145. 離婚に至るという現実は、何かブロックが関係しているのでしょうか?

ハンドルネーム Blue Moon Stone さんからのメッセージを取り上げて、吉村さんからお話伺いました。

感想、ご質問はこちらにお願いします!
https://forms.gle/HhW7cXuA345QYmDZ7
YouTube:
https://www.youtube.com/c/kokoro-me
Web:
https://m-e-science./com

◆文字起こしはこちら
https://kokoro.koelab.net/145/
==================

三上:はい、みなさん、こんにちは。こころメンテナンス。本日もアシスタントは、三上恵と、気功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい、本日もメッセージを取り上げて、お話をうかがっていきたいと思います。さあ、今日はですね、まず、ハンドルネーム、ブルームーンストーンさんから頂いたメッセージを読み上げたいと思います。

吉村:はい。

三上:「パートナーシップとの関係性が悪くなったり、最近では熟年離婚も増えています。しかし、夫婦になった、イコール、少なくとも一度は愛を誓い、助け合い、生涯を誓い合った間柄、誰かが結婚式のチャペルの音がゴングのサインと言ったのを思い出しますが、

吉村:誰ですか。

三上:笑っちゃいますね、はい。「生涯を誓い合うに至った男女が、最後は離婚に至るという現実は、何かブロックが関係しているのでしょうか。もう少し深掘りすると、人はどうして恋をするのか。恋愛の仕組みを吉村さん的に、どうお考えか、是非教えていただきたいです」と。

吉村:なるほどですね。

三上:これはわたしも気になりますね。

吉村:うーん。はい、そうですね。ふふふ。結婚式のチャペルの音がゴングのサインって、表現が面白いですよね。

三上:面白いですね。なんか使えそう、わたしも、ネタ的に。ははは。

吉村:僕もね、僕の両親離婚してるし、僕自身も離婚歴があるんで、結構、最近では増えている事柄なのかなというふうにね、思いながら、お話きかせていただいていたんですけど、

三上:はい。

吉村:この、夫婦になったということが、少なくとも一度は愛を誓いあい、助け合い、生涯を誓い合った間柄っていうふうに書かれますけど、結局、ここでは、誓い合った、誓うという言葉が、何度も出てきているというのは、結局、夫婦になる、結婚するというのは、契約なわけですよね。

三上:そうですね。紙の契約ですよね。

吉村:そうなんですよ。だから、自然界にもともとあるものではなく、要するに、人間が社会を作っていくなかで、勝手に作った制度というかね、契約に過ぎないので、そこは、夫婦になったことが大事なのではなくて、要は、この人と協力し合って生きていこうというふうに、その時合意をしたというような話でしかないわけですよね。

三上:うん。

吉村:それを結婚届みたいなのに書いて出して、国が「はい、あなた達は、夫婦です」というふうに決めたという話なので、まず、通常、契約を結ぶときって、死ぬまで有効という契約って、あんまりないじゃないですか。

三上:うん、ないですね。

吉村:たとえば、何年更新とか、するわけですよ。

三上:(笑)そうですよね。2年更新とかね。普通の契約とか。

吉村:そうなんですよ。だから、まず、結婚という制度とか、契約の内容というのが、そもそも無理があるというかね、雑すぎると、僕は思っていまして、

三上:うんうん。

吉村:だって、お互いの合意があって、ようやく、パートナーシップが、というか契約が成立するわけで、しかも、そのときには、たとえば、こういうことがあったら、この契約は無効ですよ、とか、契約書には色々書いていたりするわけじゃないですか。

三上:細かくね。

吉村:細かくね。たとえば、こういう時はこうします、これに関しては責任をちゃんと持ちます、みたいなことが全部書いてあって、で、こういうことがあったら、この契約は無効になります、みたいなことも書いてあって、しかも、それを、1年とか2年毎に更新をして、それがうまくいているかなという見直しをして、それで問題がないようだったら、更新する、みたいな、そういうようなことが全部書いてあるわけですけど、結婚届には全然そんなこと書いてなくて、

