喜んでるときに、セロトニンとかが出て「ああ、幸せだな」ってなるんで、「この幸せな時間を増やしたいな。自分の人生の中でこの幸せを増やすにはどうしたらいいんだろう」って考えてやることが、魂にとっては、魂がワクワクすることを増やせるというところにつながるんで、「よくやった」って言って、芸をしてくれた動物に餌をあげるってことで、「それ正解だよ。がんばってね」みたいな感じで、何かそういう、イルカに芸を教えているみたいな感じのことをやってるわけですよ、私たちの魂がね。

三上:うーん。

吉村:だから、どういう感覚が内から湧き上がってくるかっていうのは、ある意味サインなんですよね。これがいい方向に向かってるのか、やめたほうがいいのか、みたいな。でもそのサインって、結局肉体側からもくるし、魂側からもくるわけですよ。肉体は、要は生き延びることがメインの目的で生きてるから、危険を回避するっていうところに特化したシステム、そのセンサーをもっているわけですよね。

三上:そうですよね、うん。

吉村:だから、「ここ、やだな。怖いな」みたいなのが出てくると。

三上:ああ。なるほどですね。

吉村:魂の場合は、魂が喜びたいっていう目的がそもそもあるから、だから「これちょっと楽しそうだな。ワクワクするな」みたいな感じが感覚として出てくるわけですよ。それが、魂からのメッセージなんですね。

三上:ふうん。そうなんです。最近ワクワクすることが多すぎて(笑)、私自身。

吉村:だから、そこはどっちのほうからきているサインが、絶対的に正しいとか、こっちだけで生きていくのがいい、みたいな話ではなくて、やっぱりバランスが大事なんですよね。ただ、そのバランスは、要は魂のほうが主体で、肉体は、前回もお話しした、乗り手がいる、何かに乗っかられている馬みたいな感じですよね。

三上:(笑)前回のお話でね、ありましたね。

吉村:だから、馬に行き先を決めさせちゃ駄目なんですけど、でも馬が「もう死にそうです」って言ってるときはちゃんと。

三上:いたわって、ね。

吉村:いたわってあげないと、もうそこで馬が倒れちゃったら旅は終わっちゃうって話なんで、どっちのサインも大事なんだけど、じゃあどっちを優先するかとか、バランスをどういうふうにやっていくかってのを自分で決めて、バランス調節してやっていく必要があるっていうことですよね。

三上:なるほど。感じるのは、感じてそのまま動くとしても、肉体とのコミュニケーションもちゃんと確認しつつ、動いていくっていう。

吉村:そうですね。メインは本当に魂がワクワクすることに向かっていくっていう、どこに向かって旅をしてるのかってのがなくなっちゃうと、これはもう迷子になるしかないわけですよね。

三上:うんうん。

吉村:偶然たまたま正しい道に行くことも、可能性はゼロではないかもしれないけど、基本的には、「あっちに向かうぞ。なぜならあそこに行きたいところがあるから」っていうのがあるから、だからその途中に困難があったとしても、それを乗り越えてでもそこに行こうっていう。

三上:魂、エネルギー。

吉村:モチベーションの場合、そのエネルギーになって後押ししてくれるわけなんですよね。

三上:ですね。

吉村:そこが、今生きづらさを感じている人たちっていうのは、言ってみれば、どこに行きたいのかっていうのが、何かによって見えなくなっちゃっててフラフラしてるとか、本当に自分が主体である乗り手だっていう自覚がなくて、馬の意識だけで生きようとしている人たちがね。馬に行き先を決めさせたら、多分その辺で草を食んで、ふんをして、ボーッとしてずっとそこにとどまると思うんですよね。たまに群れがザーッて走ってきたら、その群れと一緒にザーッて走っていって、知らないうちに「群れと一緒に走ってきたけど、ここどこなんだろう?よくわかんないけど、草があるから食べよう」みたいな感じの生き方になっちゃうわけですよ。

三上:うーん。

吉村:実際多分そういう生き方してる人たちって結構いっぱいいるんじゃないかな。

三上:いますよね。いる中で、「何か見つけたい。でも見つからない」っていう方もね、多いと思いますよね。

吉村:だから、その場合、「ちゃんと魂が乗っかってるはずだ」と。

三上:うーん。

吉村:その魂の声にちゃんと耳を傾けようって思ったほうがいいし、「よしやるぞ。わあ、楽しい」ってやってるんだけど、何か最近どうも体があんまりいうことを聞いてくれなくなってきたんだったら、じゃあそれは馬のほうにコミュニケーションをとって、そっちに耳を傾けたほうがいいですよ、っていう話なので、その2つの意識が合わさってできているものなので、どっちのサインにもちゃんと耳を傾けて、そこのバランスをとって生きていく必要がありますよ、っていうことですよね。

三上:いやあ、そうですね。今聞きながら、片寄るんじゃなくて、ちゃんと両方から、肉体と魂とっていうのを、学びとしてはあるっていうふうに意識するだけでも変わりますもんね。

吉村:そう思いますよ。例えば、精神修養の方法って、いろいろあるじゃないですか。ヨガとか瞑想だとか、あるいは武術だったりとかっていうのも。そういうのをやるときに、その意識をもっていると、多分その修行の体系みたいなものの意味付けみたいなものもまた違って見えてくると思いますね。だから、こういう教えでこれをやっているけれど、それをただ鵜吞みにするんじゃなくて、「あ、これってもしかして魂と肉体が共存しているっていう考え方で捉えたら、こういうことなのかもしれないな」みたいな、また新たな面が見えてくると思うんですよね。

三上:今、話聞いただけでも、イメージしやすいですもん。瞑想するときとか、ヨガなんかするときに、ああ、そういうことなんだろうな、っていうイメージが今の時点で私もできるので、そういうふうな感覚で頭の隅っこに置いておくと、また変わってくると思いますので、皆さん。

吉村:そうですね。

三上:ということで、今日は「魂を感じる」でお届けしました。本日も吉村さん、ありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。

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059. 心と身体の繋がり

肉体と魂を理解する事で今までの考え方がかわるかも。
興味深いお話です。

 

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三上:皆さん、いかがお過ごしでしょうか。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と気功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、よろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:今日のテーマ、最近私もちょっと感じるんですよね。「心と身体の繋がり」でお届けしていきたいと思います。私の場合は、すごいやりたいことも、あれもしたいってパッと思った瞬間動くんですけど、最近あったのは、動きすぎたのか、脚が車から出られない状態があったんですよ。

吉村:ほう。

三上:もう、動かない状態。気持ちと身体が合ってないなあっていうふうに思ったことが、ここ最近ありましたね。

吉村:ああ、なるほど。

三上:気持ちはすごい燃えてるんですよ。いろんなこと、パッてなるんですけど、身体がね、脚がね、すごい動かないときがあって、「あ、ちょっとバランスおかしいぞ」って思ったときがあったんです。

吉村:うーん、はい。

三上:どうなんですか、吉村さん。「心と身体の繋がり」関係性はやっぱりあると思うんですけど。

吉村:はい。そうですね。これって人間の話なのか、人間以外の動物の話なのかっていうところで、若干違いが出てくる話なんですよね。

三上:気になります。

吉村:人間は、ちょっと他の動物と若干違うのは、肉体と魂っていう別々のものが結合して人間をやってるんですよ。

三上:はい。

吉村:だから人間の心っていうのは、実はその肉体が持っている心と魂が持っている心が合わさって人間の心ができてるんですね。

三上:うんうん。

吉村:だから、一個人の心の中で、肉体の意識と魂の意識、どっちの占める割合がより大きくなってるのか、とか、バランスが崩れたりする原因になったりし得るわけですよ。

三上:うーん。

吉村:例えば動物の場合、肉体と、肉体の心で動いているから、ダイレクトに繋がっているので、そこでそのバランスが崩れることは少ないわけですよ。もちろん、人間に飼われている動物とかになってくると、人間の持っている意識が侵食していくので、心の中っていうのも肉体の心だけじゃなくなってくるんですけど、人間と、要するに混ざり合っていっちゃうわけですよね。

三上:はいはい。前回、今までの話の中でも出てきましたよね。

吉村:そうですね、はい。でも、野生動物とかって、結局疲れたら動かないで隠れて寝てたりするわけじゃないですか。その時に、別に「何かやりたい」とかと思うことはなくて、その野生動物の心が思っていることは、「とりあえず生き延びたい」ぐらいだと思うんですよ。

三上:うーん。

吉村:「疲れたから今は寝て回復しよう」みたいなね。目が覚めて身体が動くようになったら、「ちょっと元気がないから何か食べ物を探そう」とか、そんなようなことを考えてるだけなので、そんなにバランスが崩れないというか、今の身体の状態そのものが心の状態なので、一致した行動しか取らないわけですよね。それがいいか悪いかっていう話になると、別に良くも悪くもなく、ただそういう習性で生きているからそれでいいんじゃない?って話にはなるんですけど。

