171.自慢する人の特性

あなたの周りにもいませんか?
承認欲求が強く自慢する人、なぜ自慢したくなる?本当は自己肯定感が低い?吉村さんのお考えを伺いました。

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三上:はい、みなさん、こんにちは。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい、今日はわたしの周りに、あるあるのお題を持ってきましたよ。最近自慢といえばいいんですかね、マウントとったり、まあ自慢ですね。自慢とかする人が多かったりするんですけど、承認欲求が強く自慢する人ってどういうこと考えているんだろう、っていうことで、今日はこちらをテーマに。

多分みなさんの周りにもきっといると思うんですよ。これを取り上げてみたいと思いますが。吉村さんの周りにはいますか?いなさそう。ふふふふふ。

吉村:そうですね。たまに見かけるという感じですね。最近はね。

三上:ああ、なるほどね。

吉村:承認欲求が強いということは、要はわたしを承認しろと言っているということだと思うんですけど、それって要は自分で自分を承認できてないから、他の人から承認してもらおうとしているということなんじゃないかな。そういう部分がかなり大きいんじゃないかなというふうに僕は思いますね。

三上:そうですね、ある意味自信がないのかなというふうにも思ったりもしますけど。

吉村:そういうことだと思いますよ。自己承認ができていない。だから、自分で自分にOKが出せていないから、自分を大きく見せることで、人からすごいと思われることで、自分の自己価値を上げようとしているわけですよね。

三上:うーん。

吉村:でも、自己価値をあげなきゃいけない状態にいるということは、そもそも下がっているからなんですよ。

三上:へえー。なにかこう、例えば承認欲求が強くなる原因としては、もちろん、ブロックもあると思うんですけど。なにかその他どういうことが?

吉村:ブロックというものが何なのかという話にもなってしまうんですけど、要はそういうブロックがあるからそうなるということがひとつあるわけですけど。

じゃあ、何がそういうブロックを形成してしまうのか。どういうバックグラウンドで、そのブロックができているのかというような話が一般的にいわれる、たとえば、幼少期どういう育ち方をしたからそうなったかみたいな話につながってくると思うんですよね。

三上:うん。

吉村:まずそのかたの、今回の人生での生まれてから今日までのことというところで、承認欲求を上げてしまう、要は、自己承認とか自己価値を下げてしまっている要因があるとしたら、結構考えられるのは親御さんとの関係性だったりしますよね。

三上:うん。

吉村:親御さんがちゃんとその人を承認してくれてなかったみたいなことがあると、自分の中での自己価値が下がってしまうとか、要は、子どものときに周りの親とか大人から承認してもらうというのは、言ってみたら植物が育つのに必要な水とか養分とか日光とかが、与えられてそれで育っていくわけですけど、

三上:うーん。

吉村:それが足りないと、しおれた感じの弱々しい感じで育っていってしまうわけですよね。

三上:うーん。

吉村:そうすると、養分足りないからもっと養分くれよという状態になってしまうわけですよ。それが言ってみたらくれくれ状態みたいになってしまう。そのために一所懸命人からすごいと思われようみたいなことで、自分を大きく見せるような自慢話をしたりとかね。

三上:うーん。

吉村:実際に、それがモチベーションになってすごい努力をすることで、実際に周りの人たちから見て、本当にすごいわと思われるような状態にもっていく人ももちろんいるんですけど、

それは実際には、存在しないマイナスを埋めるためにやっているというモチベーションが根底にあるので、そうするとマイナスって本当に存在しているのではなくて、その人がマイナスだという思い込みを持っている状態なんですよね。

三上:うん。

吉村:そうすると、その人がすごい努力してなにか技術を身につけたりとか、それでスキルアップしていって、たとえば仕事のなかで成果をあげていって、キャリアアップしていてみたいなことがあって、周りの人からみたら、わーすごいなと思うんだけど、その人はマイナスを埋める、幻の存在しないマイナスを埋めるためにやっているから、いくらやっても終わらないんですよね。

三上:うーん。

吉村:だからそうすると、まだ足りないまだ足りないみたいな感じで、ひたすらまだまだ求めるみたいな感じになって。

そうすると社会的にはすごい成功しているように見えているんだけど、実は内面はすごい傷ついたまま苦しんでいるみたいな人も出てきてしまうわけですよ。実際に、社会的にすごい成功しているように見えているのに、自殺されてしまう方っているわけですよね。

三上:多いですね。

吉村:そういう人たちって、自分の心の中に見えないマイナスを抱えていて、そのマイナスを幻だということに気づいて手放すことができたら、その悪循環から抜けられていたかもしれないけど、そのマイナスをリアルなものととらえて、それを埋めよう埋めようとするから、だからものすごい終わりのないサイクル、悪循環に入ってしまうわけですよ。

それがだから、実際に形として成果が残るような努力に転換していく人は、周りからの評価は本当に上がっていくけど、でも内面はまだ傷ついているという状態にあるし。
とりあえずそう見られることさえできればいいという感じで、形に残る成果をあげるのではなく、ただ自分はすごいのであるというアピールをする方向に行ってしまう人たちも、一定数いるわけですよね。