三上:たしかに。

吉村:とりあえず、双方のサインと、あとは見届け人みたいな人のサインがあれば、出せちゃうわけじゃないですか。

三上:はい。

吉村:だから、まず、契約って考えたときに、こんないい加減な契約はないなって、思うんですよね。そこは、ちょっと僕は、契約として、お互いの合意の下にやっていくということを本当はちゃんと、まず双方がそういう自覚を持って、なおかつ、この契約は、どこまで有効で、どういうときには、失効するのかみたいなことが、ちゃんと双方で合意ができてて、というような状態で、しかもちゃんと、定期的に、見直して、ちゃんとお互いの合意が保ち続けられているのかということまで、やった方が、それで、、お互いに、「この人と、もっと長く一緒にパートナーとしてやっていきたいな」と思えば、別に、更新していけばいいわけですからね。

三上:うーん。

吉村:なので、本当は、そのぐらいやっほうがいいって、思うんですよ、僕は。結婚に関してはね。たぶん、そういうのが、ちゃんとやっていないから、思っていたのと違ったみたいな話になったりとか、あるいは、結婚しちゃえば、1回籍入れちゃえば、こっちのもんだから、わがまま言い放題、みたいな人とか出てきたりするわけですよ。

三上:そうですね。うふふふ。

吉村:ふふふふ。本当は、契約と考えたら、ちゃんとお互いのことをリスペクトして、その契約の範囲内のことで、協力し合うわけですよね。会社同士で、ビジネスのパートナーシップで、契約書を取り交わすときなんて、必ずそうなるわけじゃないですか。

三上:うーん。そうですね。相手の意見も、こっちの意見も言って、話し合って、そうですねって、判断を決めて、結びましょう、となりますよね。

吉村:そうですね。ちょっと、そこで、話と違うことになった場合は、「これ、どうなってるんですか」って、契約だったら、「困ってますよ」って、話し合って、それで、「じゃあ、この場合は、突発的な何かだったから、もう1回話し合って、この部分、契約書に盛り込みましょう」ってなるかもしれないし、「ああ、もう、ここでちょっと、最初の契約のこの部分の条項に触れちゃったから、この契約は、ここでもう終わりにしましょう」みたいなこともできるわけですよね。

三上:うーんうんうん。

吉村:その辺が全然はっきりしていないから、だから、お互いの、ここまでは許されるでしょう、みたいなラインとかが、全然すり合わせができていないから、

三上:うん。

吉村:だから、たとえば、悪気なくやったことが、相手にとっては、すごい許せないことだったりみたいなことが起きちゃうことだってあるわけですよ。

三上:うーん、そうですよね。他人が一緒になるということはね、やっぱり、いろんな理解を常に深めていかないと、一緒にはいれませんよね。

吉村:そういうことなんですよ。だから、まず、契約というところで、いい加減に考えてやっちゃっているというか、結局、そこをちゃんと細かく合意をとって、そもそも結婚するという習慣がないから、みんな、なんか、それこそ、結婚のことをゴールするみたいな言い方があるじゃないですか。

三上:はい、ありますね。

吉村:ねえ、て考えたら、結婚さえしちゃえば、あとは知らん、みたいな、姿勢になってしまいますよね。だって、ゴールだから、「以上」で、終わっちゃうわけじゃないですか。

三上:勝手に安心感がね、あったりね。

吉村:そうそう、そうそう。だから、籍さえ入れてしまえば、あいつは俺のもんだ、みたいな感じに考えちゃう人とか出てきちゃうわけですよ。むしろ、それよりも、結婚式のチャペルの音がゴングの音で、ゴングのサインって、こっちのほうが、実際は、結婚しましたってなったら、結婚生活という新たなフェーズがそこから始まるわけじゃないですか。だから、別にゴールじゃなくて、そこから、スタートしてる。

三上:そうですよね。

吉村:ゴングのサインのほうが近い。

三上:しっくりきますね。

吉村:くるよね。表現ですよね。別に、戦うという話ではないから、ここから、協力してやっていきましょうね、というのが、ここから始まっているわけなんで。要は、全然違う者同士が、協力して何かやっていくというのは、お互いに対してのリスペクトが絶対に必要だし、それにコミュニケーションも必要なわけですよね。自分以外の人が何を考えているかなんて、わかるわけがないわけだから、

三上:そうですよね。

吉村:だから、コミュニケーションをとって、「わたしは、ここからここまではOKだと思うけど、このライン越えると、よくないと思うんですけど、あなたはどうですか」みたいな感じのことを常に確認し合わないといけないわけですよね。「わたしは別に、これいいと思ってたけど、あなたがそんなに嫌だったら、この部分はこの関係性の中では、やらないようにしましょう」とかっていうような合意ができるわけですよね。それとか、「どうしても、ここは自分にとって大事なことだと思うので、これが嫌だということだったら、あなたとは、友達付き合いはできるけど、結婚生活は、別の人とやるほうがいいな」みたいな話になれば、お互い合意の下で、この場合は、「じゃあ、僕たちは、夫婦としてやっていくよりも、友達の方がいいですね」みたいな感じのこともできるわけですよね。あるいは、「別にそこまで密な関係性にならなくてもいいですよね」というような合意ができるかもしれないし。

