ハンドルネーム たんぽぽさんからのメッセージを取り上げて、吉村さんからお話伺いました。
感想、ご質問はこちらにお願いします!
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三上:皆さん、こんにちは。こころメンテナンス、本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの
吉村:吉村竜児です。
三上:吉村さん、本日もよろしくお願いします。
吉村:よろしくお願いします。
三上:今日もお便りを読み上げていきます。最近、お便り増えてきてるので、嬉しいですね。
吉村:そうですね。
三上:今日は、ハンドルネームタンポポさんからのメッセージを読み上げたいと思います。吉村先生、こんにちは。いつもACTやクリアリング動画でお世話になっております。ACTがアップデートされたということで、7Pack導入しました。チャクラが活性化されたのか、新しい感覚があり、毎日新鮮な自分が玉ねぎの皮がめくれるみたいに出てきている不思議な感覚で過ごしています。いいですね。
吉村:素晴らしいですね。
三上:ありがとうございます。導入初日は、子宮や卵巣のあたりがゴゴゴと振動している感じがあって不思議でした。さて、質問なんですが、私は怒ることが苦手で怖いのですが、吉村先生は腹が立ったときどうされていますか?
また、怒りはACTでクリアリングされるとは思うのですが、やっぱり怒るということは大事なことなんでしょうか?怒れないことをACTにオーダーする場合はどのように出せばよいでしょうか?たくさん質問してしまってすみません。ご回答いただけると嬉しいですときております。
吉村:なるほどですね。はいはいはい。素晴らしいですね。これね、ACTに関するご質問なので、一般向けの方だと、ACTを使っていない方も聞いていらっしゃるので、ACTってどういうものなのかみたいなところも含めて、ご案内できたらとも思うんですけど。
まずね、怒ることが苦手っていう人は結構いっぱいいると思うんですよ。ただこれってね、じゃあ怒ればいいのかっていうと、そうとも一概には言えないというかね、まず怒ることが苦手っていう人は怒りの感情が出ているんだけど、それをまた別の何かの理由があって、抑え込んでるわけですよ。
三上:はい。
吉村:怒ることはいけないこととか、あとは自分がその人から怒られて怖い思いをしたから、そんなこと私にはできませんみたいなことで、怒りの感情が出てるにもかかわらずそれを無視してなかったことにするとか、抑え込んで我慢するみたいなことをしてるっていう状態のことを、怒ることが苦手や怖いっていうふうにおっしゃってるんだと思うんですよね。
で、じゃあこの怒ることを邪魔してる要因っていうのがあるわけじゃないですか。抑え込むとか怖い、嫌い、良くないとかっていうジャッジが起きて、怒ってる感情を抑え込むとか見ないようにするみたいなことをしてるわけですよね。
で、これは出てきた感情をそういうふうに抑え込んだりとか無視したりすると、結構それによって体の調子が悪くなったりすることもあるんで、これはいってみたら健康にとってはあまり良くないことなわけですよ。
でもじゃあ、その怒りを表に出して発散すればいいのかっていうと、今度誰に対してもいつも怒ってたりとか攻撃的な態度の口調だったりしたら、それはそれで人間関係が悪くなるし、怒りの感情をぶつけられた人はそれはそれで傷ついたりとか、またその人がまた怒りの反応を引き起こしてしまうみたいなことにもなりかねないわけですよね。
なので怒りの感情がまず何で出てくるのかっていうところをきちっと捉えると、何が起きてるのか、それをどう扱ったらいいのかというのが、より明確になってくるんじゃないかと思うんですけど。
三上:はい。
吉村:まず、怒ることが大事なのかっていうところですよね。これは怒ることが別に大事なわけではありませんっていうことですね。怒ってるって怒りは反応に過ぎないんですよ。これはネガティブな感情は全部反応なんですけど、その人にとって都合が悪いことが起きてるよっていうことを教えてくれてるサインなんですよね。火災報知器とかも要は、火が出ちゃいけないところに火が出てますよみたいな煙が出てますよっていうのを、教えてくれてるものなわけですよ、火災報知器ね。
三上:はいはい。
吉村:ネガティブな感情は実はそういうものなんですね。
三上:モヤモヤしてるよって。(笑)
吉村:そうそう。これは、火災報知器の場合は煙が出てますっていうことで、そこをちょっとほったらかしにしとくと火事になっちゃうかもしれないからっていうので鳴ってるわけじゃないですか。でも例えばね、煙草を吸う人、今煙草を吸うこと自体があんまりいいことじゃないっていう風潮になってるし、僕も煙草あんまり好きじゃないから煙草を吸う人が減ってるのは僕としては嬉しいことなんですけど、ただ、とはいえ煙草を吸ったからってすぐに火事になるわけではないですよね。
