081.気功ってアジアだけなの?

氣功と聞くとアジアのイメージ湧きませんか?世界にも氣功は存在するのか吉村さんにお話伺いました。

 

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三上:みなさん、こんにちは。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、よろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい。さあ、今日のテーマなんですけど、「氣功」って聞くとアジアだけなのかな?って私の個人的なイメージなんですけども、

吉村 : はいはい。

三上 : 実際、「氣功」に携わって、色々な事に携わっている吉村さんですから、吉村さんの考えとかお話も聴いてみたいなと思ったんですが、「氣功」っていうのは、やはりアジアで広まっているんですかね?

吉村:まあ「氣功」っていう言葉が、日本だったら中国から伝わって来たものだったりとかってするんで、「氣功」っていうとそっちのものって言うようなイメージはあるとは思うんですけど、「氣功」って要するに「氣を取り扱う手法」みたいな意味合いなわけですよ。

三上 : はいはい。

吉村 : 漢字も「氣」っていう字と「功」という字で、「功」っていうのは「巧みに取り扱う」みたいな意味合いの言葉だから、そういうふうに捉えると「氣」っていうものを取り扱うものは「氣功」って言えるんじゃないかな?って思うわけですよ。

三上:ふうーん。

吉村:じゃあ、「氣って何か?」というふうに言った時には、要するに目に見えないエネルギーっていうのを例えば、意識の何かが「氣になる」とか「氣を配る」とかっていう、考えたりとか思ったりする時の意識のエネルギーみたいなものを「氣」って呼んでたりするわけですね。
「氣候」とか、あの氣候って季節の氣とかね、「天氣」みたいな自然の状態、大自然の状態とかも「氣」っていう言葉で現わされたりとかするし、そこら辺を、日本語の「氣」っていう言葉が付いている文字が含まれている言葉をいっぱい並べてみると、かなり沢山の色々な言葉があるわけですよ。

三上:そうですね、今ね、並べてました。「氣分」「氣候」「元氣」「氣持ち」とか。(笑)

吉村:はいはいはい。「氣力」とかねえ。だから、そういう目には見えないけど、情報として存在してるとか、要するに情報とか力を伝達するようなものっていうような捉え方が出来るわけですよね。
てなると、そういうの全部「氣」って言うんだったら、目には見えないエネルギー全般、例えば、「癒やし」であったりとか「健康増進」とか「体を強くする」とかね、それから「氣を強くする」って言うと性格的な部分だったりとかコミュニケーションに関する事だったりするわけじゃないですか。
だから、そういうの全部含めて、「氣」って呼んでるとしたら、それって別にアジア人に限らず、世界中の人達が色々な言葉で扱ってるものだと思うんですよ。
それが現代の日常の中で、大事にされてるかとか、よく取り扱われてるかどうかっていうのは、文化とかによって多少違いはあると思うんですけど、元々はみんなが使ってたものだと思うんですよね。

三上:うーん。なるほどですね。確かに、同じね「氣分」とか「氣候」とかっていうのも、世界共通する、地球上に居る人なら感じてる事あると思うので、なるほどですね。

吉村:そこに名前を付けて、言葉で言語化して取り扱ってるかどうかっていうところでは、結構、日本語とか中国語とかにもそういう言葉はいっぱいあるのかも知れないですけど、僕ちょっと中国語が分からないので、日本語と比べてどうなのかっては分からないですけど、少なくとも僕が知っている英語と比べると、日本語にはそういう言葉がすごい含まれてるんですけど、でも概念としては、うっすら存在はしてるわけですよね、英語の中でも。使ってる言葉が違うというだけで。
だから、そういう意味では、それを専門的に扱う技術っていうふうに捉えたら、色々なものが「氣功」というジャンルの中に入って来ると思うんですよ。

三上:そうですね、今思ったけどヨガとかも、若干違いますけど「氣功」の一部、似てる部分もあったりするのかな?って今イメージしたりしたんですが。

吉村:そうですね。ヨガでも「プラーナ」っていう概念があって、それが宇宙に満ちている生命のエネルギーみたいなことを「プラーナ」と呼んでいるんですけど、それが指している物が何かっていうふうに紐解いていくと、これ氣のこと言ってんじゃない?って感じがするんですよね。
だから、色々な違う名前で呼ばれてるけれど「氣」だよね?っていうふうに考えると、かなり色々なものが「氣功」というジャンルの中に取り入れてもおかしくはないみたいな話になると思いますし、後は中国の「氣」に関する技術であったりとか知識みたいなものって、多分インドから伝わって来てる物も多いと思うんですよね。

三上:インドから?

