気功と聞くとアジアのイメージ湧きませんか?世界にも気功は存在するのか吉村さんにお話伺いました。
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三上:みなさん、こんにちは。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、気功ヒーラーの、
吉村:吉村竜児です。
三上:はい。吉村さん、よろしくお願いします。
吉村:よろしくお願いします。
三上:はい、今日のテーマなんですけど、気功ときくと、アジアだけなのかなと、わたしの個人的なイメージなんですけども、実際気功に携わっている、いろんなことに携わっている吉村さんですから、吉村さんの考えとかお話をきいてみたいとは思ったんですが、気功というのは、やはりアジアでひろまっているんですかね。
吉村:まあ、気功という言葉が、言ってみたら、日本だったら、中国から伝わってきたりとかってするんで、気功というとそっちのものというイメージはあると思うんですけど、気功って要するに気を取り扱う手法みたいな意味合いなわけですよ。漢字もその、気っていう字と功という字で、功というのは、「巧みに取り扱う」みたいな意味合いの言葉だから、そういうふうにとらえると、気というものを取り扱うものは気功っていえるんじゃないかなと思うわけですよ。
三上:うーん。
吉村:じゃあ、「気って何か」というふうに言ったときには、要するに目に見えないエネルギーというものを、なんだろうな、たとえば、意識の、「気になる」とか「気を配る」とかっていう、考えたり思ったりするときの意識のエネルギーみたいなものを気と呼んでいたりするわけですね。「気候」とか、季節の気ね、天気とか、自然の状態、大自然の状態とかも気という言葉であらわされていたりとかするし、そこらへんを、日本語の「気」という言葉がついている、文字が含まれている言葉をいっぱいならべてみると、かなりたくさんのいろんな言葉があるわけですよ。
三上:そうですね、今ね、並べてました。気候、元気、気持ち、とか。
吉村:はいはい。気力とか、ねえ、だから、そういう目には見えないけど、情報として存在してるとか、情報とか力を伝達するようなものというようなとらえかたができるわけですよね。となると、そういうの全部、気っていうんだったら、目には見えないエネルギー全般、たとえば、癒やしであったりとか、健康増進とか、体を強くするとかね、「気を強くする」というと、性格的な部分だったりとか、コミュニケーションに関することだったりするわけじゃないですか。だから、そういうの全部含めて、気って呼んでるとしたら、それって別にアジア人に限らず、世界中のひとたちが、いろんな言葉であつかってるものだと思うんですよ。現代の日常のなかで、大事にされてるか、とか、よく取り扱われてるかというのは、その文化とかによって、多少違いはあると思うんですけど、もともとはみんなが使っていたものだと思うんですよね。
三上:うーん。そうですよね。たしかに、同じね、気分とか気候とかって、世界共通する、地球上にいる人なら感じてることであると思うんで、なるほどですね。
吉村:名前をつけて、言語化して取り扱っているかどうかというところ、それは、結構、日本語とか、中国語とかにもいっぱいあるのかもしれないですけど、僕あんまり、ちょっと中国語わからないので、日本語と比べてどうなのかとかはわからないですけど、少なくとも、僕が知っている英語と比べると、日本語には、そういう言葉がすごい含まれているんですけど、でも、概念としては、うっすら存在しているわけですよね、英語のなかでも。つかっている言葉が違うというだけで。だから、そういう意味では、それを専門的に扱う技術というふうにとらえたら、いろんなものが、気功というジャンルに入ってくると思うんですよ。
三上:そうですね、今思ったけど、ヨガとかも、若干違いますけど、気功の一部、似てる部分もあったりするのかなと今イメージしたりしたんですが。
吉村:そうですね。ヨガでもプラーナという概念があって、それが宇宙に満ちている生命のエネルギー、そういうことをプラーナと呼んでいるんですけど、それが指しているものは何かというと、紐解いていくと、これ、気のこといってんじゃないって感じがするんですよね。だから、いろんな違う名前で呼ばれているけれど、気だよねというふうに考えると、いろんなものが気功というジャンルの中に取り入れてもおかしくない話になってきますし、あとは、中国の気に関する技術であったりとか知識みたいなものって、たぶんインドから伝わってきているものも多いと思うんですよね。
三上:インドから。
吉村:たとえば、日本に仏教が伝わってきたのは、中国から入ってきてますけど、そもそも仏教ってインドで始まっているもので、それが中国に、言ってみたら、輸入されて、独自の発展をして、中国の仏教になっていったわけですよね。お釈迦様と呼ばれているブッダさんは、元々は、インドのひとだし、インドには、アーユルヴェーダとかね、そういう健康法みたいなのが元々あったわけですよ。それは、中国に伝わって、中国でも独自の進化、発展を遂げて、それがだいぶ中国の気功というものに取り入れられていると思うんですよね。インドもアジアといえばアジアなんで、そのアジアの辺りで来ている流れがあるわけですけど、でも、たぶん、ヨーロッパのほうとかも、キリスト教が来て、昔からあった土着の信仰とかはだいぶこう駆逐してしまったために、そういうのもだいぶ失われちゃっているんですけど、でも、キリスト教が入ってくるまでは、元々自然信仰みたいなことをしていたひとたちって、ヨーロッパにはいっぱいいて、そういうひとたちは、薬草つかったりとかもしてたでしょうけど、ヒーリング的なこともやってたわけですよね、おそらく。そのなかには、たぶん、薬とかだけじゃなくて、痛いところに手をあてて癒やすみたいなものはあったと思うんですよ。