三上:そうですね。
吉村:ちゃんと氣をつけて灰皿使って、火が外にこぼれたりとかしないように氣をつけて吸ってる分には別に煙草吸ったからって火事になりはしないわけですよ。でも火災報知器は鳴っちゃいますよね。
三上:鳴っちゃいますね。
吉村:鳴っちゃいますね。だからってことは、火災報知器は火事を予見して何か教えてくれてるわけじゃなくて、煙が出てますよとか急激な温度変化が起きてますよとか、そういうのを察知して教えてくれてるわけですよね。
三上:そうですね。
吉村:必ずしも火災報知器がなることイコール火事ではないっていうことですよね。僕たちの感情というのも実はそういうものなんですよ。だから怒りの感情が出るってことは、その人が何か良くない、けしからんと思ってることが起きてるから、そのことに対して怒りの感情が出てるわけですよね。
でも別にそのことに対してけしからんとか思ってなかったら、同じことが起きてても別に怒りは出ないんですよ。
三上;そうですね。そうだそうだ。うん。(笑)
吉村:そうですよね。(笑)だから例えばルールを破ることはすごい許せないことだと思ってる人が、喫煙所じゃないところでタバコ吸ってる人見たら多分めっちゃ怒ると思うんですよ。すごいなんか許せん!ってなるんですよね。
三上:なりますね。
吉村:でも別に、それは許せないことだと思ってるわけじゃなくて、ルール通りに運用した方がみんなが助かるからルールは守ろうね、守ってこうと思ってる人がタバコを喫煙所じゃないところで吸ってるのを見かけたとしたら、多分その人は怒らないですよ。ここタバコ吸うとこじゃないですよみたいな、喫煙所で吸ってくださいねっていう反応になるんですよ。
三上:なるほど。
吉村:そう、だからタバコ、喫煙所じゃないところでタバコ吸ってる人を見かけたからそれは怒るのが当たり前だっていうふうに思ってる人は、要はそれがけしからんとか許せないっていうジャッジを持ってるからその反応が起きてるわけであって、そのジャッジがなければ別に怒りの反応は出ないんですね。
三上:確かにそうですね。
吉村:だから、怒ることが苦手です、怖いですって言ってるのは、実は怒るっていうこと、怒りっていうものに対してジャッジが起きてるんですよ。
三上:あ、ダメだってね。
吉村:そうそうそう。怒ることは恐ろしいこと、なんか良くないことっていうのがあるから、本当は怒りの感情が出てるのにそれを抑え込んでるっていうことが起きてるわけですね。だから、ってことは、ジャッジによって起きてる怒りに対してまたさらにジャッジを重ねてるわけですよ。
三上:(笑)あーそう、今だんだん話を聞いてだんだん(腑に)落ちてきました。はい、なるほど。
吉村:仕組みが見えてきましたよね。
三上:見えてきました。なんかこう数学の勉強みたい。
吉村:本当にそういうことなんですよ。だから、要は何をしたらもっと楽になるかって言ったら、そもそもジャッジをなくしていくっていうことなんですよね。だけど、その時にまず怒ることはいけないっていうジャッジの方を先になくさないと、この怒りの感情が反応してる、どういうジャッジによってこの怒りの感情反応してるんだろうっていうところにたどり着けないんですよ。
三上:うん。
吉村:というのは、結局それをもう見ないことにしてるし、これは怒るということ自体がもう許されざることであるってなってると、もうそのことに向き合うことはできなくなっちゃうから。だからまずは、怒っちゃダメだっていうそっちのジャッジを失くしていくと、今度なんか自分怒ってるな、怒ってるけどこれ何に対して怒ってるんだろうって。あ、これに対して反応してるんだってなったら、今度はこれに対するジャッジをなくしていこうっていうことはできるわけですよね。
これは結構本当に大事なことで、例えば喫煙所じゃないところでタバコ吸ってる人を見かけて、バーって怒るとするじゃないですか。その怒りに任せて、「おら、何やってんだよ?こんなとこで!」とかって怒鳴り込んだら、多分この人に「タバコ吸うときは喫煙所に行ってくださいね」っていうメッセージはまず伝わらないです。
三上:伝わらないですね。全然伝わらない。何この人っていうね。
吉村:そうそう。で、喧嘩が起きちゃったりして、かえって問題がより複雑化するんですよ。だけど「ああ、すみません、ここタバコ吸うとこじゃないんですよ。喫煙所で吸ってもらえますか?」みたいな感じで話した方が、その人がまた俺の言うことに文句言うやつは許せんみたいなジャッジを持ってなければ、「すみません、ここそうだったんですね。あっち行って吸います。」みたいなことで片付くケースが多いわけですよ。
で、もしここで相手の人がまた俺に文句言うやつは許さんみたいなタイプのジャッジを持ってたとしたら、そこでその人は何か食ってかかってくるかもしれないけど、でもそれは今度はその人の問題なわけですよね。
三上:うん。
