112.ナルシスト

あなたのまわりにいませんか、ナルシスト?自己評価、セルフイメージが低いかも、ナルシストの見方、捉え方が変わるかも。

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三上:はい、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい。さあ、今日は、自分自身もそう見られていないかなって、ふと思うことがあります。さあ、今日のテーマは「ナルシスト」

吉村:はい。

三上:で、お届けしていきたいと思います。というのも、メディアなんで、結構ほら、自撮りというかSNSとかであげたりするじゃないですか。自分自身は楽しいので、あげているつもりなんですけど、ふと「この人、自分大好きだな」と、きっとそう思われているのかなみたいな。

吉村:(笑)

三上:感じで、思うこともあるんですが、じゃあ、あなたの周りにも、みなさんの周りにも、きっとナルシストって思っているかたもいらっしゃるかもしれません。今日のテーマは、「ナルシスト」でお届けしていきますけども、そもそも、ナルシストってなんだろうと、今改めて思っちゃいました。

吉村:はいはいはい。言葉の語源は、今、ウィキとかで検索してないんで、ぼやっとした伝え方になっちゃうと思うんですけど、昔、どっかの国にナルシスという若者がいて、その人がいつも鏡に映っている自分をみて、自分最高じゃん、素敵と思って、自分のことばっかり好きになってるみたいなところで、自己愛強すぎるよねみたいな人のことを、ナルシストって呼ぶようになったみたいな話なんですよね。

三上:あ、そういうことが、そういう名前の由来なんですね。

吉村:そう。そういう由来なんですよ。だから、自分好き過ぎる人ということで、ナルシストみたいな、そういう言われ方をすると思うんですよ。で、例えば、芸能人とかでもナルシストっぽい人居るよなみたいな感じで、ただまあ僕が思うにはね、ある程度自分のことを自信があって、みんなに自分をみせてやるみたいな氣持ちがないと、なかなか芸能界とかって生きていけないと思うので。

三上:そうですね。

吉村:だからそこは、むしろ別に自分のことが好きで、みんなに自分を見てもらいたいっていうのを持っているというのは、芸能人としては全然普通のことというか、むしろそれがないと困るよねという話だとは思うんですよ。

三上:たしかに。隠れちゃ、駄目ですもんね。

吉村:そうそうそう。本当、そういうことなんです。ただね、じゃあ「あの人、ナルシストだよね」っていうふうに、みんなから思われるようなタイプの人たちっているわけじゃないですか。

三上:うん。いますね。

吉村:その人たちが本当に、自己愛が高いのかというところの話をしていきたいと思うんですよ。

三上:自己愛。

吉村:ナルシストっぽく見える人たちって実は、セルフイメージがそんなに高くはないんですよ。

三上:へえ。なんか、イメージだと高いイメージがありますけど。

吉村:そうなんですね。ただセルフイメージが本当に高い人たちって、実は結構、謙虚なんですよね。

三上:確かに。確かに、お金持ちの人はお金持ちっぽくしないですもんね。

吉村:そうなんですよね。だから、アピールを別にする必要がないんですよ。自分で既に分かっているから。

三上:うん。

吉村:だから、自己評価が高いか低いかという話でいうと、ナルシストっぽい人たちって、要はいろいろアピールしてるから周りから「あの人、ナルシストだよね」って、見えているわけじゃないですか。それだけアピールしなきゃいけないということは、その人自身のセルフイメージって実はそんなに高くないんですよ。
むしろ、低い部類になるわけですよ。で、自分はもっとできるはずなのにとか、こんな自分じゃ駄目だから、もっとすごいところをみんなに見てもらわなきゃとか、要は自分で自分を評価できないから周りの人たちから高い評価を得ることで、自分の中の自己評価が低い分の穴埋めをしようとしてたりとかってことをするわけですよね。

三上:うーん。

吉村:そうすると、実はナルシストっぽく見える人たちっていうのは結局、すごく自己評価低いから、そのままの自己評価の自分でいると押しつぶされちゃって前に進めないわけですよ。
じゃあ、前に進むために何をしてるかといったら、すごく頑張って自分自身を奮い立たせるようなことをすることで「よし、このままじゃ駄目だ。もっと自分は、こんなところで終わるやつじゃない。前に進むぞ」みたいなことをやって、一所懸命、自分を鼓舞して自分自身にムチを入れて、前に進むということをやっているんですね。
そのためにやっていることが、いってみたら自分はすごいんだ、こんなにすごいんだっていうことを、自分自身に言い聞かせる意味合いも含めて、アピールするわけですよ。それで、すごく頑張ってようやく前に進んでいるという状態になるから傍からみていると、あの人あんなに自分のことをアピールしてるから、よっぽど自分のこと好きなんだろうねって見えちゃうんですね。

三上:分かりやすいですね。

吉村:そうすると、そういう人たちって周りの人たちから、いろいろとフィードバックをもらうわけですけど、そうすると例えばちょっとその人よりも先輩みたいな人たちから「お前がうまくいかないのは、お前は自分のことを好き過ぎるからだ」というようなアドバイスをもらったりするわけですよ。