三上:うーん。

吉村:人間関係だって、色んな人と結んでいるわけじゃないですか。仕事の同僚とか、先輩後輩とか、趣味の友だちとか、いろんな人間関係があって、そのなかに、夫婦というのもあるわけですよね。一緒に住んでたりとか、家族として一緒に過ごす時間が長いというところでは、友だちの釣り仲間なんかとは、ちょっと違う感じにはなるとは思うんですけど、

三上:うん。

吉村:でも、大きなくくりで考えたら、そういう、いろんな人間関係の中のひとつに過ぎないわけですよ。夫婦だってね。

三上:うーん。ブルームーンストーンさんがおっしゃっている、たとえば、「何かブロックが関係しているのでしょうか。離婚に至る現実」というものに関しては、どうですか。

吉村:だから、人間関係が悪くなるということでいうと、やっぱり、ブロックが関係していることは、ほぼほぼ間違いはないわけですよね。それは、結局、ブロックが何かしらジャッジをしていくわけですよ。

三上:うーん。

吉村:「これに関しては、許せません」とか、「受け入れがたいです」となったら、もうそれに対して、否定的な考えとか感情しか出てこなくなっちゃうわけですよ。ブロックが圧をしていると、

三上:うーん。

吉村:だから、ブロックが少なくなれば、自分と相手との違いみたいなものを受け入れやすくなってくるのでね。そういう意味では、仲良くしやすくなるということはあるとは思うんですけど、でも、そもそも、だから、夫婦として、一緒に暮らすにあたって、お互いの求めているものが違うと、そもそも契約が成立しないと思うんですよね。

三上:ははははは。そうですよね。

吉村:だから、そこが、お互いが全然違う思惑を持っていて、結婚から得ようとしているものが違うのに、そこをあんまり確認しないで、強引に契約結んじゃいました、みたいなことになったら、ブロックがどうこうということよりも、そもそも求めているものが違うのに、ということが、あとになってから、「あれ、こんなはずじゃなかったのに」ということになっちゃうわけですよね。

三上:はあー。

吉村:そうすると、「わたしは、実家の家族とみんな一緒に暮らして、大家族で子どももいっぱいつくりたいんです」という人と、「あんまり大家族とか嫌なんで、子どももいらないから、夫婦ふたりでのんびり暮らしていきたいんです」という人が一緒になっちゃたら、求めているものが違うから、どっちかが、我慢して相手に合わすみたいな話になっちゃうんですよね。

三上:うーん。

吉村:この件に関しては、こちらの要望を100パー遂行しますと、それに関しては、あなたの要望はききません、みたいな感じの契約って、普通そんなのないじゃないですか。

三上:ないですね。

吉村:契約書をみて、そんな文言が書いてあったら、サインしませんよってなる、

三上:しません、しません。絶対しない。

吉村:ふふふ、だから、そもそも、そこの部分が、前提がおかしいから、そこをきちっとしないと、うまくいく結婚生活になるわけがない、

三上:ですね。へへへへ。

吉村:結局、そういう、どっちが一方的に我慢しているみたいな状態になったら、これは、嫌でもブロックが増えていっちゃうから、そこで、どこかでゴボンと爆発して、もうやってられっか、バーン、みたいな感じになって、離婚、みたいな感じになってしまうわけですよね。

三上:へえー。

吉村:将来、どんなライフスタイルで生きていきたいか、みたいなことは、結婚前にしっかりお互い話し合って始めたほうが、本当はいいと思いますよ。そこまでやっている夫婦がどのぐらいいるかわからないですし、

三上:うーん。

吉村:結局、だから、恋愛に至って、結婚に至るみたいな、プロセスのなかで、まず、結婚に至る前に、最近だと、恋愛というのがワンクッションあってから、結婚という話になっている場合が多いと思うんですよ。

三上:うん。

吉村:それが全てではないと思いますけどね。今でも、親が決めましたとか、お見合いとか、あると思うんですけど。

三上:うーん。

吉村:お互いの自由意志で、そこを始めていくというのはいいと思うんですけど、恋愛って、なんだかんだいって、相手にその時性欲を感じるかどうかという話というのも大きな要素だし、

