220.HSPについて

HSPについて、敏感に反応してしまう場合はクリアリングで解決できる部分もあるのか、吉村さんからお話伺いました。

 

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三上:みなさん、こんにちは。こころメンテナンス、本日もアシスタント、三上恵と氣功ヒーラーの

吉村:吉村竜児です。

三上:吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい。今日は、よくHSPと耳にしたことある方、いらっしゃるんじゃないかなと思うんですけども、今日はですね、「HSPで何に対しても敏感に反応してしまうのですが、クリアリングで解決できる部分もあるのでしょうか?」という質問に吉村さんに答えていただきたいと思います。

吉村:はい。解決できる部分があるのか、部分というところで言うと、改善する可能性はあるとは思うんですよ。ただ、だからそのHSPっていう概念も、僕初めて聞いたのは、多分ここ6、7年ぐらい前からちょっとちょこちょこ耳にするようになってって感じで。

その前は、全然聞いたこともない概念だったんですけど、ただやっぱりあれですよね。だからちょっと昔風な言い方をすると、神経質な人はいるよな、みたいなのを前から人によって、すごい同じことが氣になる人と氣にならない人がいるみたいなね、そういうのは感じてたんで。

そういう氣にしやすい人っていうのが何なのかっていうところを、「ハイリー・センシティブ・パーソン」っていうのの頭文字をとってHSPってカテゴライズすることで、研究しやすくしたとかそういうことなのかなって思うんですけど「ハイリー・センシティブ・パーソン」って、直訳したらすごく敏感な人っていうことですよね。センシティブって敏感で、ハイリーっていうのは、「とても」みたいな感じなんで、とても敏感な人っていうのは、英語で言ってるだけなんで。

三上:そのままなんですね(笑)

吉村:(笑)そのままなんですよね。まあまあ確かに、そういう人はいるよねみたいな感じなんですけど、クリアリングで「解決」っていう話になると、解決するのかどうかちょっとなんとも言えないなっていうところはあるんですけど、やっぱり人によって感覚は、どのぐらい痛みに対しての敏感さとかも人によって違うわけじゃないですか。

三上:そうですよね。

吉村:それに例えば、アレルギー体質なんかは、要はアレルギー体質があるってことはそのことに対してすごく敏感なわけじゃないですか。

三上:うんうん。

吉村:例えば僕とか花粉症があるわけですけど、杉の花粉が飛んでたらやっぱり調子悪くなったりするわけですよ。別に花粉症じゃない人は花粉飛んでても、何とも思わないっていうかね。

だから、そこって体質的な部分もあるかもしれないし、ちょっと完璧に何が原因って、この一つのことが原因ですみたいなことは原因が一つしかなかったら、それを何とかすれば解決だよねってなると思うんですけど、実際色んなその症状って原因が一つとも限らないわけですよね。

三上:そうですね、あとは思ったのはこのHSPが敏感なのが悪いっていうふうに捉えるのもどうなんだろうなっていう感じにも思いますけどね。

吉村:そうですね。感受性が強いっていうこと自体が別に悪いことではないと思うし、それに例えばその痛みに鈍感な人っていうのは、いってみたら人に対しても、人の痛みに対しても多少鈍感になっちゃうわけですよね。

三上:そうですね。

吉村:だから例えば、すごく体育会系で体酷使して、自分の体を痛めつけることをよくやってる人とかは挨拶するときに、「よう!元氣?」バーン!みたいなね。「イタタタタ」みたいな感じになるわけですよ。本人は別に悪氣ないんだけど、バーン!って叩かれても別にその人は痛くないっていうか、なんかちょっとね、スキンシップぐらいな感じなわけですよ。

その人が多分、「よう!元氣?」バーンってやられても、「おお、元氣元氣。」で済んじゃう話なんだけど、同じ力で叩かれたら「イタッ」てなる人もいるわけですよね。だから、良いか悪いかっていう話でもないと思うんですけど。じゃあ何に対して敏感に反応してしまうかみたいなところに関して言うと、

例えば、特定の事柄に対してすごく敏感に反応する人っていうのもいるわけですよね。例えば子供の頃にいじめられてたことがあるとか、親から暴力を受けてたことがある人っていうのは、例えばすぐ近くにいる人が、不意にパッと頭をかこうとして手をパッと上に上げたときに、なんかそれだけでビクッてなったりするわけですよ。

それは結局、近くで誰か手を挙げたらその後バーンって叩かれるみたいな経験をしてきてるから、誰か手を上に上げたら「わ、危険っ!」ていう反応が出ちゃって、ビクッてするわけですよね。そこってその人がそういう経験をしてなかったら、多分そのことに対してそういう反応は出ないわけですよ。

となると、一種のトラウマなわけですよね。こういったものに関しては、結構クリアリングで改善できる可能性は高いですね。過去の辛い出来事とかから、パターンができてしまいましたみたいなことに関しては、かなり今までもクリアリングで改善したっていうケースはたくさんあるんで。