三上:はい。

吉村:人間の場合は、肉体が主体じゃなくて、要は肉体って魂にとって乗り物であるから、魂が元気に生きていないと人間としての健全な状態ではなくなっちゃうんですね。

三上:うーん。

吉村:だから、もし肉体の意識を主体にして生きているっていうのが、正常な状態だったり理想の状態って捉えるとしたら、例えば都会とか、人がいっぱいいるところで社会を作って生きるっていうことは、野生動物にとっては結構ストレスフルな心なわけですよね。

三上:うんうん、確かに。

吉村:そうすると、ストレスがかかるから、ストレスがあまりかからないように、身体を休めて生きていこうと考えた場合にどうなるかって言ったら、引きこもりになると思うんですよ。

三上:うん、そうですね。確かに。

吉村:「別にやりたいことがあるわけじゃなくて、とりあえず生き延びたいんです」みたいな感じになったときに、住む場所があって食べ物を運んでくれる人が近くにいてってなったら、それ以上別に何もやることがないわけですよね。だから、引きこもって暮らすって話になっちゃうんですけど。ただ、人間社会の中で引きこもって暮らすっていうことは、タイムリミットがありますよね。世話してくれる人がいなくなっちゃった時点で、それは成立しなくなっちゃうわけじゃないですか。

三上:そうですね。

吉村:野生動物だったら、これは本能でプログラムされてるものがあるから、食べ物がなくなったら狩りにいって食べ物を捕ってくるみたいなことができるわけですよね、自然の摂理として。だけど、人間の肉体の心には、そんな機能はないから、教えてもらってないことは何もできないんですよ、ほとんどのことは。だから、社会を作って、その中で学習して、お互い情報交換して、それで気持ちを分かち合ったりとか、いろんなそういうのを全部やって、人間として生きていくってことは、魂が元気に生きているっていう状態にならないと、本当の人間にとっての幸せ、中長期的に見た幸せっていうのは実現しようがないって話になってくるんですね。

三上:ああ。

吉村:だから、魂の意識主体で生きていく必要があるんですけど、でもそうすると今度そっちばっかりになっちゃったときに、肉体が置いてけぼりになっちゃうと、肉体が本当は疲れてて「休みたいです」って言ってるのに、それを魂の意識のほうが「いやいや、もっとやろうよ。楽しいことあるんだから、行こう行こう」みたいな感じになっちゃうと、肉体のほうが「もうダメです。プシュー」となっちゃうっていうことが起き得るわけですよ。

三上:(笑)

吉村:だから、じゃあどういうふうなバランスでやっていくのが適切なのかって話だと思うんですよね。

三上:うんうん、気になる。

吉村:そういう時に大事なのは、肉体っていう乗り物を僕たちは使わせてもらっている存在だっていう認識を持ったほうがいいんじゃないのかなって思うんですよね。

三上:ああ。

吉村:だから車とかバイクだと、とりあえずエンジンふかせば前出るよね、みたいな感じで。機械だから言うこと全部聞くし、みたいな感じなんですけど、要は、この乗り物って心を持っているんですよ、他の動物と同じように。

三上:うんうん。

吉村:だから僕がよく使う例えだと、馬に乗って旅していると考えたほうがいいんじゃないかなと思うんですよ。馬って乗り物だけど生き物だし、馬の心を持っているわけですよね。

三上:うーん。

吉村:だから、馬に乗って旅をするときには、馬を車やバイクと同等に扱っちゃ駄目なんですよ。馬と仲良くならないといけないわけじゃないですか。かわいがってあげるっていうのかな。だけど、手綱は自分が持って、その馬に指示を出す。どこに行くかって馬は決められないから、こっちがちゃんとどっちに向かうのかって指示を出すんだけれど、ちゃんと馬のこといたわってあげるっていうことをしないといけないわけですよね。ちゃんと健康管理もある程度してあげないといけないし、要するに、その馬に嫌われちゃったら多分ふるい落とされて、馬はどこかへ行っちゃうんですよ。

三上:なるほど。

吉村:だから、馬も大事にしてあげて、馬が乗り手のことを好きになってくれたら、多少の無理もしてくれるんですよ、馬は。●いいことだから。だけど無理させすぎると、生き物だからプシューってなって、「もうダメです。バタン」ってなっちゃうんですよね。

三上:じゃあ私は無理をさせすぎたんですね、ちょっと(笑)。

吉村:ちょっと大事にしてあげて。だから、馬とちゃんと会話をするってことをしたほうがいいって話なんですよ。

三上:そっか、魂ばっかり追いかけて、魂のままに。はあ。今話を聞きながら、「そうですよね。そうだね」と思いながら聞いてました。身体をちゃんといたわって、そこもちょっとコミュニケーションを取りつつね、そこの部分ね。

吉村:そういうことですね。

三上:なるほどですね。逆もあるんですか?肉体が動いて、逆に魂の域はちっちゃいとかっていうのもあるんですか。

吉村:それはありますよ。そういう状態になっている人っていうのは、何かブロックとかがあって魂があんまり目覚めていない状態で、肉体の意識で基本的に生きているっていう感じだと、野生動物に近い感じになるわけですよね。

三上:うーん。

吉村:だから、弱肉強食の世界で生きてます、みたいな感じになっちゃうわけですよね。自分がサバイバルすることだけが目的みたいな状態に近づいちゃうわけですね。そうすると、社会の中で普通に生きていくことがだんだん難しくなっちゃいますよね。だから、ちっちゃい子供たちなんかは、かなりそれに近い状態なわけですよ。だから好き勝手なことだけやって、だけどできることに限りがあるっていうのは身体もちっちゃかったりするから、「まあかわいいよね」みたいな、なんか動物を飼っているのと同じような感覚で周りの人は見られるわけですよ。でも、その子たちにちゃんと愛情かけて、しっかりコミュニケーションを試みる、分かってくれないかもしれないけど、コミュニケーションを取っていくと、それによって、その子たちは知性がだんだん発達していく中で魂がだんだん目覚めていって、意識の中で魂の意識が占める割合が上がっているわけですよね。そうすると、ちゃんと周りと調和して協力し合って、愛と感謝のエネルギーを循環させることで、社会の中で生きていくってことができる人に育っていくわけですけど、そこで親からのネグレクトとかDVとかあったりすると、その魂の意識が目覚めていくプロセスがうまく働かないと、野生動物みたいな意識のまま大人になっちゃったりすると、身体は大きくなって力は強くなるし、知能もある程度発達してくると、いろいろと話術とかも身につけるようになった中で、意識は野生動物みたいな、要はサバイバルと自分の欲求を満たすことだけが人生の目的みたいな感じになって、そのまま大きくなっちゃうと、犯罪者予備軍みたいな感じになってしまうわけじゃないですか。

三上:うーん。なるほどですね。いやあ、改めて「心と身体の繋がり」というテーマで今日はお送りしてるんですけど、ちゃんと肉体と、生き物として向き合っていこうと思いました(笑)。

吉村:生き物だけど、ちゃんと手綱をつかんでるのは自分で、魂のほうの自分だっていう意識が多分いいバランスなんですよね。

三上:そこを全然考えてなかったですね、私は。はい(笑)。

吉村:そうそう。学校とかでは習わないんでね(笑)。

三上:習わないんでね。そうなんですよ。毎回吉村さんとこうやってテーマを取り上げてお話させていただいてるんですけど、本当に私自身学ぶことが多くて、すごいポジティブな気持ちに毎回させていただいております。きっとリスナーの皆さんもそういう方がたくさんいると思いますので、ぜひ感想とか、取り上げていただきたいテーマ、何でもかまいませんので、ぜひリンクのほうから皆さんからのメッセージもお待ちしております。吉村さん、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。

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058.自信を持つには

自分に自信を持って楽しい日々を送るには?
自分に自信をつけるにはどうしたらいいのかお話伺いました。

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三上:こころメンテナンス。本日も元気にお届けします。アシスタントは三上恵と、気功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、よろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい。さあ、前回のテーマ「嫉妬心」でお届けしましたけども、引き続きそれにつながってくるかと思います。今回は「自信を持つには」というテーマでお届けしていきたいと思います。

吉村:はい。

三上:「自信を持つには」。以前の私からはちょっと考えられない言葉ですけども、今は徐々に自信を持ち始めていて、楽しい日々が年々増えていってる気がする三上でございますが(笑)。

吉村:ああ、素晴らしいですね。

三上:でも、自信を持つにはって、もちろん持っている方もたくさんいらっしゃると思うんですけども、やっぱり何かきっかけとか、どうなんですかね。一般的に自信を持っている方が多いんでしょうか。よくわからないですけど(笑)。

吉村:ああ。自信がなくて困っているって人たちはね、もちろん僕、そういう相談を受ける仕事を長年やってきてるので、やっぱりそこで困っているって人たちからの相談は多いので、そういう意味では、問題を抱えているっていうか、生きづらさを抱えている人たちの多くは自信が持てなくて困っている人たちって結構いるだろうな、とは思いますね。

