057. 嫉妬心

人は何故嫉妬するの?
嫉妬心との上手な向き合い方は?

 

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三上:皆さん、こんにちは。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。 

三上:吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:今日のテーマは「嫉妬心」を取り上げていこうと思います。私自身もそういうつもりではないけれどもいつの間にか、例えば綺麗な人に対してとかライバル意識があったりとか、どこかしらある部分もあるんだろうなって思う時がたまにあります。そういうつもりじゃなくてもきっと。どうですか、嫉妬心というものはやはりいけないことなんでしょうか?直球の質問ですけど(笑)

吉村:いけないかどうかみたいな話になったから、別に嫉妬心というものを持っているだけで誰かに迷惑がかかるとかってわけではないから、別にいけないってことはないんじゃないかなって話にはなっちゃうと思うんですけど。
ただ感情じゃないですか、嫉妬心って。その感情が否定の要素を含んでいる感情なので、妬みの要素みたいなものが入っていたりとかするわけですよね。そうすると否定的なエネルギーというのは身体にとっては毒なんですよ。

三上:うーん。そうですね、ネガティブな。

吉村:そうそう。怒りだったりとか憤りみたいな感情と同じように嫉妬心っていう感情もネガティブな波動のエネルギーを持っているから、それが身体に溜まっていくと体調が悪くなったりする原因にもなるし、メンタルが氣分が落ちちゃったりというような事にも繋がりやすいわけですよね。

三上:うーん。例えばこの嫉妬心をなくすっていうのはあれですけど、柔らかくするというかそういうふうにもっていくにはどうしたら?やっぱりクリアリングとか。

吉村:クリアリング。まあ、そういう話にはなるんですけど、その嫉妬心がどこから来ているのかっていうところをちゃんと見極めて、クリアリングするにしても、氣持ちを切り替えるためのテクニック的なものを使うにしても、ただ嫉妬心っていうのを取り扱うだけじゃなくて、その嫉妬心のベースになっている別の、例えば考え方の癖だったりとか感情だったりとかを取り扱う必要がある場合が結構多いかなとは思いますね。
例えば、自己受容が出来ていないとか、セルフイメージが低いことで他者と比べて上になろうとしてる人とかだと、みんなが本当に競争しているような世界の中で生きているわけですよ。そういう方たちは。
自分より前に行っている人がいたら「ああ、あの人さえいなければ私はそのポジションにいられたのに」みたいな感じになっちゃうから、そうすると、まずはセルフイメージを上げるとか、自分を受け入れることができるようにするための何かをする必要があるわけですよね。
そういう場合、そこをクリアリングを使ってやっていくのか、他の心理テクニックだったり、アファーメーションでやっていくのかとか、瞑想でやっていくのかとか、その方法論は色々あると思うんですけど。

三上:うん。なるほどですね。私自身一番パッて思い浮かぶのは姉に対する、二人姉妹なので、どこかしら喜びもある分やっぱり常に比べられる姉妹だと、っていうのは、多分きっと昔は、すごい嫉妬心があったんだろうなあ。
親にも「姉じゃなくて私も見て」みたいな。っていうのは、すごいあったんだろうなっていうふうに、今思えば。その時は分かってないんですけど。

吉村:そうですね。だから、例えば、親御さんが子供たちを比べるみたいなことをして「こっちは優秀、こっちは駄目だ」みたいなジャッジをしたとしたら、そこで駄目だってジャッジをされたほうの子は傷付くわけですよ。
そうすると、傷付きたくないから自分で防御するためにバリアを張るみたいなことをするので、それがトラウマって形で残ったりするわけですよね。なので、そのトラウマが原因で嫉妬心がなかなか手放せないっていうことだったら、今度はそのトラウマをどう癒していくかって話になってきますし。

