031.うつ病

近年増えている、うつ病。
自分との向き合い方、魂と肉体の関係性についてもお話しして頂きました。

 

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三上:はい、こころメンテナンス。今日で31回目になります。本日もアシスタント、三上恵と氣功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい。さあ今日のテーマはですね、近年増えてきてる風に感じます。うつ病についてテーマを取り上げていこうと思っております。
実は吉村さん。私、以前医療事務で5年ほど働いていたんですね。働いていましてやっぱり精神疾患の方というのは増えてきているなという風にも医療事務時代から感じていたんですけども、どうですかね。
昔はその判断というのが無かったじゃないですか、うつ病ですよみたいな。色々発達してうつ病と認定されてる方も増えて来てる現状があると思うんですけども、実際このうつ病に関してそういった方もご相談で来られる方っていうのは多いですか、実際。

吉村:そうですね。ただそのうつ病という診断をもう受けちゃっている方達は、病院で薬とか処方されてて、お医者さんにも色々例えばこういう事はやっちゃ駄目ですよみたいな、色々と指示をされていたりとかのケースが多いと思うので、
実際にセッションを検討しているんですというような方からご連絡頂いたんですけど、やり取りしている間に、主治医から止められたのでやっぱり辞めますみたいな話になって、実際セッションを受けるには至らなかったみたいなという形になった人は結構いらっしゃるんで。
そういう意味では病院の診断は出てないけど、うつ状態だなという人達というのは大勢いらしていますけど、そこの線引きみたいなものっていうのはね、難しい所がありますよね。

三上:難しいと思いますね、確かに。そこに至るまでは相談したいという風に動くまでも多分その状態というのは、すごい腰も重いと思いますし、だと思うんです。きっかけが無い限りはね。動きづらいと思うんですけども、
世の中的にも色んなものがありふれて便利になって来ているにも関わらず、昔に比べてそういった方というのが増えているのはちょっと悲しいなとも思いますし、個人的にはやっぱり昔の環境の方が人間的には、私の個人的意見なんですけども、昔の生活の方が人間には合っていたりするのかなって、ふと思ったりもするんですけど。

吉村:その昔というのもね、どのぐらい昔の事を言っているのかでも違うとは思うので。例えば今の時代だと人間関係的な部分とかで苦しんでいる人達って凄い多いと思うし、自分の価値観と周りの人の価値観に何か不一致を感じて、ここは本当に自分の居場所なんだろうかとか、自分の将来どうなりたいかを自分で決めなさいと言われているんだけど何をしたら良いのか分からないとか、
そういう例えばね、昔の封建的な世界で親がこの仕事しているんだからお前もそれが当たり前だとか、とりあえず結婚相手見つけて来たから一緒に住みなさいとかっていうような何も自分で決められなくて周りに決められた通りに生きているという人生の中で、多分感じていたストレスとはまた全然真逆の類のストレスに、多くの人はさらされているわけですよね。
どっちの方が良いとか正しいとか一概に言えないと思うんですけど、ただ結構テクノロジーが進んでくると、要は自分を取り囲む情報量が凄い増えたりとかする事で、そういう意味では処理しないといけない情報とか、期待されるパフォーマンスとかが上がっていたりするところでの、ストレスというのが今の時代は結構大きいんじゃないかなとか。
自由に何でも決めて良いよと言われる割りには、結構その能力とかで振るいに掛けられて何だってやって良いんだからお前が決めろよと言われているのに、いや自分選択肢これしかないんですけどみたいなところって、ストレスになりやすいと思うんですよね。

三上:実はこう吉村さんのヒアリングというかご相談されている方で、優柔不断で迷っているんですという方がたしかいらっしゃったと思うんですけども、そういう方とか決められない方という、内なるもので悩んでいるという方も多いと思うんですよ。こういう時ってどうしたらいいって決めるのは自分ではあるんですけども、何かこう後押ししてくれるなんかものっていうのは何かないですかね。

吉村:やっぱり大事な事はその人の特性みたいなものっていうのを、自分自身でもちゃんと分かってる事だし、それがちゃんと周りの人にも分かるようにしておく事かなとは思いますよ。
何でもボンボン自分で決めていく方が居心地が良いという人と、自分で決めるのはあまり得意じゃないけど、人から頼まれた事とかをやるってことは得意ですという人とか居るわけですよ。
そうすると、それってその人の得意分野、得意不得意が違うという話であって、どっちの方が正しいという話ではなくて、もしかしたらバンバン決めるのが得意な人がいて、その人は一人で全部抱えきれないから、指示された事をきちっとできる人達と仲良くしてこの人達にきちんとリスペクトを持って接すれば、この人達はその人の為に動いてくれる人になってくれるかもしれないわけじゃないですか。
だから、個の時代で誰でも個として大成できる世の中になったんですと言っても、そもそもそれを求めてない人達も多分居るんですよね。だから上とか下とか良いとか悪いとかじゃなくて、向き不向きという事をきちっと自分でも分かっているし、それを受け入れてくれる世の中だったら多分ストレス減るんじゃないかなというのが一つありますよね。
あともう一つ、なんかそのうつ病って本当に病氣なのかというのも、疑わしい感じがあるわけなんですよ。というのは人は大体ストレスにさらされたりとか辛いことがあったりしたら、氣分が落ち込むのって普通のことじゃないですか。

