054.依存

私たちの身近にギャンブル、買い物、仕事、恋愛など依存してる人いませんか?もしくは氣づかないうちに自分自身が依存してるかも。氣になるお話です。

 

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三上:皆さん、こんにちは。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、よろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:今日のテーマは、「依存」でお届けしていきたいと思います。
皆さんは何かに依存していませんか?ということで、私の周りには「恋愛依存」している方が多い氣がします。

吉村:ああ、そうなんですね。

三上:はい。私の周りには多い氣がしますが、やはりクリアリングを受けられる方で依存されている方は多いですか?

吉村:そうですね。依存的な傾向の方達はやっぱり多いですよね。
相談に来られるって事は、何か悩みとか問題を抱えているから来られる人が大半な訳ですけど、依存的な傾向があるから悩んでいる、結果的に悩みの状態に入っているって人達は非常に多いですね。

三上:でも、ご自身は依存に氣付いてない方も多いんじゃないですか。どうですか?

吉村:そうですね、はいはい。そういう方達は多いですよ。

三上:うーん。依存でも、例えば私の周りは「恋愛の依存」が多いっていうふうに話したんですが、どんな依存をされている方がいらっしゃるんですか?多いですか?

吉村:勿論、恋愛依存の方は凄い多いですけど、他にも、例えば「共依存」みたいな関係になっている人達っていうのもいるわけですよ。
例えば、親子関係で共依存になっちゃっているみたいな人達っていうのは、親が子供に対して支配的な状態になっててみたいな時に「支配と依存」って1セットになっている事が多いじゃないですか?

三上:うんうん。確かに。

吉村:それは、支配と依存という対極のもので、それが1セットになってるという見え方をするかと思うんですけど、実際、支配と依存って表裏一体というか、同じものの別の面みたいなところがあるんですよね。

三上:なるほど。よく出てきますね、そういうキーワードがね。(笑)

吉村:だから、親が子供に支配的な態度で「ああしろ、こうしろ」とか指図をしたりとかという時に、結局相手を思い通りにする事で、自分の満たされていない部分を満たそうとしているわけですよね。
そうすると、それって実は一種の依存なわけですよ。

三上:うんうん。そうですね。

吉村:自分の言いなりになる人がいるっていう状態に依存している、っていう事で、
その子供に「あなたは自分では物事の判断が出来ない人だから、私が判断してあげるしかないんだ」っていうような刷り込みをしていくと、
子供の方は「自分は、自分で正しい判断ができない人間だから、お母さんの言う通りにするしかないのである」って状態になって、自分で判断するっていう選択を手放しちゃう。
てなると、自分で選択をするっていう事は、結局自分が何か選択というアクションを起こすって事じゃないですか?それをやらないで受け身になる状態になるからこれはこれで依存なわけですよね。
自分が主体的じゃないから、相手次第っていう状態になって依存している。
なので、依存っていうのは、要するに自分の中に何か足りないものを外にある何かで埋めてもらおうとするっていう事をしている状態が依存なわけですよね。

三上:うーん。なるほどですね。

吉村:だから、支配者も自分の中に足りない物があるから、誰かを支配する事で自分の足りないものを満たそうとしているっていうところでは、結局依存しているっていうふうに言うことが出来ので、結局共依存っていう話なんですよね。

三上:いやあ。今、話を聞きながら私は子供の頃依存してたなって思いました。
自分がないから、全部姉と母の言うことが正しいんですよね。だから、(彼女達の中に)全部正解があるというか、自分の中で依存しているので。
だから空っぽなんですよ。実家を出てそれに氣付いたんですけども、私の場合はね。今、話を聞きながら「ああ、なるほどな」って思いながら聞いてましたけども。そうなんですね。

吉村:だから、支配されている状態に甘んじてるっていう事が、依存状態っていう事なわけですよね。
自分で判断する事を放棄しちゃって受け身な状態になってるっているという事なので。
だから結構DVする人とその被害者とかも、やっぱり同じような共依存状態になったりとかするわけですよね。

三上:うーん。そうですよね。よく聞きますよね。なかなか離れられないって聞いたりしますよね。
それを、例えば私の場合は実家から出て氣付いたんですけども、何か自分の中で離れた事によって空っぽな状態っていうのに氣付いたんですが。
でも、その当時は居る事に関して、居心地もやっぱり良かったんですよ。

吉村:うんうん。

三上:自分で判断しなくても正解が出て来るので。
でもやっぱりそういう人って周りに多いと思うんですけど、それに氣付くきっかけとか、変化を起こすにはやっぱりそういったクリアリングしたりとか。

吉村:そうですね。クリアリングする事でっていうのもありますけど、先ず、物理的に離れるっていうのは凄く効果的だとは思いますよ。

三上:ああ、なるほどですね。

吉村:ただ、結局物理的に離れるっていう状態にもっていくのが難しいって事でもあるので、
例えば「自分は無力である」っていう刷り込みを受けている場合が多いわけですよ、その支配されている側の人は。
そうすると、その刷り込みを先ず解消するっていうところ、これは周りの人達とのコミュニケーションで氣付く場合もあれば、クリアリングしていくってこともあるわけですけど。
でも、そもそもクリアリングしてもらいたいと思うかどうかっていう段階でも、やっぱりその人がどの位支配されちゃってるかっていうところで、そのチャンスが巡って来るかっていうところにも差が出て来ちゃうわけですよね。
だから、周りの人達が氣付いて声掛けするって事も大事かなっていうのはありますよね。

三上:そうですね。そういう方がいたら、是非ちょっと声掛けて頂きたいと思いますし、逆に支配している方も、支配しているつもりはない方も多いですよね、きっとね。

吉村:そうそう。だから、そこは本当に、やっぱりもう少し周りの人達との関係性が密な時代だったらお互いに見てる時に、「あれ、おかしいんじゃない?」って思った人が「ちょっと、大丈夫なの?」って声掛けをしたりって事もあると思うんですよね。
結構今だと家族単位で凄い孤立してるから、隣のお家の家庭内で何が起きてるか分からないみたいな感じになるわけじゃないですか。そこはちょっと難しい感じはしますよね。

三上:うーん。そうですね。自分の中で(もやっ)とした感覚とか有った場合には、ちょっとどなたかにご相談とかしてみても良いかも知れないですね。

吉村:そうですね。でも、ギャンブル依存とか薬物依存みたいな感じで依存している人が、それを周囲に隠してたりとかする場合もあったりとか、
或いは、ギャンブル依存の人なんか、多分自分がギャンブル依存だって事に氣が付いてなくて散財している人達も全然普通に居ると思うので。だから、ここは本当に悩ましいところではありますけど。

三上:そうですね。ご本人だけじゃなくて、ご家族にとっても悩まれている方いらっしゃると思いますので、こういったクリアリングも含めて今後ご相談っていうかね、周りも察して頂だいて。

吉村:そう。だから、本人が氣付けないと、その本人が助けを求めるとか、本人が自分で変わろうっていう事がなかなか出来ないので、
その方の事を大切に思っている別のご家族の方とかがクリアリングすることが出来れば、
問題を抱えている当事者の方に、何か実際のコミュニケーションでのアプローチをする前に、先ずクリアリングしてからアプローチするっていう選択肢が出て来るので、
そうするとスムーズに解決する糸口が開けてくるんじゃないかなって感じはしますよね。

三上:はい、ありがとうございます。今日は「依存」という事をテーマに取り上げましたけども、本当に身近に依存している方もいらっしゃると思いますし、自分自身がもしかしたら氣付いてないだけで依存しているケースもあると思います。
今日は本当に深いお話でした。吉村さん、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。