三上:なるほどですね。実際どうですか。こういう相談は多いですか。

吉村:そうですね。ご本人がそれを自覚されてない場合も多いので、それをリーディングして「ああ、こういうことに嫉妬心があるみたいですね。じゃあ、ここをクリアリングしていきましょう」みたいな話になることが多いですね。
だから、嫉妬心を持っているがために他のところに問題が派生していっちゃうことが起きたりするわけですよ。結局、変な空回りするようになったりするわけですよね。
戦いや競争の中で生きているって思い込んでいるから、別にそこで戦わなくていいところで戦いの姿勢で生きるとか、振る舞うってことをしちゃうから、それってかなり本人にとっては無駄な負荷とかエネルギーを無駄に使っちゃってる原因になるし、その様子が周りの人たちから見たらちょっと痛々しかったりとか、
それこそ「めんどくさいな、この人」みたいな感じで受け取られてしまう可能性も出てくるので、人間関係の問題にも派生していくわけですよね。だから、嫉妬心自体を持っていること自体がどうこうってことよりも、それを持っているがために何が起こるかっていうことに問題があるから、あまりないほうがいいですよねって話になるわけですよね。

三上:深いなあ、吉村さん(笑)。話を聞きながら「ああ、確かにな」と思って。それに応えようっていうか、負けたくないっていう氣持ちで常に前進、いろいろ動いて結局自分が疲れているけど足りなくてとかね。

吉村:例えば、恋愛関係における嫉妬心みたいな話になってくると、これもそういう恋愛ものの小説とか漫画とか見ていると、嫉妬心があることが相手を好きであることの証だ、みたいな扱い方されたりしますけど、あれもどうかなと思いますよ。
結局それって相手を所有しようとしているから、取られるってことに対してネガティブな反応が起きているので嫉妬心が起きているわけじゃないですか。でも、人を所有することなんて、そもそもできないですよね。
だけど人を所有しようとしているっていうのは、要は自分の中に満たされてない部分があって、これを自分で満たすことができないから、他の人で満たそうとしているので、その相手を所有しようっていうロジックが繋がっているんですよ。
本人はそのことは意識していない可能性が高いですけど。だから、それで嫉妬心みたいな、やきもちをやくみたいな話になるので、そこら辺も全部含めて、1つの嫉妬って言葉でくくられているけど、結構いろんな要素が含まれていたりするわけですよね。

三上:確かになあ。たまに嫉妬されると嬉しいなって自分がいるなって(笑)。

吉村:(笑)

三上:ドスッと今話がきましたけど。

吉村:嫉妬されてるっていうことは、その相手の氣持ちを自分が所有してるみたいな感じに思っているってことじゃないですか。

三上:そうそう。「ちょっとつかんだよ。ちょっとつかんだぞ、私」みたいなね。

吉村:だから、お互いに支配し合おうとしている人達がせめぎ合っているみたいな。これを恋愛の醍醐味にしちゃったら苦しいだろうなって思いますよ。

三上:そうですよね。本来好きであれば、その人が少しでも幸せだったら、そこを願うべきですものね。

吉村:そうですね。だから、波長が合う人同士だったら、お互いの幸せをお互いに協力し合って、でもそれは別に相手を幸せにするんじゃなくて、幸せになるのはそれぞれの責任で幸せになるけど、そこの手伝いをお互いにしますよって関係性だったら多分いい感じで続いていくと思うんですよね。

三上:今聞いて、今恋愛中の方とか改めてちょっと見直すことも多いかと思います。私の周りも自分も含めて(笑)。今日はいいテーマだった氣がします、本当に私にとっても。

吉村:よかったです(笑)。

三上:ということで今日は「嫉妬心」でお届けしましたけども、こんな感じで逆にリスナーさんの皆さんから「こういうテーマを取り上げてほしい」とか、いろいろ送っていただいて私達も、ポッドキャストの中でいろいろ広げてテーマを扱っていきたいと思ってますので、是非リンクからメッセージも、感想なども添えていただきたいと思います。吉村さん、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。