172. チャンスを掴むには

夢に向かって頑張っていてもチャンスを掴む人、掴めない人、その違いは?
吉村さんの今に至るお話も踏まえながら分かりやすくお伝えして下さいました。

感想、ご質問はこちらにお願いします!
https://forms.gle/HhW7cXuA345QYmDZ7
YouTube:
https://www.youtube.com/c/kokoro-me
Web:
https://m-e-science./com

==================
◆文字起こしはこちら

三上:はい、みなさん、こんにちは。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:さあ今日は、多分みなさん気になることかなと思うんですけど、例えば夢に向かって頑張っている、タレントを目指して頑張っている、だけどもそのチャンスをつかめる人、つかめない人と、分かれてきますよね。

この違い。多分みなさんチャンスをつかみたくて色んなことをされている方は多いと思うんですけど、その「チャンスをつかめる人と、つかめない人の違い」って?どうしたらつかめるんですか。ははは。

吉村:なるほど。これってまずチャンスが来てるときに、それをつかめるかつかめないかという話なのかなと思うんですけど。そもそも、どういうチャンスがこっちに来ているのかとかというところも含めて、考えたほうがいいんじゃないかなと思うんですよね。

三上:うん。

吉村:だからまずチャンスって、言ってみたら、人生生きていたらいろんな波が来ているわけですよね。目の前を、いろんな波が来て、たくさんの波がそこを素通りしていくわけですけど。

その中で、その波に乗っかって、自分が進んでいくかという所が、チャンスをつかんだとか、なにか流れに乗ったみたいな話だと思うんですよね。自分が掲げている目標に合っている波が来たときに、その波にちゃんと乗れるのかという話なのかなと思うんですよ。チャンスをつかめるかどうかって。

三上:うーん。

吉村:だからそうすると、波は色んな波がばーっと来ているわけですけど、その波を見極める必要があるということですよね。

三上:ああー。なるほど。

吉村:だからどれがチャンスなのかってわからなかったら、まずチャンス来ててもつかみようがないじゃないですか。

三上:そうですね。わからない。

吉村:だからちゃんと自分が来ているチャンスを見極められるかどうかというところ。これって、表面的にはすごいいい話にきこえるんだけど、実際それに乗っかってみたら騙されていたみたいなことも、人生の中では起きたりするわけですよね。

三上:うーん。

吉村:あと、期待してたものと違ったみたいなこともあるから、そこをまず見極められる目利きが必要みたいなところがひとつあるのと、

あとやっぱりその波に乗るためには、波に乗れるだけの技術だったり体力だったりというのがないと、いい波来てるけど乗ったらそのままザパーンって波にのまれちゃいましたっていうことにもなりかねないから、

三上:うーん。

吉村:来た波にうまく乗れるかどうかという、そこでいい波が来たときに乗れる自分である必要がある、ということがあるわけですよね。

三上:たしかに。すぐ波には乗れないですもんね。練習したりしないとね。

吉村:そうそうそう。だからちゃんとそのための準備をきちっとしてるかどうかというところがすごく重要になるんですよね。

三上:うーん。なるほど。

吉村:はい。で、さっきの夢に向かって努力をしているけどその波にちゃんと、波というかチャンスが来たときにつかめるのかどうかという話になると、ちゃんといい波がこっちに来てるのかどうか、、なんていうのかな、実はその波も、ただ色んなのが来て素通りしてるだけじゃなくて、自分が発している波動に近い波が来るわけですよね。

三上:うん。

吉村:だから、これは実際のリアルのサーフィンと違うのは、リアルのサーフィンはどんな波が来るかというのは、自分ではコントロールできないんですけど、でも人生というところで、スピリチュアルな観点、波動という観点で見ると、どんな波を引き寄せているのかというのも、実はその人が内にもっているエネルギーによって、来る波の質が変わってくるわけですよ。

三上:ああ。おおーなるほど。

吉村:そうそう。だから来た波を見極められるのかということと、いざいい波が来たときに乗れるのかという、このふたつというのは、多分一般的に考えて、それはそうだよねという話だと思うんですけど。

もうひとつ隠れた要素としては、自分にとっていい波を本当に引き寄せることができているのかという話なんですね。

三上:うーん。

吉村:そこまでいっちゃうと、実はその人の向き不向きというか、こちらの僕の配信とかでいつもお話しさせていただいているバリューフォーミュラという話につながっていってしまうわけですよ。