三上:はい。

吉村:あとは、たとえば、ルックスのいい人と一緒にいると、周りの人たちから、うらやましがられるとか、チヤホヤされるとか、そういうような付加価値を求めて、恋愛に至るという場合もあるし、その恋愛というものに対しても、何を求めて恋愛に至っているかというのも、必ずしも双方で一致しているかどうかもよくわからないわけですよね。

三上:そうですよね。人によって、みんな、いろいろありますからね。

吉村:そうですね。だから、結局、僕たちは肉体を持って生活をしているから、肉体が種の保存といって、言ってみたら、絶滅しないで、種を存続させていく、みたいな、本能みたいなプログラムが含まれているわけですよね。

三上:うーん。

吉村:それが、性的嗜好であったり、性欲というところにつながっていたりするし、でも、これがただ単に本能だけでもなくて、その人の育ってきた環境のなかでも、経験や入って来た情報なんかによっても、どういう時に、どういう相手に対して、性欲を感じるか、みたいなのを、ひとりひとり、一緒じゃないんですよね。

三上:そうですよね。

吉村:その辺も含めて、全部みていかないと、この恋愛って、この二人にとって、どういうものなんだろう、そこから、結婚というフェーズに入っていっても大丈夫なんだろうか、みたいな、ずいぶん、

三上:ふふふふふ。

吉村:わからない状態で、突き進んでいくことになっちゃうんですよね。僕もまあ結局、2回結婚してますけど、振り返ってみると、どっちもその辺全然わからなくて、突き進んでいった結果、1回は、駄目でしたね、ってなったし、2回目の結婚は、今のところ、うまいこといっているんですけど、契約を、更新の制度はないけど、僕のなかでは、更新の制度があったとしたら、更新できるようにしていこうと思いながら、やってるんですよね。

三上:素晴らしい。素敵。うふふ。

吉村:はははは。

三上:そうですよね。そのとき、結婚した当初と、2年後、またね、考えると、その時の気持ちと状況も変わってきますから。

吉村:そうですね。1回、僕の場合は、離婚しているという経験があるから、別にうまくいかなかったら、離婚という選択肢もあるよね、というふうに考えながら、じゃあ、どうすれば、仲良く、この人とやっていけるだろうかと考えてやっているわけですよ。その辺は、僕の今の奥さんは、初婚だったんで、あんまり離婚という選択肢は入ってないみたいですけど、ないのかなかったのか、わかんないですけど、やっぱり、ちゃんと、この部分に関しては、しっかり話し合おう、みたいなのはやらないと、お互いに、「そのぐらいわかっていてもいいでしょう」みたいなので、悶々としたまま、変な感じになっちゃうわけですよね。

三上:うーん。

吉村:そこら辺のコミュニケーション、きちっととりましょうということを相手に伝えるというところでも、大変なところはありましたよ。「そのぐらいわかってて当然」と思ってた部分がいっぱいあったみたいなんで。「僕は、あなたの心が読めるをわけじゃないんで」って。ふふふふふ。「言ってくれないとわかんないですよ」みたいなかんじのことを結構、そういうコミュニケーションってやってきましたね。

三上:なるほど。今日、いつもより、いつも以上に、長い時間ですけど、今聴いているかた、わたしも踏まえてですけど、やっぱり、これを機に、ご夫婦のかたは、改めて、ちゃんとコミュニケーションとってほしいと思いますし、これから、結婚とか恋愛されるかたは、今日聴いた情報を得て、

吉村:そうですね。

三上:見直して、いただきたい。また、ステップ踏んでいただきたいと思います。

吉村:そうですね。ブロックが少なくなれば、それだけコミュニケーションが取りやすくなってきますし、そこで、お互いをクリアにしていくということが、コミュニケーションとりやすくするということで、結果的には、結婚生活がうまくいくとか、あるいは、うまくいく可能性の高い相手と結婚をしやすい、みたいな、パートナーシップを組みやすいということにつながると思うので、そこら辺を認識を持って、自分の人生設計をね、考えてもらえたらいいんじゃないかなと思いますね。

三上:はい。さあ、今日は、ブルームーンストーンさんからのメッセージを取り上げて、お話、お届けしましたが、いやあ、いい時間でした。ちょっと、わたしも、見直して、はい、前に進みたいと思います。本日も、吉村さん、ありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。