011.前世のカルマ

前世で悪い事をしたから現世で不幸になるの?
現状うまくいっていない人達というのは、「過去生で何か悪いことをしたから、その罰を受けている」のとは違う、という吉村さんの見解。
では潜在意識で起きていることとは?

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三上:本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい。毎回聞く度になるほどと思いながら、いつも勉強させていただいております、吉村さん。

吉村:ありがとうございます。

三上:はい。さあ今日のテーマ。今日のテーマは「前世のカルマ」ということで、まずそもそもごめんなさい、吉村さん、カルマって何なのか教えていただきたいんですが。

吉村:はい。そうですね。カルマって漢字で書くと「業」とかって言われていたりとかっていうので、一般的に知られている考え方としては、前世で悪いことをしたから、今世その罰を受けるみたいな。
今現状うまくいっていない人が、これって前世わたしが悪いことをしたから、その罰として今こんな目に遭っているんじゃないですかみたいな発想になる、そういう感じで語られていることが多いなと思いますね。

三上:なるほど。やっぱり人間というのは何度か生まれ変わって、今に至るわけですか。

吉村:そうですね。はい。ものすごい数生まれ変わっていると思いますよ。これはね、信じるか信じないかみたいな話になっちゃうんで、結構そこをきちっと研究している人達もいるので、詳しい話はそういう人達の文献とかを読んでいただくのがいいと思うんですけど。
僕が、色んな方達のセッションでリーディングをさせていただいたなかでは、本当にいろんな過去生があって、そのなかで人は本当に色んなことをしているわけですよ。いわゆるいい人だったときもあれば、悪い人だったときもあって、みたいなのを、男性だったりとか女性だったりとか、繰り返しているわけですね。

三上:うんうんうん。

吉村:だからそういう意味では、前世とか過去生ってあるなと思っていますし、そこからの影響がある部分というのは、あるとは思うんですけど。

三上:はい。

吉村:ただ、僕が色んな人をみさせていただいて感じたのは、決して現状うまくいっていない人達というのは、過去生で何か悪いことをしたから、その罰を受けているというのとは、ちょっと違うなという考え方なんですね。
というのは、いいとか悪いとか、善とか悪の基準って、果たして何でしょうとなったときに、よくわかんないじゃないですか。
結局、自分が嫌なことを誰かにされたら、それはされた人にとっては悪なわけですけど、良くないことをされたってなってるわけですけど、でもそれが必ずしも相手方が、それは悪いことをしてると思ってやってるかもわからないし、客観的に見てそれが悪いことなのかどうかというのも、誰がそれを見て言っているのかによって違うわけですよね。

三上:そうですよね。

吉村:ねえ。現代社会で例えば死刑廃止論みたいな話とかあったりして、人が人を裁いたり殺したりするのはどうなんだという考え方なわけですよね、死刑廃止と言っている人達は。
別にその考え方が間違っちゃいないと思うんですけど、じゃあ、ひどい目に遭わされた人とか、殺されちゃった人の遺族とかの気持ちはどうなるんだみたいなね、そんなやつは死刑にするべきだみたいな話があったりして。じゃあ、誰の目線から言ったら、これが正義で、どれが悪なのかって、なんかよくわからないじゃないですか。

三上:そうですね。考えてみれば、そうですよね。

吉村:そうですね。だから、時代が変わると、善悪の基準も変わっちゃうわけですよ。だって戦国時代なんて、いっぱい人、殺した人が英雄なわけじゃないですか。

三上:たしかに。

吉村:だから、そういう意味では、善と悪とか、正義とは何かみたいなのって、簡単にこっちからこっちが正義で、こっちからこっちが悪ですとかって、分けられるようなものじゃないので。
前世で悪いことをしたから、その罰を今世で受けてますというのは、じゃあ何基準でそれが悪いことで、何基準でその罰なのかみたいなね。
昔の人は、死んだら閻魔(えんま)様に裁かれるんですみたいな、人間とは別の何かが裁いていますよみたいなことを考えたりとかしたんでしょうけど。
ただ結局色々リーディングしてみると、現状うまくいってない人で、その原因が過去生にあるケースというのは、たしかに僕は目にしているので、それはあると思うんですけど。

三上:ほう。

吉村:そこがなぜおきているかというと、過去生でその人は、そのときの人生をちゃんとやりきって完了しきってないときに、過去生でその人がなにかやりきってないぞ、思い残すことがあるぞとか、あるいは、恨みの念とかがすごいあって、こういうやつ絶対に許さないというような思いを持った、そのときの人格ですよね。というのがちゃんと完了していないと、その人の潜在意識のなかで、昔の人格がまだ残って活動している状態になるんですよ。
で、これは、イメージとしてはパソコンとかスマホで、もう使っていないアプリなのに、まだバックグラウンドで動いているという状態に非常に近いですね。