三上:ああ、なるほど。本人がワクワクするかとか。

吉村:そうですね。ワクワクするエネルギーを出していれば、ワクワクするエネルギーと共鳴する波長の波がこちらに引き寄せられてくるので、そのときに「あ、これだ!」というふうに自分でちゃんと見極められて、

「よし、これに乗るぞ」って乗ることができるだけの、そういう経験値とかスキルや体力があるかどうかというところで、ボンと乗るとそこからドーンと浮上していくというのかな、昇っていくことができるわけですけど。

これが、どこかの要素がズレてしまっていると、なかなかそれがうまくいかないということになるわけですよね。だから例えば、僕はこういうエネルギーワークの仕事を始める前というのは、しばらく10年ぐらいかな、役者をやっていたんですよね。お芝居をやっていて。

三上:うーん。

吉村:その10年のうちの半分ぐらいは、インプロという即興劇をやっていたんですけど。で、もちろん台本のあるお芝居も並行でやったりしてたんですけど。

そのときって結構僕は頑張って努力していたと思うし、そこにつぎ込んだ労力みたいなね、時間とかというのは、結構頑張ってやっていたので、

言ってみたら、いい波が来たときにそれに乗れるだけのスキルや体力をつけておこうというところの部分はすごいやっていたわけですよ。

だけど実際じゃあどういう波が来ていたのかとか、その波をちゃんと自分で見極めてうまく乗れていたのかというところでは、やっぱりあんまりうまくいっていなかったなって思うんですね、振り返ってみると。

三上:振り返ってね、うん。

吉村:はい。で、例えば僕は仲間と一緒に劇団を立ち上げて活動はしていたんですけど、芸能事務所には所属していなかったから、だから芸能界的な見方をするとフリーの役者という扱いになるわけですよね。

三上:はいはい。

吉村:そうするとあんまりそういうオーディションの話とかめったに来ないわけですよ。大体そういう話って事務所経由で。

三上:事務所に、うんうん。

吉村:日本は大体そういう仕組みなので。これはアメリカだと、俳優の組合とかがあるのでね、事務所とかエージェントと契約していなくても、組合のほうからオーディションの話って来るんですけど、そういうのは日本にはないから。

そうすると、フリーの役者ってすごい活動するのが難しいわけですよね。だけど僕はそれまでにやってきた仕事の実績というのかな、やってきたものをみてもらったことで、以前にやった仕事の関係者が、この人また使いたいなみたいなことを言ってくれたおかげで、あるオーディションに、普通だったらキャスティング会社って事務所に連絡するんだけど、フリーでやっていた僕の携帯に、キャスティング会社から直接電話かかってきて、誰々さんがあなたにこのオーディションを受けてほしいって言っているんですけどみたいな話で、

三上:うーん。

吉村:ちょっと大きめの仕事のオーディションを受けさせてもらったことがあったんですよ。その受けた時も審査する側の監督さんが、直々に僕のことを指名してきたんで。

三上:おお、すごーい。

吉村:そう、だからほぼフリーパスみたいな感じで。僕がオーディションで「これやってください」と言われたことをやったら、もうそれだけで「ああ、もうばっちりばっちり。君是非頼むよ」みたいな話になって、出演することになったんですね。

三上:おおー。

吉村:テレビの仕事で。深夜番組なんですけど、だからそういうことって、普通フリーの役者になかなか起きないことなんですよ。

三上:そうですよね。なかなかね。

吉村:うんうん。だから、これで僕、あ、これを足がかりに芸能界で仕事できるようになりそうだなみたいなね、ちょっとそういう「いい波来たぞ!」みたいに思っていたわけですよね。

三上:うんうん。

吉村:だけどそれって企画で、視聴率がよければレギュラー化されるけど、視聴率があまり振るわなかったらその1回で終わりみたいな、そういう企画書のコンペみたいな感じの企画だったんですよ。

三上:はい。

吉村:で、結構名の知れた有名な俳優さんがメインで出ているような作品で、僕もその方の大ファンだったから、すごい嬉しかったんですけど、でも実際蓋を開けてみたら、放送された時間帯が深夜というのあったし、その裏番組にめちゃめちゃ強い番組があったから、視聴率はあんまり振るわなかったんですよね。

三上:うーん。

吉村:しかもね、主演のかたと監督の間で意見の食い違いがあって、撮影の終盤はギクシャクした雰囲気になっていたところがあって、その辺って僕にはコントロールできないことじゃないですか。

