162.脳を騙すことで不安を和らげる事はできますか?

ハンドルネーム ゴーシュさんからのメッセージを取り上げて吉村さんからお話伺いました。

 

感想、ご質問はこちらにお願いします!
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三上:はい、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい、今日はメッセージを取り上げて、お話を進めていきたいと思います。さあ、今日はですね、ハンドルネーム、ゴーシュさんからのメッセージです。「154回目の配信で質問を取り上げてくださり、ありがとうございました。タイミングが合えば、ユーチューブのゆるライブにも参加したいと思います。

ご回答の中で強迫行動という言葉があり、その原因はブロックにあるとのことですが、脳を騙すことで不安を和らげたりすることはできますか?脳は、実は騙しやすいということを聞いたことがあるので、ふと疑問に思いました。

そこでまた新しい質問なんですが、一般的な不安を取り除くため、または幸せを感じやすくするために脳へ働きかける、騙す方法があれば知りたいです。または、脳を騙すよりもブロックを外すほうが近道なのでしょうか?よろしくお願いします。」と来ています。

吉村:はい、非常に面白い質問ですね、素晴らしいです。ゴーシュさん、ありがとうございます。これね、とてもおもしろい話で、実際、脳というのは騙しやすいというのはこれは事実だと思うんですよ。それをすごく研究している分野というのが、心理学だったり脳科学というような分野なわけですよね。

三上:はいはい。

吉村:心理学というのは、かなり言葉のやりとりで「脳の騙されやすさ」みたいなところを利用して、言ってみたら脳を煙に巻くことで特定のことを信じ込ませるように仕向けたりとか、あるいは信じ込みを外していくみたいなことをしたりということをやっているわけですよ。だから催眠誘導みたいなね。

催眠療法とか催眠術とかで使われるトランス誘導とかという手法も、脳を煙に巻いてぼんやりさせることで、ガードを下げさせるというかね、潜在意識と顕在意識との間の壁を薄くしていって潜在意識にメッセージを送り届けやすくするとか、

潜在意識の深い所にある普段は意識化されていない無意識の思いとかを、表層に呼び出すことで意識化させるとか、そういうような方法をとっているんですよ。なのでこれは実際に有効な方法で、昔から色んな方達が色んな分野で使ってきていることなんですよね。

三上:うーん。

吉村:実はテレビとかのCMなんかも、だいぶんそういう心理学とかの方法を使って、印象をどんどん植え付けていったりとか、品物やサービスを欲しいと思うように誘導していったりとかね。

三上:(笑)

吉村:脳の騙されやすさを利用して、経済を動かすみたいなことをしてきているわけですよ。

三上:へえー。

吉村:だから、これは別にいいとか悪いとかってことではないんですけど、有効的な方法であることは間違いないし、それを専門的に研究している学問の分野があり、専門家の人達がいるのは間違いないので、効果はあるというかね。例えば、脳を騙すことで不安を和らげたりすることはできますかっていう質問に関しては、それは可能ですよという回答にはなるんですね。

三上:うんうん。

吉村:ただ大事なことは、普通に人間関係で友達と思っていた人が嘘をついていたと、騙されていましたと、あえて友達だと思っていたから、その人のことをすごい信じていたけど、それが嘘って色々ほころびが出てきたりするっていうことがあるじゃないですか。

三上:そうですね。

吉村:そうすると、他の情報とかが入ってきたときに、あれ、自分騙されていたじゃんって、氣づいてしまうときがありますよね。

三上:あります。悲しい。

吉村:そうすると、その人に対する信用とかも下がってしまうので、次からはその人が言う事に対して警戒しながら話を聞くことになってしまったりとか、その人とあんまり話をしたくないな、みたいなね。

ギクシャクしだしたりということが起きるわけですよ。なので、騙すことは可能なんですけど、ずっと騙し続けるためにはそれなりのエネルギーが必要になってくるし、何かの拍子に嘘がばれてしまって、もう騙されないぞとなって余計に頑なになってしまうということが、結局、普通の人間関係と同じように、脳に対してもそういうことが起こるわけですよ。起こりうるわけですね。