三上:うーん。そうですよね。

吉村:それが世間的には、平均で考えたらどうなのかっていうのはちょっと何とも言えないんですけど。

三上:そうですよね。今話しながら、「一般的にどうなんだろう」って思いながら…。そうですよね。相談される方はやっぱりネガティブな部分があったり、自分に何か足りないものがあったりっていう部分では、自信がまだ持ててない方が多いと思うんですけども。例えば、自信を持つきっかけとか、探し方とかってあるんですかね、吉村さん。

吉村:ああ。自信がない状態っていうのも、多分細かく分類して考えると、決して1つではないと思うんですね。自信がないっていうひとつの言葉でくくられちゃっているんですけど、例えば、長年何か1つのことをずっとやり続けたことで、熟練度が上がって、その人が自信を持っているって状態になりましたっていう、それを指して「自信を持っている」っていうふうに捉えると、例えば、何か始めたばっかりとか、これから始めるっていう人が、自信を持てるわけがないですよね。それって、結局今までの過去の積み重ねでできている自信だから、それがない人が、例えば実績を出したことがないとかって人が自信を持ちようがない話になっちゃうわけですよ。

三上:うーん。

吉村:だから、それを求めているんだとしたら、そこはまずは自信がなくてもいいからやり続けて、経験とか実績を積み上げていくしかないですよねって話になるわけですよね。でも、同時に、根拠のない自信を持っている人たちっていうのもいるわけですよ。「やったこともないんだけど多分大丈夫だと思うよ」みたいな感じのね。

三上:いらっしゃいますよね。

吉村:いますよね。それって、その状態っていうのも、「まあ、大丈夫じゃない?」って軽く考えられているっていうような、そのことで物事をあまり深刻に考えない傾向の人っていうふうに捉えることもできますよね。

三上:うーん。

吉村:実際、物事を深刻に捉えるか、深刻に捉えないかっていうのは、その人のパフォーマンスにすごく大きく響くわけですよ。

三上:そうですよね。

吉村:物事を深刻に捉える人っていうのは、パフォーマンスが下がるんですね。だから、そういう意味では、一生懸命準備して、練習してやっても、まだできる気がしないってなっちゃうから、そうなると、もうキリがないんですよね。だから、自信がついてからやろうと思っても、あなたが求めている自信は今ここで手に入れることは不可能ですよって話になっちゃうんですよ。ということは、深刻に捉える傾向を作り出しているものっていうのをなくしていくことで、深刻に捉えなくなれば、「まあ、よくわかんないけど、これだけ練習したんだし、何とかなるんじゃない?」みたいな感じの気持ちになれるわけですよね。それが、周りの人から見たら、「根拠のない自信がある感じがするよね」って見えるわけですよね。

三上:なるほどですね。ああ、わかりやすい。例えば、ステージに立つときに、プレゼンでステージに立ってくださいって言われたときに、いろいろ練習して、いろいろ考えすぎて、パフォーマンスが下がるとか。「どうにかなるだろう」って言ってやる方とかね。ありますよね。

吉村:でも、それとまた別に、今度は大した準備もしていないのに、「大丈夫、できるできる」とかって言って、やったら全然駄目だった。

三上:なんて人もいますね(笑)。

吉村:いますよね(笑)。そうすると、それを「自信のある状態」って呼べなくもないけど、それって実際はその人のいいパフォーマンスを発揮するっていうことで言えば、あまりいい状態ではないじゃないですか。

三上:そうですね(笑)。

吉村:それって、多分自分を過信するような心理状態になっているとか、あるいは、ちゃんと現状を把握できていないから、自分がこれをやる準備ができているかどうかっていうのをわかってないから、そこで危機感がないみたいなことで「できますよ」って言っている。それって現実が見えていないからなわけですよね。そうすると、現実が見えてない状態のほうを何とかしなきゃいけないって話になってくるし、だから一概に自信があるかないかみたいな、その一言で片づけられない、実はちょっと細かい、何が起きているのかっていうところを見ていくと、実はちょっと違いがあったりするわけですよ。

三上:なるほどですね。自信を持つのが全てがいいわけではないってことですかね。

吉村:そうですね。自信を持つか持たないかって、ひとつの言葉で片づけちゃうと、そういう話になっちゃうんですよね。だから、理想的な状態って何かって言ったら、要はちゃんと目的がはっきりしている状態で、それに向けての努力や準備ができていて、なおかつ、そのことを深刻に捉えていないっていう状態の人が高いバフォーマンスを発揮できるし、高いパフォーマンスを発揮して、そのことに取り組んでいけば、おのずと実績とか経験が積み上がっていくから、それを例えば、10年20年続けていったら、もうこれだけ続けてきているし、自分はこれはもう、それこそ鼻歌を歌いながらでもできるレベルくらいになっているな、みたいな感じになると、それが今度はその積み上げてきたものに対しての自信があるっていう状態になるわけですよね。

三上:なるほどですね。パッと聞く感じだと、私のイメージしていた「自信を持つ」っていう内容と、今吉村さんからお話を聞いた内容で、「あ、自信を持つっていうイメージというか、深いな」っていうふうに思いました。

吉村:そう。だから、前回の嫉妬の話とも共通しているんですけど、自己受容がちゃんとできている人っていうのは、自分の中の満たされていない、足りないものを埋めるために空回りして努力している状態ではなくなるので、深刻に捉えなくなってくるわけですよね。なおかつ、現状をちゃんと把握できているから、それに向けての準備や努力っていうのも怠らずにやれるわけですよ。これがその、自分の中の満たされないものを何かによって埋めていこうっていうような心持ちでやっている人、だから自己受容ができていないから、それを何かで埋めなきゃっていうので、努力している人っていうのは、要は人からどう見られるかっていうところを先に何とかしようとするから、虚勢を張って頑張るわけですよね。その頑張りって結構空回りにつながるので、そうすると、本人はすごい必死に頑張っているんだけど、周りの人からは「あいつ、ずいぶん自信満々だよな。態度がデカイな」とか、「どれだけ自分好きなんだよ、あいつは」っていう見られ方をされるわけですよね。でも、本人の内側では全然そんなことはないから、すごい頑張って、自分を奮い立たせて努力しているんだけど、それでうまくいくことももちろんあるんですけど、多分自分の中で満たされてないと、それでうまくいったことに対してもあんまり自分を評価できないから、「まだまだ駄目だ、頑張んなきゃ」って思うので、またさらに一生懸命頑張って空回りしている様子が周りから見たら「あいつ、自信ありげだなあ」って見えてくるわけですよね。それが耳に入ると、「そんな自分を過大評価しちゃ駄目だ。もっと自分は駄目だっていう前提で努力しなきゃ」っていう、さらに。

三上:またさらに。ああ。

吉村:そうそう。自己評価が下がっちゃって、なおかつもっと頑張らなきゃってなるから、パフォーマンスはじりじりと下がっていくんだけど、一生懸命頑張んなきゃ、頑張んなきゃってみたいな状態で悪循環の中でやっていかなきゃいけなくなるわけですよね。若い頃の僕はまさにそんな感じだったので、そうすると多分周りの人たちから見たら、例えば、年上の先輩方から見たら、「生意気な感じの、自信満々な、いけすかないやつ」って見えていたでしょうし、同期の仲間とかからは、「ちょっと怖いやつだな」って見られていたんじゃないかなっていうような。実際そういう証言をもらっているんでね。

三上:ああ。いやあ、今の吉村さんからは想像がつきませんが、そんな時代もあったんですね(笑)。

吉村:そうなんですよ。

三上:時間が経って、「ああだったんだろうな」って感じることってやっぱりありますよね。

吉村:ありますね。

三上:いやあ、今日聴いているリスナーの皆さんも、ちょっと何かのきっかけ、春になって新生活もスタートして、だいぶ落ち着いている頃だと思うんですが、環境に慣れてきた頃だと思うんですけど、今聴いてる時期的には。なので、これから仕事にあたっても何かヒントになる内容だったのかな、とも思いますので。人間関係とかね。

吉村:そうですね。まずはありのままの自分を受け入れて、ここからどうしていこうかっていうふうに、自分をどう成長させていこうか、とかって考えたほうが、「今自信つけてやるぞ」とかっていうところで頑張ろうとするよりも、多分コツコツと積み上げていきやすくなるんじゃないかなと思いますよね。

三上:長期で考えてもいいかもしれませんね、長期でね。

吉村:そうですね。

三上:ということで、今日は「自信を持つには」というテーマでお届けしました。吉村さん、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。

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057. 嫉妬心

人は何故嫉妬するの?
嫉妬心との上手な向き合い方は?