三上:うーん。

吉村:そういう人たちが周りからみても、あの人承認欲求強いよねみたいな人になっていっちゃう。ともすればそういう人達って、ナルシストっぽく見えたりするんですよ。

三上:うーん。そうですね。

吉村:でもそれって実はナルシストって、言葉の定義としては自分のことを愛している人という、自己愛という話なんだけど、実際には自分のことをちゃんと愛することができていないから、だから人から愛されようとして一所懸命にアピールしてるわけで。

三上:うーん。

吉村:だから、自己愛という言葉の使い方がちょっと違うんじゃないかなというのは、僕はいつも思っているんですよね。ナルシストっぽく見える人達って、結構あんまり自己承認できていなかったりとか、自己価値が低かったりとかして、本人もそのことに気がついてないような人たちですよね。

三上:うん。

吉村:だから、自分はもっとみんなからすごいと言われてちやほやされるはずだと、なぜそうなってないのだというね、みんなが僕の素晴らしさを知らないから、教えてやらなきゃいけないんだみたいな感じになって、一所懸命に変なアピールをするみたいな感じになってしまうんですけど。

三上:なるほど。

吉村:結構、はたから見てると滑稽な感じになっていったりとか、ちょっとね、うざいなこの人みたいな感じになってしまいかねないのでね。すごく逆効果になっている場合が多いんですけど、それさえもわからないぐらいの状態になってしまっているわけですよね、そこまでいっている人達というのは。

三上:なるほど。なんか今いろんな話をきいて、周りもそうだし、自分ももしかしたらありえるなというのは思いながら、、

吉村:ははは。

三上:ちょっとね、見方が変わってきますね。今きいている方もそうだと思うんですけど、ふふふ。

吉村:結構ちゃんと成果を上げてて、それで自己承認ができて、たぶんこの人本当はちゃんと自信がある人だろうなという人達って、おそらく見た目的には謙虚に見えていると思うんですよ。

三上:うーん。うんうん。なるほど。最近だったら、SNSとかね、よくされている方とか多いじゃないですか。結構その中にも、もちろんそうじゃない場合もあるとは思うんですけど、承認欲求強くてちょっと自慢っぽい感じの投稿もあったりするじゃないですか。

吉村:そういうセレブのふりをして一所懸命SNSあげて、「いいね」を集めることをしてるんだけど、実情すごい貧乏生活をしてるみたいな人達とかがいるとか、たまにニュースに出てきたりして、ああこんなことのために苦しい思いをしてるんだなみたいな人たちっていますよね。

三上:そうですね。まずはやっぱり自分を愛していくこと。そしたら別に周りから承認欲求というか「いいね」とか言われなくても自分が満足していたらいいですもんね。

吉村:そうですね。そういう人達のほうがちゃんと身近な周りの人達からは承認されると思うんですよ。

三上:うーん。わたしも改めて、ここちょっといけなかったなという反省感もありつつ、ちょっとSNS抑えていこうかな。うふふふ。

吉村:ふふふふ。でもね、人気商売だと仕事としてやらなければいけないみたいなところもありますからね。

三上:そうなんですよね。それもありつつ、たとえばね、応援してくださっているかたの、何かのためになるかなと思いながらも、ちょっとやり過ぎかなという自分もいたりとか、色んな方面で考え直したいなと思いました。

吉村:ははははは。そうですね。そこら辺てでも、やっぱり芸能のかたと、またそうじゃない人って扱っている商品が違うじゃないですか。

三上:そう、自分自身でそうですね。

吉村:そうそう、自分自身で、しかもどっちかというと、自分自身の目に見えてわかりやすい部分が商品なわけじゃないですか。そうするとね、僕も結構オタクなほうなのでアニメとか好きだったりすると、声優さんとか好きなわけですよ。

三上:うんうん。

吉村:そうすると女性声優の方達とかが、仕事の合間の自撮りとかをあげてくれたりすると、やっぱり嬉しいわけですよね。それってそういうのをあげて、見て喜んでくれる人がいるから、それを出すというのは、全然、需要に対して供給しているというところで悪いことではないと思うんですけど。

三上:ははは。

吉村:あんまりそこで承認欲求が高い、だから、自己承認ができていない人達というのは、すごくそれを盛々の写真にしたりとか。

三上:ああ、アプリで誰かわからない感じにしたりとか。

吉村:あとは、すごい高そうなバッグとか服とか服装とかで写真撮ったりとかっていうところに、すごいお金とか気を遣っていたりとかってことにもなるでしょうし。

だから、なんとなく何が求められているのかみたいなところからズレて行っちゃうと思うんですよ、自分の承認欲求のためにやっていると。

そこがちゃんとお客さんに喜んでもらうためにだったら、こっちのほうがいいだろうなみたいな判断というのがね、ちゃんと自己承認ができていると、その辺の判断が間違いにくいのではないかなという気がしますよね。

三上:今日の時間とてもいい時間でした。みなさんも改めて自分自身に、そして周りのみなさんと、見方も変わってくると思います。今日の時間は、「承認欲求が強く、自慢をする人」について吉村さんからお話うかがいました。本日も吉村さんありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。