マウントをとる人はなぜなのか?吉村さんに伺いました。
あなたの周りいるマウントをとる人はこんな人なのかも。
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三上:皆さん、こんにちは。こころメンテナンス、本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの
吉村:吉村竜児です。
三上:吉村さん、本日もよろしくお願いします。
吉村:よろしくお願いします。
三上:今日は、私の最近あったエピソードを吉村さんに聴いて頂きたいです。
吉村:はい。
三上:実は最近、お食事してる際に、私の食べ方がその方は気に入らなかったんでしょうね。(多分、皆んなが持ってるイメージと、実際は違うんだよ)っていうところを発信・言いたかったのか分からないですけど、「この食べてるシーンを皆んなにインスタのライブ配信で観せてやりたいよ」って言う感じで言われたんですよ。
で、私その時に凄い(うんっ⁈)ていう、自分の感情が(モヤッ)って凄いしたのを覚えてて、「そもそも、私は私らしくて別に良い悪いも私なので、配信したらいいよ」って言ったんですけど、
吉村:はい。
三上: 【どうしてその方は、そういったネガティブというか、こころを突っついて来るんだろう?】っていう事があってね。で、そういう方の心理じゃないですけど、感情とか捉え方っていうところで、ちょっと今日は吉村さんに伺いたいなって思いました。
吉村:なるほどですね。これって、その一場面だけ切り取ってみると、どういう背景があってその場面になったかっていうのは、ちょっと幾つか可能性があるなと思うんですよ。
三上:はい。
吉村: で、まあ一つには、例えばその方は全然悪気がなくて、(三上さんの食べてる姿が凄く素敵だと思ったから、それを皆んなに知ってもらいたいと思って、皆んなに観てもらいたいよ)っていってた可能性も先ず一つあると思うんですよ。これはあくまでも可能性の話で、多分、その時のその言い方とか表情とかで、(なんかそれは違うな)っていうのは分かる(笑)ところがあると思うんで。
後、もう一つは、例えばその食べ方そのものに反応した場合、多分その人は他の人が同じような食べ方してたとしても、多分同じような反応をしてると思うんですよ。
三上:うん。
吉村:だから他の場面でそういう発言はそんなにないんだけど、(この食べ方とか、このマナーに関してだけ、もの凄い反応する人である)って可能性がもう一つありますよね。
三上:はい。
吉村:後、もう一つは、別にその食べ方の事に限らず、普段からそういう発言が多い感じの人である可能性が、なんかざっくり分けてもなんか3通りの背景が(笑)考えられるんですけど。
三上:そうですよね。2番と3番。3番が強いですね。
吉村:3番が強い。普段からそういう発言が多い人って事ですよね。
三上: はい。
吉村: ってなると、そのマナーの話っていうのは、もう色々と上げ足を取るポイントをずっと探してて、別にそれはその人が無意識にやってる事なんで、意識的に(よし今日は何で上げ足取ってやろうかな⁉︎)ってやってるってわけではないんですけど、ただ無意識レベルではそういうのがいるわけですよ。
その方自身はそういう自覚はないでしょうけど、そうするとその無意識レベルの中にいるそのブロックは、要は上げ足取れるポイントをいつも探してるんですよ。で、何でそれをやってるかって言ったら【恐らくはマウントを取る】みたいな事をやろうとしてるんだと思うんですよね。【自分の方が正しいとか自分の方が上だ】っていう事をアピール出来るポイントをいつも探してるわけですよ。
三上:うんうんうん。
吉村:そういう人は、要はマウント取りやすい相手との関係性をいつも求めてるでしょうし、マウントを取りやすい相手を見つけたら常にマウント取れそうなポイントを探して、それが出て来たら何かそこを突くみたいな事をやってるわけですよね