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三上:皆さん、こんにちは。こころメンテナンス。本日のアシスタント三上恵と、気功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:さあ、今日のテーマは「嫉妬心」を取り上げていこうと思います。私自身も、そういうつもりではないけれども、いつの間にか、例えば、きれいな人に対してとか、ライバル意識があったりとか、どこかしらある部分もあるんだろうなって思う時がたまにあります。そういうつもりじゃなくても、きっと。どうですか、嫉妬心というものはやはりいけないことなんでしょうか。直球の質問ですけど(笑)。

吉村:ああ。いけないかどうかみたいな話になったから、別に嫉妬心というものを持っているだけで誰かに迷惑がかかるとかってわけではないから、別にいけないってことはないんじゃないかなって話にはなっちゃうと思うんですけど。ただ、感情じゃないですか、嫉妬心って。その感情が否定の要素を含んでいる感情なので、妬みの要素みたいなものが入っていたりとかするわけですよね。そうすると、否定的なエネルギーというのは、身体にとっては毒なんですよ。

三上:うーん。そうですね、ネガティブな。

吉村:そうそう。怒りだったりとか憤りみたいな感情と同じように、嫉妬心っていう感情もネガティブな波動のエネルギーを持っているから、それが身体に溜まっていくと、体調が悪くなったりする原因にもなるし、メンタルが、気分が落ちちゃったりというようなことにもつながりやすいわけですよね。

三上:うーん。例えば、この嫉妬心をなくすっていうのはあれですけど、柔らかくするというか、そういうふうにもっていくにはどうしたら、やっぱりクリアリングとか。

吉村:クリアリング。まあ、そういう話にはなるんですけど、その嫉妬心がどこから来ているのかっていうところをちゃんと見極めて、クリアリングするにしても、気持ちを切り替えるためのテクニック的なものを使うにしても、ただ嫉妬心っていうのを取り扱うだけじゃなくて、その嫉妬心のベースになっている別の、例えば考え方の癖だったりとか感情だったりとかを取り扱う必要がある場合が結構多いかなとは思いますね。例えば、自己受容ができていないとか、セルフイメージが低いことで他者と比べて上になろうとしてる人とかだと、みんなが本当に競争しているような世界の中で生きているわけですよ、そういう方たちは。自分より前に行っている人がいたら、「ああ、あの人さえいなければ私はそのポジションにいられたのに」みたいな感じになっちゃうから、そうすると、まずはセルフイメージを上げるとか、自分を受け入れることができるようにするための何かをする必要があるわけですよね。そういう場合、そこをクリアリングを使ってやっていくのか、他の心理テクニックだったり、アメーションでやっていくのかとか、瞑想でやっていくのかとか、その方法論はいろいろあると思うんですけど。

三上:うん。なるほどですね。いや、私自身一番パッて思い浮かぶのは、姉に対する、二人姉妹なので、どこかしら喜びもある分、やっぱり常に比べられる、姉妹だと。っていうのは、多分きっと昔は、今思えばすごい嫉妬心があったんだろうなあ。親にも「私。姉じゃなくて私も見て」みたいな。っていうのは、すごいあったんだろうなっていうふうに、今思えば。その時は分かってないんですけど。

吉村:そうですね。だから、例えば、親御さんが子供たちを比べるみたいなことをして、「こっちは優秀、こっちは駄目だ」みたいなジャッジをしたとしたら、そこで、駄目だってジャッジをされたほうの子は傷付くわけですよ。そうすると、傷付きたくないから、自分で防御するためにバリアを張るみたいなことをするので、それがトラウマって形で残ったりするわけですよね。なので、そのトラウマが原因で嫉妬心がなかなか手放せないっていうことだったら、今度はそのトラウマをどう癒していくかって話になってきますし。

三上:なるほどですね。実際どうですか。こういう相談は多いですか。

吉村:そうですね。ご本人がそれを自覚されてない場合も多いので、それをリーディングして、「ああ、こういうことに嫉妬心があるみたいですね。じゃあ、ここをクリアリングしていきましょう」みたいな話になることが多いですね。だから、嫉妬心を持っているがために他のところに問題が派生していっちゃうことが起きたりするわけですよ。結局、変な空回りするようになったりするわけですよね。戦いや競争の中で生きているって思い込んでいるから、別にそこで戦わなくていいところで戦いの姿勢で生きるとか、振る舞うってことをしちゃうから、それってかなり本人にとっては無駄な負荷とか、エネルギーを無駄に使っちゃってる原因になるし、その様子が、周りの人たちから見たらちょっと痛々しかったりとか、それこそ「めんどくさいな、この人」みたいな感じで受け取られてしまう可能性も出てくるので、人間関係の問題にも派生していくわけですよね。だから、嫉妬心自体を持っていること自体がどうこうってことよりも、それを持っているがために何が起こるかっていうことに問題があるから、あまりないほうがいいですよねって話になるわけですよね。

三上:深いなあ、吉村さん(笑)。話を聞きながら「ああ、確かにな」と思って。それに応えようっていうか、負けたくないっていう気持ちで常に前進、いろいろ動いて、結局自分が疲れているけど足りなくて、とかね。

吉村:例えば、恋愛関係における嫉妬心みたいな話になってくると、これもそういう恋愛ものの小説とか漫画とか見ていると、嫉妬心があることが相手を好きであることの証だ、みたいな扱い方されたりしますけど、あれもどうかなと思いますよ。結局、それって相手を所有しようとしているから、取られるってことに対してネガティブな反応が起きているので嫉妬心が起きているわけじゃないですか。でも、人を所有することなんて、そもそもできないですよね。だけど、人を所有しようとしているっていうのは、要は自分の中に満たされてない部分があって、これを自分で満たすことができないから、他の人で満たそうとしているので、その相手を所有しようっていうロジックがつながっているんですよ。本人はそのことは意識していない可能性が高いですけど。だから、それで嫉妬心みたいな、やきもちをやくみたいな話になるので、そこら辺も全部含めて、1つの嫉妬って言葉でくくられているけど、結構いろんな要素が含まれていたりするわけですよね。

三上:確かになあ。たまに嫉妬されるとうれしいなって自分がいるなって(笑)。

吉村:(笑)

三上:ドスッと今話がきましたけど。

吉村:嫉妬されてるっていうことは、その相手の気持ちを自分が所有してるみたいな感じに思っているってことじゃないですか。

三上:そうそう。「ちょっとつかんだよ。ちょっとつかんだぞ、私」みたいなね。

吉村:だから、お互いに支配し合おうとしている人たちがせめぎ合っているみたいな。これを恋愛の醍醐味にしちゃったら苦しいだろうなって思いますよ。

三上:そうですよね。本来好きであれば、その人が少しでも幸せだったら、そこを願うべきですものね。

吉村:そうですね。だから、波長が合う人同士だったら、お互いの幸せをお互いに協力し合って、でもそれは別に相手を幸せにするんじゃなくて、幸せになるのはそれぞれの責任で幸せになるけど、そこの手伝いをお互いにしますよって関係性だったら多分いい感じで続いていくと思うんですよね。

三上:今聞いて、今恋愛中の方とか、改めてちょっと見直すことも多いかと思います。私の周りにも、自分も含めて(笑)。今日はいいテーマだった気がします、本当に。私にとっても、吉村さん。

吉村:よかったです(笑)。

三上:ということで、今日は「嫉妬心」でお届けしましたけども、こんな感じで逆にリスナーさんの皆さんから「こういうテーマを取り上げてほしい」とか、いろいろ送っていただいて、私たちも、ポッドキャストの中でいろいろ広げてテーマを扱っていきたいと思ってますので、ぜひリンクからメッセージも、感想なども添えていただきたいと思います。吉村さん、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。

056.歳を重ねる事

歳を重ねてもキラキラした人って周りにいませんか?
吉村さんの今に至るまでのお話も踏まえ、人生の経験、学びがあるからこそ今が楽しい!そんなお話です。

 

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三上:皆さん、いかがお過ごしでしょうか。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、気功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、よろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:さあ、吉村さん。急な質問ですが、楽しんでますか。毎日楽しんでますか(笑)。

吉村:はい。おかげさまで楽しく過ごさせていただいてます。

三上:私も、歳を重ねるたびに、だんだん楽しさが増してきているんですけども。

吉村:ああ、いいですね。

三上:今日は、テーマ「歳を重ねること」を取り上げて話をしていきたいと思います。以前の私は29と30の節目が一番怖かったです。

吉村:ああ、そんな話よく聞きますね。

三上:本当ですか。「このままで私、人生いいのか?」っていう、すごい考えた時期があって、それからガラッと変わった気がします。

吉村:へえ。そうなんですね。

三上:人生観を考えてからなんですけど。今は本当にやりたいことが多すぎて、もうちょっと時間が欲しいくらいなんですけど。歳を重ねるたびに楽しくはなってきているんですが、一方、やっぱり歳を重ねる不安感を持っている方も多いと思うんですが、吉村さんご自身はどうですか、歳を重ねてみて。