吉村:この人はこの人でそういったジャッジを減らしていけば、何か間違いとかを指摘されたときにいちいち過剰反応しないで、すみませんって言って氣を付けますとかって言って、違うところでそれをやるみたいなことになるわけですよ。
だからこの怒りとかネガティブな感情、全般そういうことなんですよね。その人にとって良くないっていうジャッジをしてる事態が起きてるときに、その感情が、まあいってみたら反応して出てきてるっていうただのお知らせサインなんですよね。
三上:うん。
吉村:ここが分かると多分、どう取り扱っていくかっていうところに関しては、本当にジャッジをなくしてニュートラルに捉えていけば、タンポポさんがどういう時に怒ってるのかっていうところをよく見ると、おそらくタンポポさんがどういうジャッジを持ってるのかっていうのがわかると思うんですよ。
このジャッジがあるっていうことは、おそらくは本当はそうじゃないことを好んでるんですよ。例えば僕はタバコの煙嫌だなって思うんですけど、それは要は綺麗な空氣で呼吸することを好んでるからなんですよね。だからタバコの煙嫌だなって思ってるっていうことなんですよ。
三上:うんうん。
吉村:あとは結局、綺麗な空氣を呼吸したいって思ってる人の権利が侵害されてるっていうふうに僕は感じるから、だから喫煙所じゃないところでタバコを吸うのは良くないよねって思ってるんですけど、でもそれはなんでかって言ったら、要はタバコの煙を吸い込みたくない人たちが吸い込まないで済む環境があることが僕は好ましいと思ってるわけですよね。
そうすると、別にそこで喫煙所じゃないところでタバコ吸ってる人がいたからって、頭ごなしにその人に叱りつけるんじゃなくて、その人が別にどういうつもりでそこでタバコ吸ってるかなんて分かんないじゃないですか。
もしかしたらたまたま氣がつかなくてここOKなのかなって思って吸ってたかもしれないっていう話だから、ちゃんと喫煙所で吸ってくださいねって、ここ喫煙所じゃないですよって言って、その人が素直にああそうだったんですねって聞き入れたら、別にそこで何もこじれたりはしないんですよね。
三上:うん。なるほどですね。
吉村:何を良くないって思ってるのかっていうのが分かると、本当は何を求めてるのか、何が良いと思ってるのかっていうのがその裏側に見えてくるんで、でもそこを見つけるためには、要はジャッジがない、ニュートラルにそれを捉えて、それでちょっと俯瞰して、このことに反応してたんだっていうことに氣づく必要があるわけですね。
三上:うん。これをタンポポさんがACTでオーダーする際っていうのは、どういったところに注目してオーダーする?
吉村:そうですね。これはACTを使われてるっていうことでオーダーするっていうことが可能になるんですけど、ACT使ってる場合は要はニュートラルにジャッジしないで、そのことを眺めるっていうことが結構大事で、そこはまさにだから、今怒ることを怖いって思ってる私がいるなぁみたいなことを見てほしいんですよ。だから、怒ることが怖いから怒れないってなってるから、まず怒ることを怖いと思ってる私、それから怒ることを悪いことと思ってる私とか、あとは怒ってる人を怖がってる私みたいなね。
その辺でまずは怒るっていうことに対するジャッジを引き起こしてる、ジャッジの反応してるポイントを見つけて、そのことをジャッジせずに見るってことですね。
だから、こんなビビってる私ダメだとかっていう風になっちゃったらうまくいかないんで、もしそう思うんだったら、ビビることはいけないと思ってる私がいるなみたいなとこから始めてほしいんですよ。
とにかくジャッジが出てきたら、逐一このジャッジか!みたいな感じで、このジャッジを思ってる私がいるなみたいな感じで見てってほしいんですね。
それがまさに、玉ねぎの皮を外側から一枚一枚剥いでいくみたいな作業なんですけど、ジャッジって結局そのジャッジに対してまたジャッジがかぶさって、それに対してまたジャッジがかぶさってっていう風に、それこそ玉ねぎの皮みたいな感じでどんどん上にかぶさっていく構造でジャッジって増えていくから、それを一番外側のジャッジから一枚一枚剥いていくみたいな作業をするっていうこのお手伝いをとても効率的にやってくれるのが、ACTっていう風に思ってもらえたらいいんじゃないかなと思いますね。
三上:ということで、今日はタンポポさんのメッセージを読み上げましたけども、また自分がこういう自分がいるなと思ったら、そこをオーダーして層をだんだん薄くしていきましょう。
吉村:そういうことですね。
三上:はい、ということで、いいですね。皆さんからもぜひお便りこういうふうに吉村さんが分かりやすく皆さんにも解説して、色々お話ししてくださるので、私もさっきも言いました、本当に数学の勉強のように公式のようにだんだん分かってくる自分がいるなっていう感じで聞いてました。吉村さんありがとうございました。
吉村:ありがとうございました。
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