三上:うんうん。

吉村:で、そのナルシストっぽい人が素直な人だったら、なにが起きちゃうかというと「あ、僕、自分のこと好き過ぎるから、まだまだ駄目なんだな。自分の評価もっと下げたほうがいいんだ」となって、自己評価はさらに下がるわけなんですよ。
そうすると、そのままの自分を、じゃあ駄目だという状態が、さらに度合いが増していくから、だからもっと頑張って自分を奮い立たせないといけない状態になるんで、もっと頑張って自分を奮い立たせるためにやっている行動は周りからみると。
「すごいこの人、自分のこと本当に好きなんだな」って思われるようなことに繋がっちゃうので、「お前、ナルシストの度合いがさらに進んでいるじゃないか。そんなんじゃ、駄目だ」というような感じになって、ああまだ駄目なのか、もっと自分の自己評価下げなきゃって、その負のスパイラルに陥ってしまうわけですよね。
僕もかなり以前は、そういう先輩みたいな人たちからね、お前本当、自分のこと好きだよなとか、自分のこと好き過ぎるから駄目なんだよとかってすごい言われて、まさにその悪循環にはまっていたわけですよ。

三上:うんうんうん。

吉村:だからこれね、本当にこのままの自分でもOKだよねみたいな、自分を受け入れるということができるようになって、ようやくだんだんその悪循環から抜け出すことができるようになっていったわけですよね。
だから、僕は周りの人たちからすごい謙虚ですねということを、最近言われること増えてきたんですけど、でも僕自身はあんまりそんなふうには思ってなくて、というのはどんな自分でもまあ自分OKだよねみたいな、今のありのままの自分にまずOK出して、そうすると、もっとこうなれたらいいよなみたいなのが出てくるから、そこに向けてまたコツコツと行動とか経験を積み上げていくみたいなことをやって、自分を成長させるということをしているわけなんですけど、
でも、いろいろとアピールしなくても、別にまあ自分こんな感じで、充分自分は満足してるし、しかももっとこれからも成長していけるしって思っているから、アピールする必要がない。

三上:ない。

吉村:ないんですよ。僕は、それが周りの人たちからみたら謙虚ですね、って見えるわけですよ。

三上:うーん。

吉村:だから、それって当時の僕が一所懸命頑張ってアピールして自分を奮い立たせていたときの僕と、今の謙虚ですねと言われている僕は、どっちのほうが、セルフイメージ高いかといったら、今のほうが全然高いんですよね。
だって、これで自分OKと思っているわけだから。当時は、こんなんじゃ駄目だ、もっと頑張んなきゃ、駄目だと思っていたわけですからね。だからどっちのほうが自己愛がある状態かといったら、僕は今の状態のほうが、よっぽど自己愛があるわけですよ。だから、ナルシストの人たちというのは、むしろ、自己愛が足りない状態になっているわけですよね。

三上:いや、響きますね。きっと満たされないから、SNSインスタグラムとか、今の若者のかたでいうと、満たされないから、こういうの、美味しいもの食べているんだよ、こういう場所にいるんだよ、すごいでしょ、っていうのを、やっぱ載せることによって、また次何やろうって、これわたしすごいでしょという、で、やっぱり満たされてないんですよ。

吉村:そういうことですね。

三上:ねえ。

吉村:それをみてなんか、陰口を言ってる人たち、あの人ああだったよねとか言ってる人たちも、言ってみたら、満たされてないわけですね。

三上:満たされてない。わたしも、したい、したいからね。

吉村:そうそう、そうそう。

三上:なるほど、わかりやすい。

吉村:だからむしろね、今あることとか、現状に感謝するみたいなことから始めていったほうが、本当は自分のなかは満たされていくんで、いろいろ頑張ってアピールしなくても大丈夫な自分になっていくわけですよね。

三上:たしかにそうですね。いやちょっと、わたしは、改めてSNSをすごい強化するというふうに決めていたんですけど、いろいろ考えさせられましたね。

吉村:まあ、でもね、そこってなんだろうな、なんか自分をアピールするというよりは、たとえば楽しみにしてくれている人たちに、それを届けるみたいな発想でやると、また伝わるエネルギーとかがね、出している波動が変わってくるから、また見え方が変わってくるんじゃないかなと思いますけどね。

三上:そうなんです。SNS出すことによって、みんなにいつも元氣をもらえるよというコメントがうれしくて、というので発信するひとつの理由でもあるんですけど、それが大変だったらもういいですね。

吉村:そうですね。だから、やっていることがいいか悪いか、ということではなくて、それをどういう意図とか、どういうモチベーションでやっているか、ということが、大事だと思うんですよね。

三上:なるほど。自分が満たされながら、やって楽しんでいるのが、一番ですね。

吉村:そうですね。自分が満たされていたら、余裕が出てくるから、逆に受け取る人たちに、何を届けられるかというようなことに、意識が向くわけですよ。だから、自分が満たされるためにやっている人というのは、要はくれくれ状態、もっと「いいね」ちょうだいみたいな感じで、「いいね」ちょうだい、ちょうだい、くれくれ、みたいな感じでやるわけですけど、でも、みんなに元氣を届けたいなとおもったら、与えている側じゃないですか。

三上:うーん。

吉村:与えるというのは、自分に余裕があるから、与えられるのであって、余裕がない人には、与えることはできないわけですよね。

三上:うーん。

吉村:だから、そこが、ちゃんと、自分が満たされて、与えることができるようになると、やっていることが同じでも、なんか全然、その見え方とか、受け取り手がどういうふうに受け取るかというのは、全然変わってくると思いますよね。

三上:いやあ、今日は、「ナルシスト」で、テーマお届けしましたが、みなさん、自分自身、そして、周りにも、感じること多いと思います。セルフイメージを深めて、いろいろ考え直したいと思います。はい。今日も素敵なお話、ありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。