059. 心と身体の繋がり

肉体と魂を理解する事で今までの考え方がかわるかも。
興味深いお話です。

 

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三上:皆さん、いかがお過ごしでしょうか。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と氣功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、よろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:今日のテーマ、最近私もちょっと感じるんですよね。「心と身体の繋がり」でお届けしていきたいと思います。私の場合は、すごいやりたいことも、あれもしたいってパッと思った瞬間動くんですけど、最近あったのは、動きすぎたのか、脚が車から出られない状態があったんですよ。

吉村:ほう。

三上:もう、動かない状態。氣持ちと身体が合ってないなあっていうふうに思ったことが、ここ最近ありましたね。

吉村:ああ、なるほど。

三上:氣持ちはすごい燃えてるんですよ。いろんなこと、パッてなるんですけど、身体がね、脚がね、すごい動かないときがあって、「あ、ちょっとバランスおかしいぞ」って思ったときがあったんです。

吉村:うーん、はい。

三上:どうなんですか、吉村さん。「心と身体の繋がり」関係性はやっぱりあると思うんですけど。

村:はい。そうですね。これって人間の話なのか、人間以外の動物の話なのかっていうところで、若干違いが出てくる話なんですよね。

三上:氣になります。

吉村:人間は、ちょっと他の動物と若干違うのは、肉体と魂っていう別々のものが結合して人間をやってるんですよ。

三上:はい。

吉村:だから人間の心っていうのは、実はその肉体が持っている心と魂が持っている心が合わさって人間の心ができてるんですね。

三上:うんうん。

吉村:だから、一個人の心の中で、肉体の意識と魂の意識、どっちの占める割合がより大きくなってるのか、とか、バランスが崩れたりする原因になったりし得るわけですよ。

三上:うーん。

吉村:例えば動物の場合、肉体と、肉体の心で動いているから、ダイレクトに繋がっているので、そこでそのバランスが崩れることは少ないわけですよ。もちろん、人間に飼われている動物とかになってくると、人間の持っている意識が侵食していくので、心の中っていうのも肉体の心だけじゃなくなってくるんですけど、人間と、要するに混ざり合っていっちゃうわけですよね。

三上:はいはい。前回、今までの話の中でも出てきましたよね。

吉村:そうですね、はい。でも、野生動物とかって、結局疲れたら動かないで隠れて寝てたりするわけじゃないですか。その時に、別に「何かやりたい」とかと思うことはなくて、その野生動物の心が思っていることは、「とりあえず生き延びたい」ぐらいだと思うんですよ。

三上:うーん。

吉村:「疲れたから今は寝て回復しよう」みたいなね。目が覚めて身体が動くようになったら、「ちょっと元氣がないから何か食べ物を探そう」とか、そんなようなことを考えてるだけなので、そんなにバランスが崩れないというか、今の身体の状態そのものが心の状態なので、一致した行動しか取らないわけですよね。それがいいか悪いかっていう話になると、別に良くも悪くもなく、ただそういう習性で生きているからそれでいいんじゃない?って話にはなるんですけど。

三上:はい。

吉村:人間の場合は、肉体が主体じゃなくて、要は肉体って魂にとって乗り物であるから、魂が元氣に生きていないと人間としての健全な状態ではなくなっちゃうんですね。

三上:うーん。

吉村:だから、もし肉体の意識を主体にして生きているっていうのが、正常な状態だったり理想の状態って捉えるとしたら、例えば都会とか、人がいっぱいいるところで社会を作って生きるっていうことは、野生動物にとっては結構ストレスフルな心なわけですよね。

三上:うんうん、確かに。

吉村:そうすると、ストレスがかかるから、ストレスがあまりかからないように、身体を休めて生きていこうと考えた場合にどうなるかって言ったら、引きこもりになると思うんですよ。

三上:うん、そうですね。確かに。

吉村:「別にやりたいことがあるわけじゃなくて、とりあえず生き延びたいんです」みたいな感じになったときに、住む場所があって食べ物を運んでくれる人が近くにいてってなったら、それ以上別に何もやることがないわけですよね。
だから、引きこもって暮らすって話になっちゃうんですけど。ただ、人間社会の中で引きこもって暮らすっていうことは、タイムリミットがありますよね。世話してくれる人がいなくなっちゃった時点で、それは成立しなくなっちゃうわけじゃないですか。

三上:そうですね。

吉村:野生動物だったら、これは本能でプログラムされてるものがあるから、食べ物がなくなったら狩りにいって食べ物を捕ってくるみたいなことができるわけですよね、自然の摂理として。だけど、人間の肉体の心には、そんな機能はないから、教えてもらってないことは何もできないんですよ、ほとんどのことは。
だから、社会を作って、その中で学習して、お互い情報交換して、それで氣持ちを分かち合ったりとか、いろんなそういうのを全部やって、人間として生きていくってことは、魂が元氣に生きているっていう状態にならないと、本当の人間にとっての幸せ、中長期的に見た幸せっていうのは実現しようがないって話になってくるんですね。

三上:ああ。

吉村:だから、魂の意識主体で生きていく必要があるんですけど、でもそうすると今度そっちばっかりになっちゃったときに、肉体が置いてけぼりになっちゃうと、肉体が本当は疲れてて「休みたいです」って言ってるのに、それを魂の意識のほうが「いやいや、もっとやろうよ。楽しいことあるんだから、行こう行こう」みたいな感じになっちゃうと、肉体のほうが「もうダメです。プシュー」となっちゃうっていうことが起き得るわけですよ。

