144.愛について

今日はバレンタインデー。愛にはいろいろな形がありますよね。愛にまつわる話題を取り上げてみました。

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144.愛について


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三上:はい、みなさん、こんにちは。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、気功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、よろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい。さあ、今日はね、配信されている日付は、2月14日、バレンタインということで、ハッピーバレンタイン!うふふふ。

吉村:ははははは。

三上:で、いいのかしら。

吉村:ははははは。そうですね。

三上:日本でも、だいぶ、みなさん、告白する日とか、何かあげたりとかね、習慣になってきましたけど、今日は、ハートにまつわる、「愛について」、テーマにお届けできたらと思います。いろんなかたちの愛があると思うんですけど、わたしに関しては、大人になって、自分自身が母になって思う、お母さんの愛というか、見返りのない愛に、いやあ、すごいなあ、わたしは、まだまだ返せていないな、とか思いながら、最近、感じることが多いですね。

吉村:なるほどですね。はいはい。そうですね。見返りがないと言ってますけど、たとえば、僕自身は、子育てした、今でもね、子どもたちは高校1年生なんで、子育て中といえば子育て中なんですけど、男性にしては珍しい、赤ちゃんのときの、赤ちゃんを育てるということをやっている経験があるんで、感じるのは、よく、子どもは三歳までに親への恩は全部返し終わっている、みたいな話ってきいたことあるんですけど、それって、本当にそうだなと、僕自身はすごく思ったんですよ。赤ちゃんのときのうちの娘たち、本当にかわいくて、お世話をすることで、喜んでくれてるんだとか、僕のことを慕ってくれているんだみたいなことを、すごくダイレクトに感じられたし、僕がこの子たちをお世話しなかったら、死んじゃうかもしれないということで、

三上:うん。

吉村:この子たちの生命を守るという、大切な役割を今自分が果たせているんだ、みたいに思ったことでも、すごく、自分の、自己価値が上がった、自己受容感が上がったし、すごく、僕自身、子育てをすることで、成長させてもらえたというのがすごくあるんですよね。

三上:うーん。

吉村:未だに、やっぱり、当時の、赤ちゃんだったときの娘たちのことをたまに思い出すと、本当に、何かほわーっとなる感じ、ああ、かわいかったなあ、みたいなこと、そのときの幸せな気持ちとかも蘇ってくるから、僕にとっての、代えがたい財産みたいな時間を過ごさせてもらったし、それが、だから、今でもずっと、自分にとって、いい影響がずっと残っているということでは、すごくもらっているわけですよね、既に。

三上:うーん。

吉村:もちろん、見返りを求めるのか、求めないのか、みたいな話になると、わかりやすいのは、経済活動ね。買い物しました、お金払う、当然じゃないですか。それっていうのは、物を用意してくれたというような、関わっているひとたちの、労働であったりとか、価値の提供に対する対価を支払っているわけですよね。言ってみたら、わかりやすい、その場での、何かしてもらったので、お返しに何か、みたいなことだけじゃなくて、価値とか貢献というのは、世の中を巡り巡っているわけですよね。

三上:うーん。

吉村:だから、直接その人から返してもらってなくても、巡り巡って、他から返ってくる、みたいな、愛と感謝が循環してるみたいなことっていうのが、この社会のなかで、社会が何かひとつの生き物みたいな感じでとらえると、生き物のからだのなかを血液が循環することで、その生き物は健やかに生きているわけじゃないですか。

三上:うーん。

吉村:社会という生き物がそれをやっていて、社会のなかの細胞であったりとか、臓器であったりということを、僕らは一人ひとり人間としてやっているわけで、それは、いろんなかたちで、愛と感謝が巡り巡っていて、そのなかに、きっと、母の愛もあるんでしょうし、

三上:うーん。

吉村:いわゆる、恋愛、バレンタインデーで、たぶん皆さん、最初に思い浮かぶのは恋愛みたいな話だ思うんですけど、そこも、本当は、愛と感謝の循環というなかに、入ってくるものだと思うんですけど、ただ、結構恋愛の話になると、たとえば、独占欲であったりとか、