三上:そうですね。そこはね。

吉村:だから、すごいいいチャンスが巡ってきて、しかもそれ僕オーディションも受かって出演したにも関わらず、そこで終わってしまったんですよね。

三上:ああ、残念だ。

吉村:実は役者を10年間やっている間に、そんなような話が何回かあるんですよ。これ結構いい波きたぞ、これに乗っかったらここからいけるんじゃないかなと思ったけど、あれ、これここで終わってしまうんだみたいな。

三上:うーん。ありますよね。わかりますよ、わたしも。あります、何度もあります、うん。

吉村:ははは。そこで、それでもやり続けられるかどうかということとかもまた、その人の資質になってくると思うんですけど。

僕、結構、多分努力ということでは、相当努力したんだけど。で、結構いい波来てるなと思ったにもかかわらず、このチャンスつかんだぜと思ったのに、するっと抜けていってしまうみたいなことが多くて。

だから、そこを全部過ぎた話になって、過去を振り返ってみると、結局そっちの道には進むなということだったんだなというふうに、僕は受け取ったわけですよね。

三上:ああー、なるほどね。

吉村:実際に今僕はこういう仕事をして、みなさんにこういう情報をお伝えするということをすごいやり甲斐を持ってできているので。言ってみたら、役者の頃のすごい頑張っている感というかね、すごい努力してるぞ、こんなに苦しいのに俺は頑張っているんだ、みたいな感覚は全くないんですけど。

三上:うーん。

吉村:ただ当時よりも全然成果は生み出せているわけですよ、そんなに頑張ってないわりにね。

三上:いやいやいや。

吉村:ふふふふ。だからそこって、結局自分が向いていることをちゃんと見つけられたから、この波に乗れているんだなと思うと、そうすると、何が自分に向いているのかということも含めての、チャンスをつかみとれるかどうかみたいな話になってくると思うので。

三上:うーん。

吉村:もちろんちゃんとチャンスが来たときに、見極められるようにしておく、それをつかめるようにしておく、というのも大事なんですけど、本当にそれが自分の魂が求めていることなのかという、ここが実はめちゃめちゃ重要なポイントだなというふうに、僕は思っているんですよね。

三上:うーん。

吉村:だからワクワクし続けていたら、ちょっとぐらい、いくつかチャンスを逃してしまったとしても、いやそれでもワクワクし続けているし、楽しくってやらずにはいられない、みたいな感じだったら、やり続けられるんですよ。

実際、僕もこの仕事始めてから、一回すごい大きなミスをしてしまったために、ビジネスがめちゃめちゃ落ち込んで、本当に親戚からお金を借りないといけないみたいな状態で。

三上:わあ。

吉村:家族4人で暮らしていかなきゃいけないのに、もうお金全然無いですみたいな状態にまでなっちゃったこともあるんですけど。でも、結局この仕事に関してはやめられなかったですよね。お金にならないからなにか別の仕事やろうみたいな発想というのは、もちろんあると思うんですけど、

三上:うーん。

吉村:どうしても他の、もちろんアルバイトをちょっと短期のバイトしたりとかっていうことももちろんしたんですけど。でもどうしても、この仕事がやめられないというか、忘れられないというかね、求めてくれている人が本当に数人でも、その人たちのためにやらずにはいられないみたいな感じだったから。

だから、これだけ人数は減ってしまったけど、必要としてくれる人達がいるということは、潜在的にまだ他のところにも、必要としてくれている人はいるはずだから。

その人達にどうやってアプローチしていくかということを考えたときに、ビジネスのことを勉強して、ちゃんとマーケティングとかね、営業とか戦略立ててやっていく必要があるなと思ったので、そっちの勉強もし始めたことで、また上向いてきたわけですけど。

三上:うーん。

吉村:でもそれってちょっと泥臭い部分とかもあるけど、それをやり続けることができたかどうかというのが、自分の魂が本当にワクワクしているかどうかという話だと思うんですよね。

三上:今日は「チャンスをつかめる人と、チャンスをつかめない人の違い」についての話でしたけど、吉村さんご自身の、今の話は、すごい皆さんわかりやすく、今に至るまでにこういうことがあったんだなって、すごいいいお話だったと思いますので。

是非、みなさんも、これから、チャンスをつかみたい人、自分がやっぱり楽しいから続くし、それを求めている人がいるとなると、さらにね、やる気も出てくると思いますので、そこのセンサーもね、

吉村:そうですね。

三上:キャッチしていただきたいと思います。すごい参考になるお話でした。

吉村:はい、ありがとうございます。

三上:はい、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。