三上:はい、誰にでもあり得ますよね。

吉村:それでちゃんと氣分転換するとかして英氣を養って、段々とその状態から抜け出していく事ができれば、通常状態に戻りますよという事なんだけど、氣分が落ちているのにそれでも自分で鞭打って頑張り続けたりとかやっていたら、回復する暇なくどんどん落ちていくわけですよね。
それってそれに対してうつ病ですと言っているけど、「疲れすぎてぶっ倒れている状態ですよ」という話って言えなくもないんですよね。もちろんちょっとね栄養とって身体休めて、なら元氣になるんじゃないみたいな話にもなってくるんですけど、それを病氣と捉えて薬を処方して治すという発想って本当にそれでいいのかなみたいなのは、僕、前々から思っていたところではあるんですよね。
ただ現代医療に喧嘩を売るつもりもないので、お医者さんに喧嘩を売るみたいな事は全然するつもりはないんですけど、僕の仲良くさせてもらってる総合健康学っていう教育プログラムをやっている天野智樹さんという方が居て、その方の健康総合学の講座の中でこの間全くその通りだなと僕は同意したのは、その方はうつ病というのは存在しなくてこれはうつ状態だと。
状態というのは要は良くなったり悪くなったりしながら、あまり上下の差がそんなに大きくない中で一定のバランスを保っていれば健康なんだけど、あまりにもそれが上下激しくなっちゃったら異常な状態だよねという話だけど、それって別に誰にでも起きうることだし、病氣と捉えるよりも状態だから状態を良くする事をしたら良いじゃないという考え方のお話をされていたんですよ。
まさにその通りだなと僕も思うので、とはいえね世の中とか病院が病氣ですと言い切っちゃているから、これが病氣ですという話ではなかった時代は、お前怠けているだけだろうと言われていた時代でもあるわけですよ。でも、本当にお腹が空いてこれ以上動けませんという人をビシビシ叩いて、氣合で起き上がれと言っても無理なんですよね。
だからそこは回復する必要があるというだけの話で、別に飲まず食わずで夜も働き続けられないからお前は病氣だと言う方が、おかしいと僕は思うんですよね。だから肉体という有限なものと繋がって有限な命を生きるという経験を、僕らは選んでわざわざやっていると思うんですよ。
なぜなら、魂自体は不滅の存在で肉体死んでもまた別の肉体と結合して、何度も別の人生を生きているわけだから、そういう意味では魂にとっては別に何でもOKなんですけど、今回この肉体と一緒に旅をするという事に関して言えば、この肉体ってこの人生の中ではかけがえのない唯一のパートナーなわけじゃないですか。そこはちゃんといたわって、一緒に仲良く旅ができた方が良いと思いますよね。
僕、常々言っているんですけど、肉体って乗り物としては車やバイクのような機械ではなくて、馬みたいな生き物を乗り物として使わせてもらっているという考え方なんですよ。だから馬に餌もあげない、水もあげない、休ませもしないでただ走れ走れってやっていたら、馬死んじゃうかもしれないし馬から嫌われたらもしかしたら馬が暴れて、振り落とされちゃったりするわけですよね。
それよりもちゃんと馬と仲良くして、この馬が幸せで健やかで居られるようにこっちがちゃんとケアしてあげたら、多分馬は怖くても乗り主の氣持ちを尊重して、少し険しい山とかでもちゃんと登ってくれたりとかね、ちょっとした崖とか飛び越えてくれたりとかするわけですよ。
それは馬が本当に乗り手の事を大好きだったらやってくれると思うんですよね。心というのも肉体と魂が結合する事で出来ているものだから、そこをちゃんと大事にするっていう姿勢は必要かなと思いますね。

三上:そうですね。本当に見つめ直すというか、自分自身をしっかり分かってあげるっていう、少しでも寄り添って自分と向き合うというのが、大切な鍵になってくるかもしれませんね。

吉村:そうですね。ちゃんとそういうこと大事だよという啓蒙活動みたいなね、教育の中にそれが含まれていなかったら、やっぱりそれが大事だということが分からないまま人は育っていっちゃうし、世の中的に仕組みがそういうものを大事にするという事を、全然世の中が大事にしていなかったら、一人で頑張れることには限界があるわけですよね。
だから自分と向き合うという事も大事だし、それはお互い様でちゃんとその皆そうなんだよという事をお互いに認め合って、サポートし合えるような世の中だと今のそういううつ病の人が増えて大変だよねという事を解決できる可能性が、広がってくるんじゃないかなと思いますよね。

三上:はい。という事で今日はテーマをうつ病で取り上げたんですけど、この時間本当良い時間で良いお話が、色々熱い思いも含め聞けた氣がします。
はい、吉村さん、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。