103.先祖の問題を背負わさられるのはなぜ?

ハンドルネーム むにちゃんさんからのメッセージを取り上げて、吉村さんからお話伺いました。

 

感想、ご質問はこちらにお願いします!
https://forms.gle/HhW7cXuA345QYmDZ7

YouTube:
https://www.youtube.com/c/kokoro-me
Web:
https://m-e-science./com

==================
◆文字起こしはこちら↓
 
三上:はい、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい。さあ、今日もですね。メッセージを取り上げて読んでいきたいと思いますよ。ハンドルネーム、むにちゃんさんから来ているメッセージです。読み上げたいと思います。「吉村先生、こんにちは。はじめまして。前に」こちらお名前ご案内していいんでしょうかね。

吉村:スミレアキコさんですね、YouTuberの方。動画に僕出させていただいたんで、そのときのお話だと思いますね。はい。

三上:ということで、その内容なんですけども、「目に見えないエネルギーの世界を、論理的に理路整然(りろせいぜん)と、また優しい言葉を選んで説明して下さるので、とても分かりやすく、いつも配信を楽しみにしながらチェックしています。最近は、寝るときにも流しっぱなし動画を開くことが多くなりました。ありがとうございます。」

吉村:ありがとうございます。

三上:はい。「素朴な疑問なんですけど、一つ、どうしても氣になることがあります。クリアリングでよく依頼者の方の祖先のブロックがくっついていることがありますよね。亡くなった人はまた生まれ変わるのだから、過去生のカルマとして次の人生で自分で持ってくればいいものを、
なぜわざわざ他人の、ある子孫に投げるのでしょうか。亡くなった方の意思でそうするのか、それとも、そういった宇宙のライフサイクル的な仕組みがあるのでしょうか。
いずれにしろ、他者の問題を背負わされた方はたまったもんじゃないし、そこから、新たなブロックが生まれる可能性もあるとしたら、なんだか理不尽すぎるなと思っています。そのあたり、詳しく教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。」と、来ています。

吉村:なるほどですね。このご意見は、僕もすごくごもっともだと思いますよ。理不尽というかね。

三上:私も聞きながら、「なぜ?なぜ?」と思います。確かに。

吉村:そうですね。これに関していうとですね、人間の肉体と魂が渡り歩いていくという輪廻転生の仕組みというところで、ある意味ちょっと仕方ないんじゃないかなという感じもしなくはないんですよ。
肉体って僕たちの魂としては、借りて使っているようなものなわけですよ。三次元世界だと見て触ることができるのは肉体の方なんで、僕らが他の人を見たときにその人の肉体を見ているし、自分といったときもこの肉体を指して自分と言っている感じがするんですけど、でも本質としてはその魂があって、輪廻転生しているのはその魂の方なわけですよね。
だから、この肉体って、実はこの三次元世界で人間として生きるために借りて使わせてもらっている乗り物みたいなもので、これはこれで他の地球上の生物と同じように、DNAを持っていてそれで色々と繁殖していくみたいなね、DNAをコピーして繁殖していくみたいな仕組みを持っているわけですよ。
で、このDNAが受け継がれてどんどん後世に受け継がれて生物がずっと生き続けるというこの仕組と、魂が輪廻転生する仕組みというのは全然別の仕組みなんですよね。

三上:うん。

吉村:だから、魂が輪廻転生していない生き物というのは、実はこのDNAが生きながらえているということで、ずっと生き続けているものなんで、一つ一つの個体としての存在というのはこの種全体としてみると種全体の一部であって、個として独立して存在しているものとはちょっと言い難いんですよね。

三上:うん。

吉村:他の魂が輪廻転生していない生き物というのは。だから、種として一つの生き物みたいなとこがあるんですよ。
でも、人間の場合、魂が主体で魂は一つの肉体で一人の人生を生きると、そこから離れてまた次の肉体と結合して次の一人の人生を生きるとなるから、人間そのものの種としての意識というのは、実はこの肉体の方に属しているものであって、魂は全然別の存在なんですよ。
肉体からしてみると勝手に乗っ取って、肉体を使っているお客さんみたいなそういう感じなんですよね。「お客さん、よく来てるな。」みたいな、そういうような感じの存在なんですね。

三上:うん。

吉村:だから自分の先祖が持っていたブロックというのは、その人のもので私には関係ないよねという発想というのは、魂としては確かに別者なんですけど、肉体って考えた場合、同じ人間という種の同じDNAのライン上に居るものだから、実はそういうブロックを持った先祖が居るという肉体を選んで来ているというふうに言えなくもないんですよ。

