102.恥ずかしさの中身

ハンドルネーム イオさんからのメッセージを取り上げて、吉村さんからお話伺いました。

 

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三上:はい、皆さん、こんにちは。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい。さあ、今日はですね。一般の皆さんから頂いたメッセージ、回を増すごとに増えていってるなという氣がしてとても嬉しいんですけども。

吉村:有難いですね。

三上:本当ですね。感想とか入れてくれたりとか、話を聞きたいというメッセージが増えてきていますので、今聴いているリスナーの皆さんも氣になったら是非メッセージを送っていただきたいと思います。
さあ、今日はですね。ハンドルネーム、イオさんから来たメッセージを読み上げていきたいと思います。
「こんにちは。いつも楽しみにしています。恥ずかしいという感情は、怒りと他にいくつかの感情が合わさったものと昔なにかで読んだことがあります。確かに、恥ずかしいと言うときは、本場の麻婆豆腐を食べたとき、いくつかの刺激を同時に受けてどうしていいのか分からない感じに似てるような氣がします。恥ずかしいというときは何が起きているのかお話していただけたら嬉しいです」と、来ています。

吉村:なるほどですね。例えが面白いですね。

三上:面白い。表現がね、面白いなと思って。ユーモアがありますね。

吉村:はい、そうですね。感情というのはね、一次的、一次感情として出てきているものだけじゃなくて、また出てきた感情をごまかすために他の感情でカバーするとか、二次感情、三次感情みたいになにか感情を上塗りすることで、元々の感情がよく分からなくなっていくみたいなことっていうのがよくあるんですよね。
なので、色んな色が混ざってマーブル模様みたいになっちゃてるみたいなね、それの表面的に目立つところを捉えてこの感情と捉えていたりとかするんですけど、実際には、他の色んな感情が混ざりあって、今の現状まで出てきているというような場合が結構あるんですよ。
なので、例えば、恥ずかしいと一つとってもどういう場面で恥ずかしいと感じるかっていうのによって、実は同じ言葉で表現しているけど全く同じとは言えないんじゃないかなみたいなものもあると思うんですよ。
例えば、子どもの頃のちょっとした失敗談を親が友だちに話してしまって恥ずかしいみたいなのと、道歩いていてハッと自分の来ている服にタグが付いたままだと氣が付いたことがあって、そのときも恥ずかしいという言葉で表現しますけど、全く同じ感情とはちょっと言えなかったりするんですよね。

三上:うん。

吉村:だから、そういう意味では一概に恥ずかしいというのはこういうことですと言える話ではないんですけど、感情って一つにはネガティブな感情に関していえば、攻撃性が内側に向いているか外側に向いているかという違いがあるじゃないですか。例えば、後悔するとか自己嫌悪に陥るとかって内側に攻撃性が向いてるの分かります?
三上:はい。

吉村:だけど、「あいつ、けしからん!」とか「許せない!」とか、怒りとか憤りの感情って今度は攻撃性が外側に向いていますよね。

三上:うん。向いてますね。

吉村:あと、感情のボルテージが高い感じなのか低い感じなのかというのも、内側から。そこら辺でグラフみたいなのに点を打っていくみたいなね。そういうので、なんとなくこの辺のものにはこれ、こんな感じって名前を付けているだけなんですよね。
だから、同じ言葉を使っているけど微妙に違うということは十分あり得るので、どういうシチュエーションで自分が何に対してネガティブな反応をしたのか、そのことに対して自分はどう捉えているのか、みたいなことで、実は感情の反応って出ているんですよ。

三上:うーん。

吉村:だから、恥ずかしいというのも、「わ、恥ずかしい。」って、なんか「きゃ!」みたいなのと、「この恥は、本当になんか、自分のことが許せません。」みたいな恥ずかしいのと違うじゃないですか。

三上:全く違いますね。

吉村:だから、その辺も含めて自分がどういったものに、どう反応しているのかというのをよく見ていくと、感情のどういうものが混ざりあってその感情になっているのかって見えてくると思うんですよね。そうすると、感情そのものをどうにかしようと思うよりも「何に反応しているのか、それはなぜその反応になるのか」というそこをみていった方が、感情を取り扱い易くなるんですよね。
一回出てきちゃった感情を抑え込むって、ほぼほぼ実は無理なんですよ。結局、それをやってもどこかに溜まっちゃうだけで、あとでどこか違う形で現れるとかね。体調が悪くなるという形で現れることが起きちゃうから出てきた感情に関しては、「ああ。自分、今あのことに対してこういうふうに思っているから、こういう反応が出たんだな。」
例えば、みんなの前でかっこいい自分で居たいと思ってるから、だから、子どもの頃の恥ずかしいエピソードを親に言われたときに、すごくネガティブな反応をしたんだなってなったら、「別に子どものときにそのぐらいみんな普通だよね。」とか、「みんなの前で自分いつもかっこいい人で居る必要もないよね。」というふうに捉え方が変われば、別にそのエピソードってただの面白エピソードで終わっちゃうわけですよ。
恥ずかしいとは思わなくて、「あはは。そんなこともあったよね。」みたいな、「子どもって可愛いよね。あはは。」で、別に済んじゃう話かもしれないですよ。「やめてよ、そんな恥ずかしい話するの。」とかなるということは、自分がかっこいい人でいなきゃいけないって思っているからってことじゃないですか。