吉村:そうですね。僕は元々そんなに年を取るっていうことに対して、年齢で区切って「このぐらいのときにこうなっておかなきゃ」みたいなのってそんなになかったので、逆に、ぼんやりしているうちに年齢を重ねていっちゃって、後になってから「あれ、これじゃまずいぞ」みたいな感じになって、在り方を改めていったって感じがあるんですよね。

三上:なるほどですね。改める何かきっかけがあったんですか。

吉村:そうですね。母が病気で亡くなってしまったとか、あとはその後1回目の結婚があって子供たちが生まれて、みたいなときに、娘たちが生まれたときは34歳くらいだったのかな。それまで役者をやってたわけですけど。僕、大学途中でうつになっちゃったりした関係で卒業がだいぶ遅れちゃったんですよ。アメリカの大学を卒業して日本に帰ってきたときに、もう既に26歳だったんですよね。

三上:あ、そうなんですね。

吉村:そこから、短期間ですけど就職したりしながら、お芝居の勉強を続けていて、28歳のときに俳優養成所に入ったので、本当に俳優養成所は若い子が多いわけですよ。高校卒業してすぐ入る子とかも中にはいるぐらいだから。そうすると、18歳の子たちと比べたら10歳年上で、クラスの中でだいぶ年齢上で入った感じで、そこから養成所を卒業して劇団立ち上げてみたいな感じでやったので、お芝居している人たちの中ではスタートがすごい遅いところでやってたわけですよ。周りはみんな若い子ばっかりの中で、僕も結構若い頃にアメリカに行っちゃって日本の文化とかにもあんまり触れてない状態でボンッとこっちに帰ってきているから、同じ年代の人って、”同年代あるある”みたいなので盛り上がるみたいなところで。

三上:うーん、ありますあります。

吉村:関係性を作るっていうのがあるけど、そもそも、元々僕はそれがない状態なわけですよね。同年代の人が多感な時期に日本でどんなことをしてきたのか、高校時代どんなだったのか、どんなテレビ見ていたのかとか、何も知らない状態だから、そうすると、まっさらな状態でコミュニケーションを取るので、あんまり年齢のことを考えずに生きていられるんですよね。

三上:うーん、なるほど。へー。

吉村:だから、そのまま若い子たちと同じ感覚でずっと劇団をやって、例えば公演のあった日は翌朝までずっとファミレスで語り合ったりとか。

三上:(笑)楽しそう。

吉村:(笑)楽しかったですけどね。そういう青春みたいなことを、結構年いってからやってたわけですよ。30過ぎたときも、あんまりよく考えてなかったですよね。僕の養成所の先輩とかは、「30過ぎると時間が進むのが一気に早くなるぞ」とかって言ってたんですけど、その時もあまり実感がなくて、「へー、そんなもんなのかなあ。知らないけど」みたいな感じで思っていたんですけど。だから、そんな感じだったので、気が付いたらどんどん年齢が増えていってるわけですよ。「この劇団でいつかビッグになってやるぜ」みたいなことを思ってたんですけど、ビッグにならないまま34歳になっちゃったわけですよね。「あれあれ?」みたいなね、そんな感じで。しかも子供まで生まれちゃってってなったときに、「これでいいのかな?」みたいな感じにやっぱりなるわけですよね。

三上:そうですよね。守るものがまた増えるとね。

吉村:そうなんですよ。だから、その頃僕は本当にアルバイトをして、安い時給で働いて、もらったバイト料はほぼお芝居の経費で消えて、みたいな感じで(笑)、その日暮らしみたいな感じだったわけですよね。

三上:はい。

吉村:だから、母がまだ生きていて障害年金をもらっていたりとか、祖父母の遺産があって一軒家があって、とかっていうので、かろうじて生きていたんですけど、母が亡くなってしまって、それがなくなっちゃって、家に残っているお金を自分で管理しなきゃいけないってなったら、「あれ?今の生活してたら、これ全部なくなって終わるぞ」みたいなね。その頃はまだ子供は生まれてなかったですけど。でも、これはまずいと思ったので、手に職をつけなきゃって思って、それで母みたいな人がここまでひどい状態になる前になんとか手を差し伸べられるような職業はないだろうかって思って、その当時は心理カウンセリングかなと思ってカウンセリングの勉強を始めてってところから今に至るわけですけど。だから、だいぶ時間がたってから怒涛のように「やばい。このままじゃ駄目だ」みたいな(笑)。

三上:いやあ、まさしく私もそのタイプですね(笑)。

吉村:なるほどですね。

三上:30くらいから「やばいやばい、どうしよどうしよ」みたいな(笑)。

吉村:はいはい。今、そういう年相応と言えるかどうか分からないですけど、何とかちゃんと家族を養って生きていけてるし、自分で満足な感じにはなっているんで、とはいえ、全然完成形とかも持ってないから、これから先どんどんまだまだ自分自身を成長させて発展させていくみたいなところで、未来に対して希望を持ちながら、コツコツと努力しながら進んでいるみたいな、そんな状態なので、とても日々楽しく充実した時間を過ごさせてもらってますね。

三上:ああ。それが出ていますよね。今、音声しか皆さんに伝わってないんですけど、いつも私たちは画面越しでお話ししますけど、すごいいい雰囲気がやっぱり毎回見るたびに、こちらまで元気になってます(笑)。

吉村:ああ、よかったです。ありがとうございます。

三上:こういうふうに、吉村さんみたいにいい雰囲気を醸し出している方と、歳を重ねるたびにネガティブになっていく方も多いと思うんですよ。そういうネガティブな方、私はそうじゃないんですけど周りに多いので、歳を重ねて「もうママだし」っていう方が少しでも、そこでジャッジしているところもあるので、自分自身がやっぱり楽しいと、歳を重ねてもその経験も踏まえて増してくるじゃないですか。一人でも多くの人が歳を重ねてもキラキラしていてほしいなって私的にはすごい思うんですけども。そのネガティブな方に対して、少しでも前進というか、楽しみを見つけてもらうには、どういうきっかけとかつくったらいいですかね。

吉村:多分、歳を重ねることに対してネガティブに捉えている人たちって、「べき」とか「ねばならない」が何らかのところにたくさんありすぎることが問題なんだと思うんですよね。だから、例えば「女性の価値は若いこと」みたいな話だったりとか、「裕福な男性と、社会的にステータスが高い男性と結婚することが人生の幸せ」みたいな感じになっちゃってると、それを手に入れるためには、何歳くらいまでの間にそういう人と出会って見染めてもらってなんちゃらかんちゃらっていうのがあったときに、ある程度そこで自分が考えていたリミットの年齢を超えちゃうと、もう絶望みたいな感じに多分なってしまうんだと思うんですよ。それでも何とか少しでもステータスの高い相手と結婚するためにはどうしたらいいのかみたいなことに、頭を悩ませるみたいなことが起きちゃうと思うんですよね。でも実際、何が幸せかって、別にこの型にはまったら幸せみたいな話ではないんですよね。どの段階にいても、今この状態から得られる幸せっていうふうに考えたら、別にいろいろあるんですよ。

三上:うーん。そうですね。

吉村:だけど、多分そこに目がいってなくて、「こうでなければ幸せになれない」みたいな、「こうじゃなきゃ駄目」っていうことは、それ以外のことを全部否定しているって話になるわけですよね。だから、否定のエネルギーでいっぱいだから、とてもしんどい状態だし、結局他にもっと楽しいこととか幸せなこととか、見つけようと思えばいくらでも見つかるはずなのに、一切そこに目がいかなくて、「これしかないのである」ってやってるから、「それが手に入らない。大変。私、不幸」みたいな。「何歳までにはこうしとかなきゃ。ああ、過ぎちゃった。ああ、もう駄目だ」みたいなことが起きているんだと思うんですよね。

三上:そうですよね。身近な、本当にささいなものから楽しみというか幸せを見つけていくのがいいかもしれないですね。

吉村:そうですね。だから、また前回の話の続きみたいになっちゃいますけど、やっぱり身近な、当たり前だと思っていることに対して感謝の気持ちを持てるかどうかってところだけでもだいぶ変わってくると思うんですよね。

三上:うーん。そうですね。

吉村:「今この状態、こんなに幸せじゃん。ありがとう」ってなったら、僕なんかだと男性だから、「絶世の美女と一緒になって、みんなが羨ましがるような、ステータスの高い男性になる」みたいなのが人生の幸せであるって考えてたら、「ああ、もう結婚もしちゃってるし、子育てして、やや体重が増え始めているおじさんになってる自分はもう駄目だ」みたいな話になりかねないですけど、別にそんなところに僕の幸せがあるわけじゃなくて、今ここで、僕の家族と穏やかに暮らせていて、ポッドキャストとかユーチューブを通して、皆さんに「幸せになるって、こんなに選択肢がいっぱいあるんですよ」っていうことをお伝えしているっていう、これがもうだいぶ僕にとっては幸せな、充実している時間なわけですよね。