三上:うん。

吉村:なので僕はブロックを外すという方法をとっているんですけど、それって何かと言ったら、要は、騙されて間違ったことを信じ込んでしまっている、脳というか意識に対して間違った信じ込みを固定しているエネルギーを溶かすことで、信じ込み、思い込みというのを無くしていくということをやっているんですね。これがクリアリングなんですよ。

三上:うーん。

吉村:なので、本来人間は自分で自分をいくらでも幸せにできるし、自分で自分をいくらでもパワフルでハイパフォーマンスの存在にすることができる力を持っているんですけど。

なので人間というのは本来、自分で自分をいくらでも幸せにできる能力であったり、自分で自分自身をいくらでもパワフルでハイパフォーマンスな存在にする能力を元々持っているわけなんですけど、ブロックと僕が呼んでいるものというのは、要はそれらを邪魔することで本来の力を発揮できなくさせているものという捉え方なんですね。

それを無くしていけば本来の力を発揮していくらでも幸せになれる、自分を本質的に幸せな方向に持っていくことができるわけですよ。それは騙されて幸せだと思いこんでいる状態ではなくて、自分の力で自分を幸せにすることができる。

三上:うーん。

吉村:その力を発揮することで、本当に幸せになっていくということができるわけですよね。

三上:うんうん。

吉村:なのでクリアリングというのは、ブロックを外すというのは実は近道というよりは、より本質的な方法と捉えたほうがいいんじゃないかなと思うんですよね。

三上:うーん。そうですね。脳を騙すというのは、騙すことができても、またそれがいつか戻ることがあるかもしれないですし。ですよね。

吉村:そういうことなんですよ。だから近道かどうかということで言えば、もしかしたら脳を騙すほうが全然近道。一時的な安心感とか一時的な幸福感を得るには、脳を騙すほうが手っ取り早い場合というのは往々にしてよくあると思うんですよね。

三上:うーん。

吉村:僕は、別に心理学とか催眠療法を否定する氣はないんですけど、ただ自分で色々心理学も勉強したし、催眠療法も僕は実際に受けて、それで一時的にパフォーマンスを上げるということが本当にそれでできたから、それによって救われたりとか、その時のピンチをちゃんと乗り越えるみたいな力を手にすることはできたということはあったんですけど。

ただ長い目で見たときに、結構元の状態に戻っちゃったなというのがあったので、それをどうすればよりよい状態を長く続けられるようにできるのだろうかと研究した結果、クリアリングという方法にたどり着いたので。

なのでクリアリングは決して近道ではなくて、むしろ場合によってはちょっと遠回りに感じるかもしれないけど、より本質的な部分での変化を起こすための方法として、研究してみなさんに提供させていただいているという、そんな感じですね。

三上:うーん。とてもわかりやすい。良いゴーシュさんの質問と、とてもわかりやすい吉村さんのお答えでしたけれども、それを聞いてゴーシュさんいかがでしたでしょうか?でも、普段からやっぱり私も含めてですけど、そういうふうに自分をカバーしてる部分あるなというふうに私も感じましたけど。それって確かに、本来の自分が嬉しいことではないなという氣もしますね。

吉村:そうですね。一時的に今のこの状態から前に進むというときの、一時的な力を得るというところでは、脳を騙すというか操作するということは有効な方法だし、多分多くのかたは無意識に、例えば鏡に向かって「よし、自分はできるんだ」みたいな感じのことをしたりというのが。

あれもね、言ってみたら自分の脳の特性を使って操作をしていることなので、決して悪いことでは全然ないんですけど、ただ本当により根本的な部分から変えていくことができると、要は脳を騙さなくても勝手に脳が自分の都合のいいように現実を引き寄せてくれるようになってくれるわけですよね。

三上:うーん。ということですので、是非これから、今日はゴーシュさんの話を取り上げましたけど、これをもとにゴーシュさんも今お話ありましたけど、ブロックを外す、騙しているのであればブロックを外してみて、その違いとかを感じていただきたいですよね。

吉村:そうですね。

三上:そうすると、いいかもしれません。ということで、この時間はゴーシュさんのお話を取り上げて吉村さんから伺いました。はい、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。