三上:確かに。同じエピソードであっても人によって言い方違いますもんね。内容が一緒だったとしてもね。

吉村:そういうことなんですよ。そうそうそう。だから、その辺のネガティブ、要するに、攻撃性が含まれている・否定が含まれている感情ですよね。あふれ出てくるっていうことは、なにかを自分が否定的に捉えているということなので、自分が何を否定的に捉えているのかというのが分かると、それを否定的に捉えるのをやめるという選択肢が次現れてくるわけですよ。

三上:うーん。

吉村:「別に、そんなこと否定しなくていいよな。別に子どものときのそういうエピソードって、考えようによっちゃあ、可愛いじゃん」みたいな感じで、(笑)その捉え方が変わると全然その感情の反応も変わってしまうんですよね。

三上:うーん。なるほど。(笑)じゃあ、ご自身が「なんか恥ずかしい」思っている感情を、まずはどういった状況で起きているのかっていうのを捉えるというか、感じる。

吉村:そうですね。そうそう。何をいけないとかよくないと思っているのかというところまで、ちゃんと立ち返って分析することができると、「別に、これ恥ずかしいという捉え方しなくてもいいんだな。」という感じになってくるわけですよね。
だから、恥ずかしいと思っているのを、「恥ずかしいと思っちゃ駄目だ」とやるとこれは上手くいかないんですよ。(笑)絶対無理なんですよ。(笑)

三上:(笑)ですね。確かに、「恥ずかしい」でも人によって、全然、今ね二個目かな、タグ付いてたとかってお話されていたんですけど、私よくそれあるんですよ。「ああ、恥ずかしい」と思いながらも次に切り替えるから、「これは、次のネタに」みたいな「話のネタに、これをもっていこう」みたいな「こんなことがあったよ」みたいなのを変えたりするんですけど。

吉村:エピソードトークになりますもんね。

三上:なりますよね。本当。考え方によって、全然恥ずかしさも結構ポジティブというか、プラスに変えれるような考え方に変わるといいですよね。

吉村:そうですね。

三上:そうやると、毎日がだんだん楽しくなってくるんですよね。

吉村:そうですね。うち娘双子なんで運動会のときに、小学校のとき一人が赤組でもう一人が白組みたいな感じでいつも組が分かれていたんですよ。そうすると、家の中で必ず運動会に勝った方の子と負けた方の子が発生してしまうんですよ。毎年。
で、なんかね、4年生ぐらいまで片っぽが連続でずっと負けていたんですよね。そうすると、そのあとのケアが大変じゃないですか。一人はよかったねで、もう一人は残念だったねみたいな。ちっちゃい子どもだと、本氣で落ち込んじゃうから、運動会で負けたことぐらいのことでもね。
だから、小学校の先生にお願いしたんですよ。「うち、こういう事情でね、別のチームになると色々と後が大変なんで、上手いこと同じチームになるようにできませんか。」と言ったら、氣を使ってそれをやってくれたんですよね。
だから、小学校5年生からは同じチームになっていつも負けていた方の子が、「これで勝てる。やった!」とかって言ったんですけど、結局そのあと2年連続で負けちゃったんですね。(笑)だから、一人は小学校6年間、ずっと運動会負け続けるというなんかすごいことになってて、本人はそのときすごい落ち込んでいたんですけど、
なんか僕が「いや、この話はね。大きくなってから絶対、この話したら鉄板でウケる話になるから、実は本当にすごい得しているんだよ」と言っていたんですよね。すぐには入っていかなかったみたいですけど、最近では新しくできた友だちとかに、その話するとめちゃめちゃウケるらしくて、だから、「ほらね」って、「結果、よかったでしょ」って。(笑)

三上:そうですよね。確かに勝って負けてって、同じ比率だと、えーってなりますけど、「ずっと6年間負けてんだよ」なら、すごいもってんじゃない逆にというぐらいね。

吉村:なりますよね。

三上:捉え方、考え方って大切ですね。

吉村:そうですね。

三上:なんだか楽しくなってきましたね。話すの。

吉村:よかったですね。はい。

三上:ということで、イオさんもどんなときに自分がね、恥ずかしいという感情が降りてくるのか落ちてくるのかというのを、まず捉えていただきたいと思います。

吉村:そうですよね。はい。

三上:そうですね。いいお話でした。はい。

吉村:(笑)ありがとうございます。

三上:吉村さん、今日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。