三上:うふふふ。

吉村:みたいな話になりやすいんで、ここが、本当の愛ってそこじゃないですよ、ということが結構大事なとこかなと思いますよね。

三上:うーん、そうですよね。ヤキモチ焼いたりとかね、嫉妬したりとかって、みんな、結構あったりしますもんね。

吉村:ねえ。それって、結局、ひとを独占したり所有したりすることができる思っているから、たぶん、そういう嫉妬みたいな話にもなってくると思うんですよね。

三上:うーん。

吉村:だから、本当に、お互いのことを大事に思って、尊重しあってというところが、愛だと思うんですよ。これが、だから、また、恋愛となると、パートナーシップを組んで、共に協力しあって、なにか社会のなかで、自分たちのポジションをとって協力しあって生きていきましょうね、というパートナーシップというのと、ドキドキする相手と一緒の時間を長く持っていたいというところは、重なる部分もあるけど、完全一致かどうか、わからないわけじゃないですか。

三上:うん。そうですね。

吉村:だから、ドキドキする相手に惹かれるというも全然悪いことではないんですけど、そこが本当にお互いを尊重しあっているというところに持っていけるのか、それとも、要は、そのひとを所有しようとしているのかというところ、というところは、これが本当に愛なのか、というところを見極めるポイントになってくるかなという気がしますね。

三上:そうですね。今ちょっとね、愛について、恋しているかたとか、ちょっと改めて考えてほしいきっかけになる、今日の話題かもしれませんね。

吉村:そうですね。だから、わかりやすいところで見返りを求めているとしたら、愛と感謝が循環するシステムにうまく乗れていないわけですよね。やってやったんだから、早く返せよ、みたいな。

三上:うんうんうん。

吉村:になっちゃうから、それって、たぶん、どっちもお互いに出し渋っている状態じゃないですか。できることなら、こっちを渡したくなくて、早くよこせということだけをお互いが言っているみたいな、ね。食べ物屋さんに行ってね、「まずは、注文する前にお金払ってくださいよ」と言って、「いやいや、出してから、食べ終わってから、金払うから、先に出せよ」と言って、押し問答が起きているみたいなね。はははは。

三上:(笑)

吉村:それって、おかしいじゃないですか。そこは、別に、そのお店のシステムが前払いなのか、先払いなのかというのは、ささいな話で、要は、ちゃんと、美味しいものを提供しますよという気持ちで商売している人と、いいものを食べたら、ちゃんとその分お金を払いますよという気持ちの人が、ちゃんとそこがマッチングしたときに、

三上:いい関係性が、

吉村:成立するわけですよね。それって、お互いに、受け取ろう、奪い取ろうみたいな感じだと、話が先に進まなくなっちゃうわけですよ。

三上:はあー、ねえ。

吉村:そういう意味では、先に与えるということは、結構大事なわけですよね。たぶん、ちゃんとうまく機能している親子の関係、一般的には、赤ちゃんを育てているのは女性が多いから、母の愛という話になってくると思うんですけど、本当は、赤ちゃんは周りの大人たちにすごくいいものをいっぱい与えてくれているわけですよね。

三上:うーん。

吉村:で、それをちゃんと受け取れているかどうかというのも、差が出てきちゃうわけですけど、それを全く受け取れていなくて、「おむつの交換したくないのにやらされて、やだなあ」と思いながらやっているのか、というところとか、あとは、だから、これを、「まず、この子が健やかに育つようにお世話をするぞ。楽しいな」みたいな感じでやっているのかという。お互いに与えるというのを先にやっていて、それをちゃんと受け取れているというようなことが、成立しているときに、愛と感謝の関係性って、バランスがとれているわけですよね。

三上:うーん、ですね。今吉村さんのお話きいて、わたし、子育てのときに、もちろん、息子の存在自体には、すごい嬉しかったんですけど、その当時のわたしは、自分のことも、やっぱり考えが、すごい強くて、結構、子育てに対しての、いいイメージが今までなかったんですよ。大変だった。すごい大変だったんで、深夜4時までずっと起きていてというのもずっと続いて、で、今振り返って、吉村さんの話ききながら、いやー、もっと前に、こういった話をききたかったな、というのと同時に、今があるからこそ、学びがあるんですけど、いろんな感情を思い出しながら、

吉村:ふふふ。

三上:あー、すごいなー、その当時から、生まれた瞬間に幸せだったって、口から出る、吉村さんのお話が、いろんなものがわたしのなかで響きました。

吉村:ああ。ふふふふ。そうですね。だから、やっぱり、ちゃんと余裕がある状態を自分に作っておくというのも大事ですよね。だから、たぶん、そこで、大変だったということのほうが、大きくなっちゃうとしたら、本当に大変だったと思うんですよ。それって。ということは、自分に余裕がないから、大変だったんですよね。自分に余裕があれば、そんなに大変って思わないから、そうすると、そこでの何がプラスになって、プラスのほうに目が行きやすいですよね。