三上:なんでマウント取りたい?いらっしゃいますよね、それに限らずね。何でマウント取りたくなるんですかね?その部分の、きっと心理的な部分もあると思うんですけど、私自身がそう感じないので。
吉村:そうですね。マウント取るような言動をしてる人達っていうのは、恐らく多くは自分がマウント取ってるっていう自覚はない人達が多いと思うんですね。
三上: はあ。
吉村: だから、その人達の中の内的な状態としては、(自分は正しい。正しい事を知っていると。だから正しくない事をしてる人に、それを教えてあげなければいけない)と。
(道を踏み外してる奴らに、私が正さなければならないのである)みたいな事を思ってたりとかね。後は(周りの人達は、私の素晴らしさに気が付いていない。だから私の方が素晴らしくて上だという事を知らしめなければいけないのだ)みたいな感じになってるわけですよね。
三上:うーん。
吉村:これも全部無意識にやってる可能性が高いですけど、なんでそうなっちゃうのかって言ったらですね、ここは結構重要なポイントなんですけど、【私はこんなに素晴らしいのに、皆んなはそれに気が付いていない。だから私は不満なのである】っていう構図があるんですよ。この不満、その人が抱えている不満とか、惨めな気持ちみたいなものっていうのがあるんですけど、実はそれって、言ってみたらブロックが作り出してる幻みたいなものなんですよね。
三上:不満や惨め。
吉村:(惨めな気持ち)とか(不満)とか(満たされない気持ち)とか(不安)だったりとかっていうのが、その人の中にあるわけですよ。原因になってるものは、その人の内側に存在してるんだけど、ブロックは問題の原因が本当は内側にあるんだけど、それをそっちに目を向けないで、外側に問題の原因があるっていうふうに見せるんですね。
三上: うん。
吉村: 外側に投影するんですよ。そうすると、その人は(今、自分は不満を抱えている。この原因は何か自分の周りにあるに違いない。それを探して、その不満の原因を正して、私を不満にさせているものを正す事で、今の私の不満な状態を終わらせなければいけないのである)って思ってるんで、私を不満にさせている何かっていうのをいつも外側に探してるんですね。それが結果、人にマウントを取るっていうような事になっちゃうわけですよ。
三上:ああ。
吉村:(この人は、私の素晴らしさに気付いてない。なんてけしからん奴だ)って。(私の素晴らしさを教えてやらなければいけないのである)っていうような感じになるんですね。でも、それはこの人が私の素晴らしさに気付いてないんじゃなくて、実は(自分で自分を否定してるんですよ、心の中で無意識に)だから、自分は価値がない奴だとかっていうような無意識の思い込みを持ってるわけですね。
でもそれは、自分の内側から(お前は価値がない奴だ)って言う声は、内側から本当は聴こえているんだけど、内側から来てるって気が付かないから、耳には聴こえない声で言って来るわけですよ。「お前は価値がない〜価値がない」それは外から来てるように感じるわけですよ、外側に投影するんで。
それで、今、目の前で話してる相手が、無言で私に対して「価値がない」っていうような事をアピールしているように感じるわけですね。それでこの人は、(こいつ、俺の価値をちゃんと分かってない。ちゃんと俺には価値がある、俺の方が上だって事を知らしめなければいけないのである)っていう気持ちになっちゃうんで、マウントを取るような言動が出て来るっていう事なわけですよね。
三上:なるほど。こういう方って、例えば、その時の私の反応を見て、相手は凄い顔をしたんですよ。私が多分違和感があるっていうのを感じたんでしょうね。相手が逆に「私?私?えっ⁈」。あなたの言われた発言で私がモワッてしたのに、私に言った事に関して逆に凄い負の表情を出したんですよ。
吉村: うん。
三上: 黙ってしまったんですけど、そんな方に本人の不満が溜まってたりとか、内からの物をどういうふうに対応したらいいんですかね?本人に気付かせるというか、これはクリアリングになるんでしょうか?