三上:(笑)

吉村:だから、じゃあどういうふうなバランスでやっていくのが適切なのかって話だと思うんですよね。

三上:うんうん、氣になる。

吉村:そういう時に大事なのは、肉体っていう乗り物を僕たちは使わせてもらっている存在だっていう認識を持ったほうがいいんじゃないのかなって思うんですよね。

三上:ああ。

吉村:だから車とかバイクだと、とりあえずエンジンふかせば前出るよね、みたいな感じで。機械だから言うこと全部聞くし、みたいな感じなんですけど、要は、この乗り物って心を持っているんですよ、他の動物と同じように。

三上:うんうん。

吉村:だから僕がよく使う例えだと、馬に乗って旅していると考えたほうがいいんじゃないかなと思うんですよ。馬って乗り物だけど生き物だし、馬の心を持っているわけですよね。

三上:うーん。

吉村:だから、馬に乗って旅をするときには、馬を車やバイクと同等に扱っちゃ駄目なんですよ。馬と仲良くならないといけないわけじゃないですか。かわいがってあげるっていうのかな。だけど手綱は自分が持ってその馬に指示を出す。
どこに行くかって馬は決められないから、こっちがちゃんとどっちに向かうのかって指示を出すんだけれど、ちゃんと馬のこといたわってあげるっていうことをしないといけないわけですよね。ちゃんと健康管理もある程度してあげないといけないし、要するに、その馬に嫌われちゃったら多分ふるい落とされて、馬はどこかへ行っちゃうんですよ。

三上:なるほど。

吉村:だから、馬も大事にしてあげて、馬が乗り手のことを好きになってくれたら、多少の無理もしてくれるんですよ、馬は。いいことだから。だけど無理させすぎると、生き物だからプシューってなって、「もうダメです。バタン」ってなっちゃうんですよね。

三上:じゃあ私は無理をさせすぎたんですね、ちょっと(笑)。

吉村:ちょっと大事にしてあげて。だから、馬とちゃんと会話をするってことをしたほうがいいって話なんですよ。

三上:そっか、魂ばっかり追いかけて、魂のままに。はあ。今話を聞きながら、「そうですよね。そうだね」と思いながら聞いてました。身体をちゃんといたわって、そこもちょっとコミュニケーションを取りつつね、そこの部分ね。

吉村:そういうことですね。

三上:なるほどですね。逆もあるんですか?肉体が動いて、逆に魂の勢いはちっちゃいとかっていうのもあるんですか。

吉村:それはありますよ。そういう状態になっている人っていうのは、何かブロックとかがあって魂があんまり目覚めていない状態で、肉体の意識で基本的に生きているっていう感じだと、野生動物に近い感じになるわけですよね。

三上:うーん。

吉村:だから、弱肉強食の世界で生きてます、みたいな感じになっちゃうわけですよね。自分がサバイバルすることだけが目的みたいな状態に近づいちゃうわけですね。そうすると、社会の中で普通に生きていくことがだんだん難しくなっちゃいますよね。
だから、ちっちゃい子供たちなんかは、かなりそれに近い状態なわけですよ。だから好き勝手なことだけやって、だけどできることに限りがあるっていうのは身体もちっちゃかったりするから、「まあかわいいよね」みたいな、なんか動物を飼っているのと同じような感覚で周りの人は見れるわけですよ。
でもその子たちにちゃんと愛情かけて、しっかりコミュニケーションを試みる、分かってくれないかもしれないけどコミュニケーションを取っていくと、それによって、の子たちは知性がだんだん発達していく中で魂がだんだん目覚めていって、意識の中で魂の意識が占める割合が上がっているわけですよね。
そうすると、ちゃんと周りと調和して協力し合って、愛と感謝のエネルギーを循環させることで、社会の中で生きていくってことができる人に育っていくわけですけど。
そこで親からのネグレクトとかDVとかあったりすると、その魂の意識が目覚めていくプロセスがうまく働かないと、野生動物みたいな意識のまま大人になっちゃったりすると、身体は大きくなって力は強くなるし、知能もある程度発達してくると色々と話術とかも身につけるようになった中で、意識は野生動物みたいな、要はサバイバルと自分の欲求を満たすことだけが人生の目的みたいな感じになって、そのまま大きくなっちゃうと犯罪者予備軍みたいな感じになってしまうわけじゃないですか。

三上:うーん。なるほどですね。いやあ、改めて「心と身体の繋がり」というテーマで今日はお送りしてるんですけど、ちゃんと肉体は生き物として向き合っていこうと思いました(笑)。

吉村:生き物だけど、ちゃんと手綱をつかんでるのは自分で、魂のほうの自分だっていう意識が多分いいバランスなんですよね。

三上:そこを全然考えてなかったですね、私は。はい(笑)。

吉村:そうそう。学校とかでは習わないんでね(笑)。

三上:習わないんでね。そうなんですよ。毎回吉村さんとこうやってテーマを取り上げてお話させていただいてるんですけど、本当に私自身学ぶことが多くて、すごいポジティブな氣持ちに毎回させていただいております。

吉村:良かったです。

三上:きっとリスナーの皆さんもそういう方がたくさんいると思いますので、ぜひ感想とか、取り上げていただきたいテーマ、何でもかまいませんので、ぜひリンクのほうから皆さんからのメッセージもお待ちしております。吉村さん、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。