三上:うーん。

吉村:だから、もともと、マイナスがあるから、マイナスを埋めることから始めないといけないから、そうすると、結局、そこに何かプラスがあったとしても、まだマイナスとか、やっとゼロになったみたいなところなわけですよね。だから、そこは、ご自分に余裕があれば、プラスは全部プラスに見えるというかね、本当は、別に、マイナスとかないというところに、心持ちになれると、いろんな、大変なことも含めて、いい経験みたいなとらえかたができると思うんで、

三上:そうですね。

吉村:だから、何を当たり前と思うかどうかみたいなところも結構重要なポイントになってくるんじゃないかなと思うんですね。

三上:うーん。

吉村:たとえば、女の人が赤ちゃんの世話をするのは当たり前、みたいな感じで、周りの人が思っていると、そうすると、そこが、赤ちゃんの世話をしたという、すごいプラスを生み出しているにもかかわらず、当たり前なんだから、別にそこを感謝することはないよね、みたいな感じになっちゃうんですよ。でも、本当は、そんなことなくて、赤ちゃんの世話をすることもプラスだし、赤ちゃんがかわいくて、親にいろんな経験をさせてくれるということもプラスだし、となると、マイナスは無いんですよね。全部プラスになっていくんだけど、何かを当たり前とか、こうあるべきみたいなのが出てきちゃうと、結局、その基準に満たないものは、全部マイナスという意味づけになっちゃうから、そこって、本当は、マイナスが本当にあるんじゃなくて、マイナスっていう意味づけをしているから、マイナスになっちゃうわけですよね。

三上:うーん、いやあ、そうですね、今こう、子育てして、悩みを抱えているかたも、実際いらっしゃると思うんですよ。いろんな、たぶん、感情で、伝わったかと思いますし、今の私なら、たぶん、当時は余裕がなかったけど、たぶん楽しめる気がします。

吉村:うんうんうんうん。なんかね、だから、僕は本当に、いろんな人から、大変だったでしょうって言われるんですけど、でも、なんか、普通、男の人、この体験なかなかさせてもらえないから、赤ちゃんを育てるって、こんなに、今までの人生で全然経験が無いことをやらせてもらえたわけで、これは面白いなという感じだったですよ。本当に。あ、育ってる、育ってる、とか、なんかね、あ、息してる、とか、なんかね、目開けた、なんか微笑んでる、とか全部面白くて、

三上:うーん。

吉村:結構夢中になって、なんかやってたから、もちろん、大変だったとは思うんだけど、本当にいい経験をさせてもらったなというのが大きいですね。

三上:はい。今日、吉村さんのお話も踏まえながら、「愛について」、取り上げました。いろんな愛があって、捉え方次第で、感じ方も違うなと思いながら、わたし自身も、今きいてましたし、今日は、告白したりする人も多いのかな、ははは。

吉村:ふふふ。そうですね。

三上:愛とは何か。

吉村:そうですね、ざっくり言うと、たぶん、「それでよし」みたいなのが愛だと思うんですよ。そういう、いいとこ、悪いとこ、あっての、人だから、まず、ありのままで、「それでよし」ということだし。これが、「今のありのままから変わらないでほしい」となると、執着じゃないですか。

三上:うんうん。

吉村:今のままでもいいし、あなたが成長していったら、それも一緒に喜びますよ、みたいな、そういう感じが、愛なんじゃないかなと思うんで、恋愛関係なんかのときも、その姿勢でお互いをみれると、またちょっと、レベルの違う恋愛ができるんじゃないかという感じがしますよね。

三上:はい、そうですよね。今日、みなさん、この話をちょっと、耳に残して、頭のなかに残して、告白して頂きたいと思います。今日、告白するかたは。

吉村:はははは。

三上:なんか、いいですね。ということで、今日は、「愛について」、テーマ取り上げたんですが、是非みなさん、聴いていただいリスナーのみなさん、感想だったり、「成功しました」でもいいですし、「いろいろ感じました」とかね、ふふふ。はい。あとは、こういったテーマ、今後取り上げてほしい、など、是非リンクからメッセージ、コメント、いただけたらなと思います。はい、今日も、吉村さん、ありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。