吉村:例えば、日本に仏教が伝わって来たのは、仏教は中国から入って来てますけど、そもそも仏教ってインドで始まっているもので、それが中国に輸入されて、そこで独自の発展をして中国の仏教になってったわけですよね。
「お釈迦様」と呼ばれてるブッダさんは、元々はインドの人だし、インドにはアーユルヴェーダとかね、そういう健康法みたいなのが元々あったわけですよ。
それは中国に伝わって、中国でも独自の進化・発展を遂げてって、それがだいぶ中国の「氣功」っていうものに取り入れられてると思うんですよね。

三上 : ふううん。

吉村 : インドもアジアといえばアジアなんで、その辺りで来てる流れっていうのがあるわけですけど、でも多分、ヨーロッパの方とかもキリスト教がバアーって来て、昔からあった土着の信仰とかをだいぶ駆逐してしまった為に、そういうものだいぶ失われちゃってるんですけど、
キリスト教が入って来るまでは、そこの元々自然信仰みたいな事をしてた人達って、ヨーロッパにはいっぱい居て、そういう人達は、薬草使かったりとかってこともしてたでしょうけど「ヒーリング」的なこともやってたわけですよね、恐らく。
その中には、多分、薬とかだけじゃなくて、痛い所に手を当てて「癒やす」みたいなものっていうのは多分あったと思うんですよ。

三上:ふうーん。

吉村:そうすると、どういう経緯でそれらが伝わったのか、その人達がある日突然氣が付いて、「これ、いけんじゃん!」みたいな感じでやり始めたのかは分からないですけど、恐らく、見えないエネルギーを使って、何かをするっていう事はやってたと思うんですよね。
アメリカ大陸に元々いたネイティブインディアンの人達も、色々な儀式的な事をやって、神秘的な文化みたいなのをすごい持ってた部族とかもいるわけですよ。

三上:今考えて思うのは、昔の人ってすごい色々な氣付きが、今の私達より多いですね。今、当たり前にあるようで、本当は氣付ける事が沢山あるけど、物に溢れてたりとか、色々な情報が飛び交い過ぎて、逆に氣付けてない環境があるのかな?っていうふうに聴きながらですね、思ってましたけども。

吉村:そうですね。例えば、オーストラリアの先住民族の人達って、それこそテレパシーみたいなものが使えてたという話とかあるんですよね。そうすると、遠く離れててもお互いの考えとか伝わっちゃうみたいな事があると、そういう人達のことを支配するのって難しくなっちゃうじゃないですか?

三上:うーん、たしかに。

吉村:だから、そうすると一部の人が大多数の人達を支配して、奴隷みたいに自由に好きな事やらせて、自分達の為に働かそうみたいな事を考えた時に、そういう人達からなるべく色々な力や知識を奪って、「あなた方は私達の言うことを聞いて、従うしか生きる道はないんですよ」って思わせといた方が支配がし易いっていうのがあるから、多分それで、色々な本当はこういうの使えたら、もっと大きな力を発揮できる色々な知識とかが、意図的に奪われちゃったり隠されちゃったりして来た事って、いっぱいあるんじゃないかな?と思うんですよね。

三上:なるほどです。人間の欲が、ね(笑)。なるほど、今日のテーマに沿って思ったのは、「氣功」はアジアだけではなくて、まあそうですよね、漢字で「氣功」って書くから尚更、アジア感はありますけども、同じ人として色々感じるものとか捉え方っていう部分では、世界中に「氣功」というのは名前は違うけれども有るという事で。

吉村:そうですね。だから、スピリチュアル系の人達なんかは、結構「エネルギーワーク」っていう言葉をよく使っているのを耳にしますよね。

三上:最近、よく聞きますね、「エネルギーワーク」ね。

吉村:そうですね。それも要するに「氣功」を英語で言うと「エネルギーワーク」なんじゃないかな?と僕は思っているんですよ。

三上:実際、吉村さん、「氣功」って英語で何て言うんですか?「氣功」って言うんですか?

吉村:これはね、中国語の読み方を、そのままアルファベットで書いて、「チーコン(Qigong)」とかっていうような。Q、I、ハイフンしてKなのかCなのかな、とにかく「チーコン」という中国語の読みで表記される場合もあるし、後は日本語の「KIKOU」ってローマ字で書く「KIKOU」かな「氣功」って。
これも詳しい人だったら、知ってる言葉になってますよね。それこそ、「TSUNAMI」という言葉とか、「SUSHI」と言う言葉も日本語だけど、世界中に広まっているじゃないですか。そんな感じで、「KIKOU」とか「チーコン」という感じで、知ってる人は知ってる言葉にはなってるんですけどね。

三上:ふううん。いやあ、この時間、なんか色々な氣付きと学びも、やっぱ毎回なんかね、学ばせて頂いてますね。

吉村:(笑)。僕も最初、この仕事始めた時に、「エネルギーワークやってます」ってよく言ってた時期があったんですよ。だけど、そうすると、こういうスピリチュアルな事とか全く縁がない、例えば、ビジネスマンの人達との集まりとかに行って「エネルギーワークです」と言うと、「ああ、石油を取り扱われているんですか?」

三上:(笑)たしかに。

吉村:それで参ったなと思って、もっと日本語として馴染みのある言葉を使おうって思って「氣功」って言うようになったんですよね。

三上:なるほどですね。確かに少し前で、そういうふうに言われると「うん?何?」てなりますもんね。今だからこそ、だんだん増えては来てますけどね。

吉村:そうですね。だから、言葉で何と呼ぶかって事よりも、実の部分というかね、何を取り扱ってるかという、そこが大事かなというふうに思いますね。

三上:そうですね。改めてこの時間、私も感じました。(笑)

吉村:(笑)。

三上:多分、リスナーの皆さんもきっと私と同じ方も多いと思いますので。はい。今日も、吉村さん、学びをありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。