三上:うーん。そうですね。聴いている方で、歳を重ねてネガティブな感情がある方はやっぱり自分の身近なものに感謝することっていうのが、先に大切になってくるかもしれないですね。

吉村:そうですね。あと、悪いことって、思っていることとかにも、ちょっと見方を変えると感謝できることもあるわけですよ。だから、それこそ僕は離婚歴があるわけですけど、前の奥さんとの間の子供たちを育てているので、前の奥さんっていうのが、その人がどういうことをしてきたかって話したら相当ハチャメチャな話になるので、結構苦労しましたねって話にもなると思うんですけど、でも、その人と結婚したから今自分の娘たちと幸せな時間を過ごせていると考えたら、別にそれって黒歴史とかではないんですよね。僕もいろいろ未熟だったから、人間性があまり合わない人と結婚してしまったっていうのはあるんだけど、でもそれがあったおかげで、今の幸せな時間が手に入っているから、だからあのことはあのことでありがたいなって感じなんですよね。

三上:そうですね。

吉村:今のいろいろ知ってる自分だったら、あの人を選ばないわけだけど、よく分かっていない、精神的にまだ子供だった僕だったから、あの人と結婚して大変な時期を乗り越えるっていうことができたわけですよね。そのおかげで、今この幸せがあるからって考えたら、「あの時の未熟だった自分、ありがとう」って。

三上:(笑)わかる。その気持ち、分かります。うーん、分かります。あの時があったから、今がある。幸せですもんね。

吉村:(笑)そうなんですよ。だから、その頃と比べたらだいぶいろいろと、僕もいろんなことが分かってきて、もっと穏やかに暮らすにはどういうふうにしたらいいって知恵がついたので、それを実践できているわけですけど。

三上:人生の経験も、重ねるたびにいろんなことを知れて楽しいですよね。

吉村:そうですね。

三上:周りの皆さんも、そういうふうに感じていただければうれしいです。

吉村:そうですね。

三上:吉村さん、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。

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055.すべての依存が悪いのか?

地球、空気、自然、当たり前に感じるけどそれがなければ生きていけない、感謝を持つ心を大切にしたいお話です。

 

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三上:こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、気功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、よろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:前回「依存」をテーマにお届けしたんですけど、引き続き今回も「依存」を取り上げてお話を進めていこうと思うんですが、実は依存は、全てのことが悪いわけではないようですね。

吉村:そうなんですよね。なので、今回はちょっと「すべての依存が悪いのか?」っていうことでお話ししようと思うんですけど、結論から言うと、すべての依存が別に悪いわけではないんですよね。

三上:やっぱり依存っていうと、悪いイメージが、どうしても私は個人的にあるんですけど、そうではないんですね。

吉村:そうなんですよね。というのは、普段あんまり僕らは意識してないことが多いかもしれないんですけど、僕たちが生活していく中で、「これがなかったら生きていけないよね」っていうようなものって、実はたくさんありまして、その筆頭としては、地球ですよね。僕たち、この地球の環境にだいぶ依存して生きているし、空気にも依存してますよね。空気とか水とかなかったら死んじゃうじゃないですか。あと、食べ物から栄養を摂取しているってことは、その食べ物にもだいぶ依存しているし、要はこれがないと生きていけないっていうものって、実は思いの外いろいろあるわけですよ。

三上:そうですね。考えてみればね。既に当たり前かのように。そうですよね。

吉村:そうなんですよね。だから、そこは当たり前って思っちゃってるから、あんまりそのありがたみが分からなくなっていて、結構軽はずみに自然を破壊するみたいなことを、僕らはやってるわけですけど、でも実際は自然がなかったら死んじゃうわけじゃないですか。

三上:うーん。確かにそうですね。

吉村:そうそう。だから、じゃあその依存している対象とどういう関係性で生きていくのが良いのかっていう話になってくると思うんですけど、それは感謝なんですよね。だから、依存している対象に対して、どれだけちゃんと感謝して、その感謝を何らかのかたち、エネルギーで返せているかというところが、一方的にただ依存するだけみたいなことではなくて、じゃあ自然に生かされているんだから、自然に感謝してちゃんと自然を守る、自然と調和する生き方をしていこう、みたいなことができれば、僕らは快適に生きていくことがもっとできるんじゃないかなって思うんですけど、でもその感謝を忘れちゃってるから、この自然がどんどん破壊されていってるわけですよね。

三上:そうですね。ここにいるのが当たり前であって、私、沖縄にいるじゃないですか。本当に悲しいのが、海はきれいなのにその周りはごみだらけなんですよ、実際は。
吉村:なるほどねえ。はいはい。

三上:当たり前すぎて、でも実際、本当に感謝の気持ちがあるんだったら、ごみなんて捨てないですもんね。

吉村:そういうことですね。だから、前回のお話にも出てきた、例えば、親子で支配したりされたりとか、共依存みたいな関係になってるっていう話も、実際には、ちっちゃい赤ちゃんのときには、親に依存しないと生きていけないわけじゃないですか。食べ物をもらったりとか、安全を提供してもらう、みたいなことっていうのは、だからそれは結局依存してるってことだし、言ってみれば、親になるっていうことで、結構子育てをすることで、学ばせてもらうこととかもすごいあったわけですよ、僕なんかは。だから、大人になりきれていない感じの人だった僕が、子育てをすることで、大人になることができたっていうことは、すごいその子供たちに、実は見えにくいところでお世話になっているわけですよね。

三上:確かにありますね。

吉村:それって、子供たちがいなかったら、気付けなかったことってすごいいっぱいあるから。ということは、これって要は子供たちがいてくれたおかげで手に入っているってことは、その部分に関しては、ある意味それを手に入れるためには子供たちに依存していたって構図ができるわけですよね。そうすると、いなかったら手に入ってなかったけど、いたから手に入ってるってことは、僕一人ではできなかったことが、子供たちという存在がいたことで手に入っているってことなので、そうすると、僕も子供たちに感謝しているし、子供たちも、赤ちゃんのときはただオギャーって言ってるだけかもしれないけど、ちゃんと僕が愛情と誠意をもって向き合うということで、子供たちもたまにへそを曲げてギャーってなることももちろんありますけど、大方結構感謝してくれているんだろうなっていうふうに感じているので、そうすると、そういう貢献とか愛情の表現と感謝っていうのが、ちゃんと循環している状態が作れれば、いわゆる一方的な支配・被支配とかね、共依存みたいな関係ではなくなるわけですよ。だから、当たり前だって思っちゃうと感謝がなくなっちゃうので、そうすると、「いや、そっちが面倒を見るのが当たり前だろう」みたいな感じで、依存しているんだけど、ちょっと高圧的な態度で、支配的な態度になって、とかっていうのが、おそらく引きこもり問題とか、DV、モラハラ問題とか、そういうところに発展していってるんだと思うんですよね。

三上:なるほどねえ。そうですね。じゃあ逆に、今私たち地球に依存しているわけですけれども、その中で環境問題とかって、感謝する気持ちがない方、薄れている方が多いってことですけども、これからますます悪化していくのは見えているじゃないですか。みんなそれで動いている方も増えて、だいぶ増えてはきていると思うんですけど、それにあたって、もうちょっと変化、こういった配信を聴いていただいて、みんなが「あっ」って気付ければ本当にいいと思うんですけれど、もっとこう、聴いている方、それ以外の方が「あっ、依存してたな」って気付くためにはどうしたらいいですかね。

吉村:いやあ、僕は大きな運動で何か物事を変えようとするよりも、個人個人の内面が変わっていくことのほうが先だと思っているんですよね。個人レベルの内面が変わっていくと、結局その人が作り出している世界が変わるので、僕らが共有しているこの世界って、僕ら一人一人が作り出している世界を重ね合わせたものなわけですよ。だから、僕らの内面が投影してできたこの世界を先に変えようとするんじゃなくて、内面が投影して世界ができているんだったら、内面を先に変えるほうがいいというふうに考えているんですね。だから、そういう意味では草の根的に、自分の周りの人たちの心の中が調和していくようにしていく。お互いにちゃんと愛と感謝の循環の中で生きているんだなっていうのを自覚して生きていくってことができるようになっていくっていうことが先だと思うんですよ。だから、この配信ももちろんポッドキャストとかユーチューブとか、メディアを使って多くの人に広げるってことはしてますけど、とはいえ、いわゆるマスメディアと比べると視聴者は全然少ないわけですよね。でも、少ない人たちにちゃんと響くように伝えていくってことをやっていけば、多分それを受け取った人たちが、またその人たちの周りの、そんなに大勢ではないかもしれないけど、信頼関係のある人たちにちゃんと響くように伝えるみたいなことが、連鎖していけば、徐々に世の中はよくなっていくんじゃないかな、って思ってるんですよ。これは、ちょっと悲観的な人たちからしたら、きれいごとだとか理想論だって聞こえちゃうかもしれないですけど、でも実際僕は自分の内面が変わったことで、自分が引き寄せている現実がすごい変わったっていうのを体験しているので、これを1人だけとかじゃなくて、2人、3人と増えていけば、それだけで要はその人の作り出す世界って、結構大きいわけですよ。