三上:うん。

吉村:結局、そこって切り離して考えられる別々のものじゃなくて、この肉体を選んでいるんだけど、実はこの肉体に至るまでの流れ全体を含めて選んでいるという話になるわけですよ。
だから、先祖のブロックの影響を受けてしまっているというのはこの仕組み全体を捉えた場合、「いやそれも含めて、この肉体を選んでいるんだからそれはしょうがないよね」という話になっちゃうんですよね。
なので、イメージとしてはレンタカーを次々借りていってるみたいな、同じレンタカーを色んな人が借りていっているわけですよ。

三上:うん。

吉村:だから、次の方にちゃんと快適なドライブを楽しんでもらいたかったら、レンタカー返すときにちゃんと綺麗にして、例えば、ちょっと壊れているところがあったらきちんと修理した状態とか、ガソリンも入った状態で返すというのをマナーとしてやっていったらいいと思うんですけど、
それがそういう仕組みをみんな知らずに、「自分の人生、これで終わったから、はい、これで終了」みたいな「あと、知りません」みたいな感じでみんなが生きているから、だから、そのときの肉体に溜まっていた色んなブロックとか、ネガティブな感情とかが残ったまま、後世の次のドライバーに受け渡されているわけですよね。
なので、そういう意味では、マナー的に捉えてきちっと綺麗にして返すということを、みんながやった方がいいんじゃないかなと僕は思ってはいるので、そういう意味では、クリアリングをきちっとやっておくというのがいいんじゃないかなと思いますよね。

三上:うんうん。すごい分かりやすいですね。

吉村:(笑)

三上:何度かね、肉体と魂のお話は出てきますけど。初め聞かないと、「どういうこと?」「え?」というふうに思いますけど、別々のものなんだと捉えるとすごい分かりやすいですよね。

吉村:そうですよね。確かに、先祖のやらかしたことも責任を今とらされているふうな構図に見えてしまうから、「なんでそんなこと自分がしないといけないんだよ。」って、思うのかもしれないですけど、同じ生き物を一緒にみんなでシェアして使っているみたいな感じなんですよね。
レンタカーという言い方もできるかもしれないし、馬とかね、僕のおじいちゃんが乗ってた馬をお父さんが譲り受けて、それで、僕が今回乗ってますよみたいな話なので、馬は馬としてケアしてあげないと、
おじいちゃんがひどい乗り方してだいぶへばった状態の馬をもらってしまいましたみたいな感じになったら、最初からしんどい状態で始まってしまうわけなので、そこは、だから、ちゃんときちってケアしていい状態で次の世代に渡すということを、みんなが意識してやった方がそれはいいですよねということなんでね。
だから、そういう理不尽だなと思うというのは、本当に僕もそれは全くその通りだと思いますよということなんですけど、何かが悪いとか誰かが悪いとかって話じゃなくて、ちゃんと正しいケアの仕方をみんなが知らなくて、ほったらかしにしてるからそうなっているという話だと思いますね。

三上:なるほどですね。いやあ、そうですね。結構多いんですかね。やっぱり、ちゃんと綺麗にしないで次に行くというのが。

吉村:今、ほとんどの人がそうじゃないですか。だってね、自分の人生、自分が好き勝手やって終わったらそれでお終いと思っている人たちってすごい多いと思うんですよ。
でも例えば、僕と僕の娘たちの肉体というのは、一見離れているようですけど、半分は同じDNAの情報を持っているから、そこって共振共鳴(きょうしんきょうめい)が起きているので、いってみたら、繋がっているんですよね、本当はエネルギー的には。

三上:うんうん。

吉村:ということは、僕がネガティブな感情をちゃんとケアしないでただ食べまくって、この先の人生を生きていたとしたら、その影響って肉体としては離れているけど、うちの娘たちも結局そのネガティブな感情の影響を受けている状態で、残りこれからの人生がずっと続いていくことになってしまうんですね。
だから、それって別にうちの娘たち何も悪くないのに、僕がネガティブな感情をほったらかしにしているために、うちの娘たちがしんどい思いをするということになってしまうわけですよね。
そうすると、ちょっとそれは嫌だなと僕は思うので僕の代できっちり綺麗にしたいし、うちの娘たちにもそういうネガティブな感情を溜めこまない生き方をちゃんと選ぶんだよ、ということはきっちと伝えておきたいですよね。

三上:うん。今お話聞いて思ったのは、勉強とかそういうお話とかで伝えるというのは、家族の中で色々あったりするんですけども、こういう伝え方というのは日常の中でないなというふうに。中々ないですよね。多分ね。そういうこともやっぱり伝えていくべきですね。話聞きながら思いました。うん。
はい。さあ、むにちゃんさん、どうでしょうか。今のお話聞いてね。だいぶ本当に分かりやすくいつも解説してお話してくれるので、きっとむにちゃんさんもリスナーの皆さんにも伝わったかと思います。私も毎回学んで情報がいっぱい増えて、日常の中にも取り入れています。はい。

吉村:よかったです。

三上:本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。