吉村:もうね、なんか僕は結局それはね【最終的にはクリアリングするのが一番早い】と思ってるんですよ。結構ね、そういう人を説得するのって難しいんですよ、気付かせるっていうのは。
何でかっていうと、結局、その人が内側に持ってる自分に対するその否定っていうのが、全部外から来てるっていうふうに、その人は感じるっていうメカニズムが出来ちゃってるって事なんですよね。
三上: ううん。
吉村:っていう事は、いくらその人の事を、何か親身にその人の為になる事を思って、アドバイスなり氣付きを与えるような言葉がけをしようとしても、そこに「お前、ダメなやつだ」みたいな
三上: あああ〜。
吉村: メッセージが乗っちゃうんですよ。こっちはそういうつもりで言ってなくても、だからそれはどういう事かっていうと、今は例えば僕、眼鏡をかけているわけですけど、この眼鏡に何か例えば、僕の事を嘲笑するような顔が貼り付いているとするじゃないですか。そしたらこの眼鏡を通して誰か見たら、必ず僕の事を嘲笑しているように見えちゃうわけですよ。
三上:なるほど。うん。
吉村:それは、その人が僕の事を嘲笑しているんじゃなくて、(僕の眼鏡にそういう顔が貼り付いているわけですよ)ってなったら、この眼鏡を外さないと本当のコミュニケーションは取れないんですよね。なので、認知がずれている状態というか、余計な情報が付け足されちゃうんですよ、ブロックによって。本当は全部自分の内側にあるものなんだけど、それによってその人は外側の世界はそういうふうに見えちゃうんですね。
三上: うん。
吉村: だから本当に、誰が何を言ってもその言葉の最後に「なんつって」が付いているみたいな感じで、加工されるとするじゃないですか(笑)そしたら、周りの人は皆んな多分僕の事を馬鹿にしているって僕はいつも思うようになりますよね。
三上:はいはいはい。
吉村: 「なんつって〜なんつって」何を言っても必ず語尾が「なんつって」なんですよ。それは誰の話を聴いても全部そうなっちゃうんですよ。でも皆んなは普通に喋ってるだけなんですよ。だけど僕が何かそういう加工する機械を付けちゃって、それでその人の話を聴いてるから何を聴いても全部「なんつって」が付いてるから(皆んなして、僕の事を馬鹿にして!)みたいな感じになっちゃうんですよね。だからそれは周りの人が言ってるんじゃなくて、変なそういう加工する何かを付けちゃってるから、そういうARゴーグルみたいなのを付けて生活してるわけですよ。ブロックのARゴーグルみたいなね。
三上:なるほど(笑)
吉村:それを説得するとか、何かしら言葉がけで気付かせるって凄い難しいと思うんですよ。だから本当に運が良ければ、ARのこれに関しては隙があるみたいな部分で、スッと入ってその人に気付きを与えるみたいな事が出来れば、突然(これって全部自分の中で勝手に作り出してた事だったんだな)って凄く気付くみたいな事は、可能性としてはゼロではないというかあり得るとは思うんですけど、それを意図的に作り出すって凄い難しい事だと思うんですよね。
だから結構、例えば、事故にあったとか凄い大変などん底な経験をしたとか、凄い大きな衝撃のあるショックがある出来事とかを経験して、突然凄い気が付いて(自分の考え方がおかしかった)って事に気が付いたみたいな話って偶にあるじゃないですか。
三上: はいはいはい。
吉村: その位大きな事があって、ようやく気付ける位の世界にその人は入り込んでたわけですよ。
三上:なるほどね(笑)
吉村:かなりね、臨死体験する位の事があれば、その事でバッと突然、(全部これ自分がやってた事だったんだ、間違ってた)みたいな感じになる事は可能性としてはあるんですけど、それを日常的な会話の中で作っていくのは相当難しいと思うんで、そういう意味では【こっそりクリアリングする】っていう方法が、本当に僕は、そこを突破できる突破口になるなというふうに思ってますよ。
三上:ありがとうございます。今のお話聴いて、色々な意味でまた更にスッキリしました(笑)
吉村:(笑)良かったですね。
三上:ありがとうございます。私のモヤモヤが、また本当にスッキリしました。
吉村:良かったです(笑)
三上:すみません、私の話で今日、皆さんテーマでお届けさせて頂いたんですけども。
吉村:そうですね。そういうマウント取って来る人達って、やられてる側からしたら「本当にもう勘弁してよ」みたいな感じになるんですけど、でもその人達の今いる境遇って実は結構気の毒な状態なんですよね。だって本当に、めちゃくちゃな世界の中に住んでるっていう事じゃないですか。
三上:気付けてないんですもんね。でも、皆さんの周りにもきっとマウント取ったりね取られたっていう方とかもいらっしゃると思うので、「そういう心境なんだろうな」って今日話聴きながら感じましたし、こういうふうに私は今日のお話でテーマを取り上げて頂いたんですけど、是非皆さんも、「こんなエピソードでこんな事があったんだけど、どうなんですか?」っていう人がいらっしゃれれば、私のようにすっきり吉村さんが色々話をして下さると思いますので、お便りをお待ちしております。吉村さんありがとうございました。
吉村:ありがとうございました。
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