三上:うーん。

吉村:1人の人が作り出してる世界って。すごい親友みたいな人は少ないかもしれないけど、ちょっと仲良くしてる人とか、話す機会のある人っていうふうに考えたら、結構な数の人がその人の周りにいるわけですよね。よっぽど引きこもって生活してない限りは(笑)。

三上:(笑)そうですよね。

吉村:そうすると、その人たちとの関わりの中で、その人がちゃんと自分の内面と調和して、自分の周りのいろんなものに対して感謝して生きていたら、多分その人って輝いて見えてくると思うので。

三上:うーん。いやあ、それはそうだと思います。

吉村:そうすると、多分「この人、こんなに輝いているのはどういうことなんだろう。あ、こういうことか。自分もちょっと取り入れてみようかな」みたいな感じになってくるんじゃないかなって思うんですよね。

三上:いますもんね、やっぱり周りに。キラキラしてて、「何でこういうふうになれるんだろう」って人、いますもんね。

吉村:うーん。だから、全く同じにはなれなくても、自分なりにちゃんと輝いて生きている人にはみんななれるので、ちゃんと探求していけば、少なくとも、世界が一気に変わらなくても自分の周りの世界は変わってくるわけですよね。

三上:確かにそうですね。今お話聞きながら、実際にされていること、吉村さんが今されていることが、本当に一人一人に心の奥まで響いていってほしいですね。

吉村:そうですね、はい。ありがとうございます。

三上:今日もすてきな時間でした。ありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。

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054.依存

私たちの身近にギャンブル、買い物、仕事、恋愛など依存してる人いませんか?もしくは気づかないうちに自分自身が依存してるかも。気になるお話です。

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三上:皆さん、こんにちは。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、気功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、よろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:今日のテーマは、「依存」でお届けしていきたいと思います。皆さんは何かに依存していませんか?ということで、私の周りには恋愛依存している方が多い気がします。

吉村:ああ、そうなんですね。

三上:はい。私の周りには多い気がしますが。やはりクリアリングを受けられる方で依存されている方は多いですか。

吉村:そうですね。依存的な傾向の方たちはやっぱり多いですよね。相談に来られるってことは、何か悩みとか問題を抱えているから来られる人が大半なわけですけど、依存的な傾向があるから悩んでいる、結果的に悩みの状態に入っているって人たちは非常に多いですね。

三上:でも、ご自身は依存に気付いてない方も多いんじゃないですか。どうですか。

吉村:そうですね、はいはい。そういう方たちは多いですよ。

三上:うーん。依存でも、例えば私の周りは恋愛の依存が多いって話したんですが、どんな依存をされている方が多いですか。

吉村:もちろん恋愛依存の方はすごい多いですけど、他にも、例えば共依存みたいな関係になっている人たちっていうのもいるわけですよ。例えば、親子関係で共依存になっちゃっている人たちっていうのは、親が子供に対して支配的な状態になっているみたいな時に、支配と依存って1セットになっていることが多いじゃないですか。

三上:うんうん。確かに。

吉村:それは、支配と依存という対極のものでそれが1セットになっている見え方をすると思うんですけど、でも実際、支配と依存って表裏一体というか、同じものの別の面みたいなところがあるんですよね。

三上:なるほど。よく出てきますね、そういうキーワードがね。

吉村:だから、親が子供に支配的な態度で「ああしろ、こうしろ」とか指図をしたりする時に、結局相手を思い通りにすることで、自分の満たされていない部分を満たそうとしているわけですよね。そうすると、それって実は一種の依存なわけですよ。

三上:うんうん。そうですね。

吉村:自分の言いなりになる人がいるっていう状態に依存しているっていうことで、その子供に「あなたは自分では物事の判断ができない人だから、私が判断してあげるしかないんだ」っていうような刷り込みをしていくと、子供のほうは「自分は、自分で正しい判断ができない人間だから、お母さんの言う通りにするしかないのである」って状態になって、自分で判断するっていう選択を手放しちゃう。となると、自分で選択をするっていうことは、結局自分が選択というアクションを起こすってことじゃないですか。それをやらないで受け身になる状態になるから、これはこれで依存なわけですよね。主体的じゃないから、相手次第っていう状態になって依存している。なので、依存っていうのは、要するに自分の中に何か足りないものを外にある何かで埋めてもらおうとするっていうことをしている状態が依存なわけですよね。

三上:うーん。なるほどですね。

吉村:だから、言ってみれば、支配者も自分の中に足りないものがあるから、誰かを支配することで自分の足りないものを満たそうとしているっていうところでは、結局依存しているっていうふうに言うことができるので、結局共依存っていう話なんですよね。

三上:いやあ。今話聞きながら、私は子供の頃依存してたなって思いました。自分がないから、全部姉と母の言うことが正しいんですよね。だから全部正解があるというか、自分の中で依存しているので。だから空っぽなんですよ。実家を出てそれに気付いたんですけども、私の場合はね。いや、今話聞きながら、「ああ、なるほどな」って思いながら聞いてましたけども。そうなんですね。

吉村:だから、支配されている状態に甘んじてるっていうことが、依存状態っていうことなわけですよね。自分で判断することを放棄しちゃって、受け身な状態になってるってことなので。だから結構DVする人とその被害者も、やっぱり同じような共依存状態になっていたりとかするわけですよね。

三上:うーん。そうですよね。よく聞きますよね。なかなか離れられないって聞いたりしますよね。それを私の場合は実家から出て気付いたんですけども、何か自分の中で離れたことによって空っぽな状態っていうのに気付いたんですが。でも、その当時はいることに関して居心地もやっぱり良かったんですよ。

吉村:うんうん。

三上:自分で判断しなくても正解が出てくるので。でもやっぱりそういう人って周りに多いと思うんですけど、それに気付くきっかけとか、変化を起こすには、やっぱりそういったクリアリングしたりとか。

吉村:そうですね。クリアリングすることでっていうのもありますけど、まず物理的に離れるっていうのはすごく効果的だとは思いますよ。

三上:ああ、なるほどですね。

吉村:ただ、結局物理的に離れるっていう状態にもっていくのが難しいってことでもあるので、例えば「自分は無力である」っていう刷り込みを受けている場合が多いわけですよ、その支配されている側の人は。そうすると、その刷り込みをまず解消するっていうところ、これは周りの人たちとのコミュニケーションで気付く場合もあれば、クリアリングしていくってこともあるわけですけど、でも、そもそもクリアリングしてもらいたいと思うかどうかっていう段階でも、やっぱりその人がどのぐらい支配されちゃってるかっていうところで、そのチャンスが巡ってくるかっていうところにも差が出てきちゃうわけですよね。だから、周りの人たちが気付いて声掛けするってことも大事かなっていうのはありますよね。

三上:そうですね。そういう方がいたら、ぜひちょっと声掛けていただきたいと思いますし、逆に支配しているほうも、支配しているつもりはない方も多いですよね、きっとね。

吉村:そうそう。だから、そこは本当に、やっぱりもう少し周りの人たちとの関係性が密な時代だったら、お互いに見ている時に、「あれ、おかしいんじゃない?」って思った人が「ちょっと、大丈夫なの?」って声掛けをしたりってこともあると思うんですよね。でも、結構今だと家族単位で孤立してるから、隣のおうちの家庭内で何が起きてるか分からないみたいな感じになるわけじゃないですか。そこはちょっと難しい感じはしますよね。

三上:うーん。そうですね。自分の中で、もやっとした感覚とかあった場合には、ちょっとどなたかにご相談とかしてみてもいいかもしれないですね。

吉村:そうですね。でも、ギャンブル依存とか薬物依存みたいな感じで依存している人が、それを周囲に隠していたりする場合もあったりとか、あるいはギャンブル依存の人なんか、多分自分がギャンブル依存だってことに気が付いてなくて散財している人たちも全然普通にいると思うので。だから、ここは本当に悩ましいところではありますけど。

三上:そうですね。ご本人だけじゃなくて、ご家族にとっても悩まれている方いらっしゃると思いますので、クリアリングも含めて、こういった方法をご相談っていうかね、周りも察していただいて。

吉村:そう。だから、本人が気付けないと、その本人が助けを求めるとか、本人が自分で変わろうっていうことがなかなかできないので、その方のことを大切に思っている別のご家族の方とかがクリアリングすることができれば、問題を抱えている当事者の方に、実際のコミュニケーションでのアプローチをする前にまずクリアリングしてからアプローチするっていう選択肢が出てくるので、そうするとスムーズに解決する糸口が開けてくるんじゃないかなって感じはしますよね。

三上:はい、ありがとうございます。今日は「依存」ということをテーマに取り上げましたけども、本当に身近に依存している方もいらっしゃると思いますし、自分自身がもしかしたら気付いてないだけで依存しているケースもあると思います。今日は本当に深いお話でした。吉村さん、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。

053. 怒る、叱る!