三上:わかりやすい。

吉村:それが増えてくると、メモリが足りなくなってきて、パソコンとかスマホは操作が遅くなってきたり、誤動作を起こし始めますよね。

三上:はい。

吉村:それと同じようなことが起きている人達は、現世であんまりうまくいっていないという可能性が高いんですよ。
結局、戦国時代に天下とるぞと思って頑張っていた人が「天下とれなかった、残念。次こそは絶対天下とってやるぞ」と思って、この時代に生まれ変わってきたときにその人格が残っていたら、これはもうトラブルの元にしかならないですね。だってこの時代に、戦争起こして天下とろうとしている人なんて、危険分子じゃないですか。

三上:たしかに。捕まっちゃいますよね。

吉村:そうそうそう。だから、そういうのが残っていると、結局いつも悶々とした状態になったりとか、何かにつけてすぐにカチンときて、攻撃的になったりとかっていうような傾向を持って生きることになりかねないですよね。それでトラブルを起こして、今の時代が、すごい生きづらいというようなことが起きている。
あとは、完全に人格が未完了とはいかなくても、その時代には、このやり方がうまくいったというやり方が、今回のこの時代では、あんまりうまくいかないことも出てくるんですよね。
言ってみたら、命を守るためにはとりあえず強い人の言うことをひたすら聞いて、奴隷のように言うことを聞き続けていれば、命はとられらない、生きられるぞ、という生き方をして、人生とはこういうものだ、うまくいったと思って、亡くなった人は、これが正しい世渡りの仕方、みたいのを持っていたりするわけですよね。
そうすると、その生き方で、この人生を生まれてきたときに、すごい自分らしさが発揮できなくて、つらいみたいなことにもなりかねないわけですよね。自主性を求められたときに「自主性?なにそれ?」みたいな感じになっちゃうわけですよ。そういう人達は。

三上:はー。そうですね。

吉村:だから、過去生の影響で物事うまくいかないということというのは、たくさん見てきていて、実際そういうものを癒やしてクリアにしていく、未完了だった人格を完了させているということをしていくと、その人の今の状態が、望ましい方向に変化していくということは、見てきたんですけど。結局、なにか罰を受けているとか、そういう話ではないなというのが、僕の、そういう、

三上:考え方。うーん。

吉村:はい。取り扱ってきたなかでたどり着いた、僕なりの考え方ですよね。

三上:なるほどですね。じゃあ、過去生(の罰)ではないだろう、と、吉村さん、おっしゃってましたけど、その、氣功ヒーラーでいらっしゃる吉村さんとお話することによって、じゃあそれが自分らしい方向というか、本人がいいふうな方向に、変わることができる可能性があるということですね。

吉村:そうですね。だから結局、なぜそこに未完了があったのかといったら、その過去生の人生で、その人は結局そのやり方では、完全には幸せになれなかったから、完了できなかったわけですよね。

だから本当に幸せになるために必要なものは、本当に必要なことは何なのかというところに、ちゃんとその人が気づいて、そこに向き合うことができれば、そういう人格とかもちゃんと終了させられるわけですね。
パソコンとかだってね、終了ボタンを押しても、終了しなくなっちゃったとか、強制終了みたいな感じのことになるわけですけど。だから、表面的な部分、見え方としては、それに近いです。
強制終了させちゃっているっぽいんですけど、実際には、そのときに、あれが足りない、これが足りないと言っていたところに、エネルギーを送ってあげて「別に、なにも足りないことはないよ」と、「あなたは、そのままで大丈夫だよ」という状態にして、完了させてあげるということをするわけですよ。
そうすると、過去生での経験というのは、本来は別にその人を邪魔する意図とかはなくて、人ってみんな幸せに生きることを求めているわけで、ただそのときにボタンの掛け違いが起きて変な方向に行っちゃうと、すごい頑張った割には、全然幸せじゃありませんでしたというような人生になってしまうことがあって、それで未完了になっているわけなんですよね。
だからそこを、「もうこの人生は、この人生で完了してるからもういいじゃない」と。「今の人生をもっと幸せにしましょうよ」という方向に流れを変えてあげる。

三上:変えてあげる。うーん。

吉村:そうすると、今の人生により集中できるし、昔の人生で培ってきた色んな才能みたいなものというのは、今の人生でも活きてくる可能性があるわけですよね。

三上:うーん。今日お話聞いて思ったのは、これを知っているのと知らないのでは、ずっとモヤモヤしていた部分が、もしかしたら、過去生のものだったりという可能性もあるかもしれないですので、是非、聴いて氣になった方は、吉村さんの氣功ヒーラー(セッション)で、見ていただきたいですね。

吉村:そうですね。僕、ちょっと今、予約がすごい半年待ちとかになっちゃてるんで、

三上:わお。(笑)

吉村:個人セッションを簡単には受けられなくなっちゃているんですけど、ユーチューブとライブ配信で、公開セッションみたいなこともやっていますし、あとは僕の所で学ばれた生徒さん達やお弟子さん達もセッションされている方がいるんで、そういう方達にご依頼いただくというのが、早く少し僕よりも若干安価でセッションを受けられると思うので、その辺も検討していただけたらなというふうに思いますね。

三上:はい。是非ね、情報チェックして、のぞいていただきたいと思います。はい。今日はテーマ「前世のカルマ」でお届けしました。本日も吉村さん、ありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。