三上:うーん。
吉村:そうすると、それもどういう経緯でそれらが伝わったのか、そのひとたちがある日突然気がついた、「これ、いけんちゃう」みたいな感じで、やり始めたのか、わからないですけど、おそらく、見えないエネルギーを使って、何かをするということは、やってたと思うんですよね。アメリカ大陸に元々いたネイティブインディアンのひとたちも、いろんな儀式的なことをやって、神秘的な文化をもっていた部族とかもいるわけですよ。
三上:今考えて思うのは、昔のひとって、いろんな気付きが、今のわたしたちより、多いですね。今、当たり前にあるようで、ほんとうは気づけることがたくさんあるけど、物にあふれていたりとか、いろんな情報が飛び交いすぎて、逆に気づけてない環境があるかなというふうに、ききながらですね、思ってましたけども。
吉村:そうですね、だから、たとえば、オーストラリアの先住民族のひとたちって、それこそテレパシーというものが使えていたという話があるんですよね。そうすると、遠くはなれていても、お互いの考えが伝わっちゃうみたいなことがあると、そういうひとたちのことを支配するのって難しくなっちゃうじゃないですか。
三上:うーん、たしかに。
吉村:だから、そうすると、一部のひとが、大多数のひとたちを支配して、奴隷みたいに自由に好きなことやらせて、自分たちのために働かそうみたいなことを考えたときに、そういうひとたちから、なるべく、力や知識を奪って、「あなたがたは私達の言うことをきいて、従うしか生きる道はないんですよ」と思わせたほうが、支配をしやすいというのがあるから、本当はこういうの使えたら、大きな力を発揮できる知識とかが意図的に奪われちゃったり、隠されちゃったりしてきたことが、いっぱいあるんじゃないかなと思うんですよね。
三上:なるほどです。人間の欲が、ね。ふふふふふ。なるほど、今日のテーマに沿って思ったのは、気功はアジアだけではなくて、まあそうですよね、漢字で気功と書くから、なおさら、アジア感はありますけども、同じひととして、感じるものとか、とらえかたという部分では、世界中に、気功というのは、名前は違うけれども、あるということで。
吉村:そうですね。だから、スピリチュアル系のひとたちなんかは、けっこうエネルギーワークという言葉をよく使っているのを耳にしますよね。
三上:最近、よくききますよね、エネルギーワークって。
吉村:そうですね。それも要するに、気功を英語で言うとエネルギーワークなんじゃないかなと僕は思っているんですよ。
三上:実際、吉村さん、気功って英語で何ていうんですか?気功って言うんですか?
吉村:これはね、中国語の読み方を、そのままアルファベットで書いて、チーコン(Qigong)とかっていうような。Q、I、ハイフンして、Kなのかな、Cなのかな、とにかく、チーコンという中国語の読みで表記される場合もあるし、あとは、日本語のKIKOUって、ローマ字で書く、KIKOUかな、きこうって。これは、もう詳しいひとだったら知ってる言葉になってますよね。それこそ、TSUNAMIという言葉がね、あるとか、SHSHIという言葉も日本語だけど、世界中にひろまっているじゃないですか。そんな感じで、KIKOUとかチーコンという感じで、知ってるひとは知ってる言葉にはなっているんですけどね。
三上:いやあ、この時間、なんかいろいろな気づきと学びも、やっぱ、毎回なんかね、学ばせていただいていますね。
吉村:僕も最初、この仕事始めたときに、「エネルギーワークやってます」とよく言っていた時期があったんですよ。だけど、そうすると、こういうスピリチュアルなことと全く縁がない、たとえば、ビジネスマンのひとたちの集まりで、「エネルギーワークです」というと、「ああ、石油をとりあつかわれているんですか」
三上:(笑)たしかに。
吉村:それで、まいったなと思って、もっと、日本語としてなじみのある言葉をつかおうと思って、気功というようになったんですよね。
三上:なるほどですね。少し前に、そういうふうに言われると、「何?」となりますもんね。今だからこそ、だんだん、増えてきてはいますけどね。
吉村:そうですね。だから、言葉で何と呼ぶかということよりも、実の部分というか、何を取り扱っているかという、そこが大事かなというふうに思いますね。
三上:そうですね。改めて、この時間、わたしも感じました。ふふふふふ。
吉村:ははははは。
三上:リスナーのみなさんもきっとわたしと同じ方も多いと思いますので。はい。今日も、吉村さん、学びをありがとうございました。
吉村:ありがとうございました。
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