叱るつもりなのに、感情的に自分のイライラや怒りをぶつけたりしていませんか?相手の為を思い伝えるにはどうしたらいいか伺いました。

感想、ご質問はこちらにお願いします! https://forms.gle/HhW7cXuA345QYmDZ7

YouTube: https://www.youtube.com/c/kokoro-me
Web: https://m-e-science.com/

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三上:皆さん、こんにちは。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、気功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、よろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:今日はですね、私も日頃息子に𠮟るつもりが怒っていることが多々あります。ということでテーマ、似てるようで似ていない「怒る・𠮟る」を取り上げていこうかなと思います。

吉村:はい。

三上:𠮟っているつもりなんですけど、あとで私、反省して息子に「ママ、怒りすぎました。𠮟りすぎました」って反省を本人にちょっと時間を置いて伝えるんですけども。

吉村:はい。優しいですね。

三上:いえいえ。自分でも気付いて「ああ」って反省することもあるんですが、若干似ているようで似ていないと思うんですが、吉村さんご自身はどう思われますか、怒る・叱る。

吉村:怒るっていうのは、感情の話じゃないですか。怒りの感情を外に発しているのが怒っている状態なわけですけど、𠮟るっていうのは、別に感情を伴わなくても「これは駄目だよ」っていうことを伝えることができるわけですよね。

三上:そうですよね。

吉村:だから、「これは駄目だよ」ってことを伝えるっていうことが目的だった場合、怒りの感情が伴っていないほうが受け取り手はそれを受け取って理解しやすいはずなんですよ。

三上:そうですよね(笑)。

吉村:(笑)はい。だから、もちろん怒りながら𠮟るっていうこともできるわけですけど、𠮟る時に怒っていないほうが伝わりやすいから、本来の目的が「これは駄目だよ」ってことを伝えて、相手の人にその行動を改めてもらうみたいなことをするためには、怒らないで𠮟ったほうがいいって話になるわけですね。

三上:なるほどですね。私の場合は、大人に対して、周りに対しては冷静で、言い方を変えて伝えることはできるんですけども、どうしても子供となると、そういうふうにいかないんですけども。私の相談になるんですが(笑)。

吉村:ああ、はいはい。いや、よく分かります。それはなんでかっていうと、子供は知性とか理解力がまだそんなに育っていない状態で、こっちは「これは駄目なんだよ」ってことを伝えなきゃいけないじゃないですか。だから、そこのコミュニケーションが難しいっていうのが一つあるわけですよね。相手がちゃんと受け取れる、分かって行動を改めることができるような伝え方をするためには、結構テクニックみたいなものが必要になってくるってことなんですよね。

三上:うーん。

吉村:だから、その時に叱るっていうのは、ある意味一種のどう喝に近い、相手に脅しをかけて、「駄目だよ」ってことを伝えるっていうような手段になるわけですよね。だから、叱るっていうような、要するにどう喝しなくても相手がちゃんと理解ができて、「これは良くないから、こっちのほうがいいんだ」とかっていうふうに考えや行動を改めることができるんだったら、冷静にコミュニケーションをとって、言って聞かせるのか、とにかく相手がすんなり理解できるような声掛けをするっていうことが、可能だったらそっちのほうが望ましいわけじゃないですか。やっぱりどう喝されたら人はビクッとしちゃうわけで。

三上:そうですよね。

吉村:それがまた次の問題の原因につながっちゃう可能性だってあるわけですよ。そうなると、やっぱりテクニック的なものを使って、もっとスムーズに伝えるっていうようなことができればそれでいいわけですけど、受け取り手のほうの子供が、どのぐらいの理解力を持っているのかとか、どのぐらいの知性でこれを処理できるのかっていうのも、これもまた個人差がすごいあるわけですよね。

三上:うーん。

吉村:発達の段階だって、子供の時の発達の仕方って、日々違ってくるから。

三上:そうですよね。

吉村:それに細かく対応しなければ、本当の意味で受け取り手が一番受け取りやすい形で伝えるっていうようなことだって、なかなか難しい話になってくるので、結構それが難しいから専門家みたいな人たちがいて、日々研究をしていたりするわけですよね。

三上:なるほど。そうですよね。いろいろありますもんね。教材というか、いろいろアドバイスの情報とかも流れてますもんね。

吉村:そうですね。だから、そういう意味では、「僕らが親になりました」っていう時とかって、言ってみれば別に親業のための研修とか受けずになっちゃうケースがほとんどじゃないですか。

三上:そうですよね(笑)。

吉村:(笑)だから、分かんないところで手探りでやっていかなきゃいけないっていうところがすごい難しいわけで、そういう時こそ、それこそ今だったら本当に情報がいっぱいあるので、ネットで検索するとかすると、結構有益なうまい声掛けの仕方とかっていうのも、探せると思うんですよね。だから、昔だったら本を買って勉強するとかしかなかったかもしれないですけど、たくさん情報があるから、その分あまり有効じゃない、思い込みで書かれたようなものとかも出てきちゃうと思うんで、いろいろな情報をまず自分で目の前に並べてみて、それでどれが効果的だろうかみたいな、試してみるみたいなことも、やってみながら自分で「この子の、この発達具合だったらこの声掛けがいいのかな」みたいな、試しながら探り探りやっていくみたいな話になるんじゃないかなとは思うんですよね。

三上:そうですよね。毎回やっていても、子供も成長してるから毎回同じことが成立しないというか(笑)。

吉村:そうですね、そうそう。あとは、もう一つとしては、自分が怒っちゃってるってことは、怒りの感情が出ているってことは、そこにジャッジが起きているから怒りの感情が出ているわけですよね。

三上:うーん。ですよね。

吉村:なので、ここはここでまた別に取り扱って、自分の中のジャッジを減らしていくことで、「この子のために、これは正したほうがいい」っていうのは、頭では分かってるけど、そのことに対して怒りの感情が出ているわけではないって状態にもっていければ、多分もっと冷静に判断して、自分の言葉だったりとか態度だったりを選べると思うんですよ。

三上:そうですよね。何かいい方法とかあります?深呼吸するとか(笑)。

吉村:ああ、もちろんそれはね、頭にバッて血が上ってカチンとなってる状態だったら、まずはその状態でしゃべらないほうがいいわけですよ。

三上:ああ。やっぱりそうですよね(笑)。

吉村:(笑)そこは一回深呼吸するとかして、ある程度時間を置けば、怒りのマックスな状態って多分そんなに長くは続かないはずだから、数秒間まずはちょっと深呼吸して心を落ち着かせてからちゃんと「こうなんだよ」ってことを筋道立てて伝えていくってこと。あとはやっぱり「自分がこのことを許せないから怒っているのである」っていう態度じゃなくて、「あなたのために、これは良くないんですよ。だから、あなたが幸せになるためには、こういう選択をしたほうがいいと思いますよ」っていうことを伝えるっていう、こっちがそういう姿勢だったら、多分、論理的に理解できてなくても、その気持ちは伝わると思うんですよね。

三上:うんうん。そうですよね。

吉村:だから、ちゃんとあなたのことを思っているって、あなたのためにこっちの行動はこういうふうにしたほうがいいですっていうのを、私は真面目に真剣にあなたに伝えているんですっていう、その在り方とか態度とか、そういうところで伝えていくっていうようなことのほうが、”バンと怒ってああ”っていうよりも全然効果は高いだろうなっていう感じですよね。

三上:いや、今日からスタートしたいと思います(笑)。

吉村:あとは、クリアリングをするっていう選択肢がある場合は、言ってみればお子さんも何かブロックがあって、その問題行動を引き起こしているって場合もあるので、そこのブロックをクリアリングしていくことで、その問題行動が改善していくってことはあり得るとは思いますよ。

三上:うーん。なるほどですね。お子さん、そしてお母さんにもいろんなブロックがあって、クリアリングすることでお互いいい関係により近づいていくっていうこともあることで。

吉村:そうですね。

三上:子育て以外でも、これから新生活に向けて、いろんなことと関わってくるじゃないですか。教えられるほうも教えるほうもきっとあると思うんですよ、こういうことって。だから、皆さんも身近で改めて感情が上がった時に一旦ちょっと冷静になっていただきたいなっていうふうに思いますね。

吉村:そうですね。だから、対子供のコミュニケーションに限らず、人間同士の関わりで何か問題が起きるのって、結局お互いが持っているブロック同士がぶつかるることで、「これは許せない」とか「こうするべきだ」とか、結局”べき・ねばならない”のジャッジ同士がぶつかって起きてることなので、それは相手が子供でも同じようなことが起きてるっていうことですよね。

三上:そうですよね。いやあ、今日も改めて学びました(笑)。

吉村:(笑)よかったです。

三上:吉村さん、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。