三上:うーん。例えばあれはどうですか。生まれながらに持ってるものとかに関してはどうですか。これ過去生とかも関係したりするんですかね。

吉村:あ、そうですね。過去生っていうのも一種の過去の出来事から出来上がったものなんで、結局生まれたばっかりの赤ちゃんって、皆さん真っさらな状態で生まれてくるって思ってるんですけど、実際にはそんなことはなくて、その方の過去生で何か未完了なものがあると、それを持ったまま次の人生始まっちゃうし。

あとはその方の親御さんだったり先祖とかで未完了なものがあったりすると、それも受け継いじゃうから、だから生まれたときは特にできることが少ないし、喋れるわけでもないから何に対して敏感っていうのもそんなに分からないわけですけど。

やっぱり赤ちゃんによって、すごく色んなことに敏感なお子さんとかもいて、生まれたときから皮膚がすごい荒れやすいみたいな子もいたりするわけですけど、その辺っていうのは体質なのか、そういう過去生や親御さん、先祖から受け継いだものが原因なのかもしれないし、多少そこからまたさらに育っていく過程を見て見極めていく必要はあると思うんですけど、ただ何にしても過去の何かによって形成された反応のパターンみたいなものに関しては、クリアリングでかなり改善できる可能性はあると思うんですよね。

三上:なるほどですね。やっぱり最近多いですよね。HSPって方、増えてるとかってあるんですかね。

吉村:うーん。ちょっとそこも僕は本当に増えてるのかとかっていうのも、何しろ昔はその概念がなかったわけじゃないですか。でもその概念なくても、やっぱりなんかすごい敏感だなこの人って人たちはやっぱりいたはいたんで。増えてるのか、それともただその名前が付けられたことで、なんかそういうことだったのね、みたいなのが見える化されたのか、ちょっとそこはやっぱりわかんないですよね。

統計とか取って、誰か調べないとわかんないと思うんですけど、例えば、何でしょうね。花粉症の人が増えてる原因みたいなところで、例えばその公害が原因なんじゃないかみたいな説とか、色々あるわけじゃないですか。そうすると、何かそういう原因になっているものはいくつかあるとして、そのうちの何か一つは、例えば世の中が変化したことで環境が変わったみたいなことが原因だったら、公害が少なかった時代と比べて公害が多くなった時代に、花粉症の人が増えましたみたいな感じだったら、多分そこって何か関連性があるんじゃないのかみたいなことが示唆されるわけですけど。

三上:うん。

吉村:もしかしたら、そのHSPとかっていうのも、例えばそういう世の中の食品の添加物のことだったりとか、そういう電磁波的なこととかがもしかしたら関係しているかもしれないし、それだけじゃないかもしれないし、そこはやっぱり簡単に一言で片付く話ではないと思うんですよね。ただ、何か言われた時にそれで傷つくみたいなね。

ぐさっときちゃって、っていうことに関して言うと、かなりその人の捉え方の癖である場合が多いんですよ。同じこと言われても別に傷つかない人もいるわけじゃないですか。

三上:うーん。

吉村:だから、どの言葉でその人が傷つくかっていうのは、一人一人見ていかないとわからなかったりするわけですよね。そこら辺はかなり特定の事柄について、すごく敏感に反応するみたいな反応の癖みたいなものっていうのは、結構心の問題である可能性が高いんですよね。

三上:前回のテーマとも、お話が合う感じがしますよね。

吉村:そうですね。そうそう。だから結局何にその人が反応しているのかっていうところで、無意識の思い込みに反応しているっていうことだったら、クリアリングでかなり改善が可能なんですけど、その原因がそれだけとも限らないかもしれないんで、やってみてそれで改善できればいいんじゃないかな、御の字じゃないかなと思うんですけど。

でも、そういう感受性が強いこと自体が、別に悪いことってわけでもないし、

三上:うんうん。

吉村:そこは自分に合った環境を自分でちゃんと選べれば、そんなに辛い思いしないで済むような生き方っていうのは、可能だと思うんですよね。例えば僕なんかはあんまり体育会系の上下関係がすごい厳しくてとかっていうような環境は、苦手だって自分でわかってるんで、あえてそういうとこ行かないし、

パリピでウェイウェイ言ってる人たちとかも、そんなにめちゃめちゃ苦手ってわけじゃないんだけど、ずっと一緒にいたら疲れちゃうんですよ。だから、たまにそういう飲み会とかバーベキューとか行って、一緒にいるのは全然楽しくいられるんですけど。

じゃあ、一週間その人たちとずっと一緒にいて、その人たちがやることに全部同行して一緒にウェイウェイできるかっていったら、多分そのうち嫌になってきちゃうと思うんで。そうしたら、これって自分に合ってない環境だから、自分に合う環境を自分で探してそっちに行けばいいんだなっていう判断をするだけなわけですよね。

三上:自分のことわかってるとね、どう対応したらいいかってわかりますもんね。

吉村:そうなんですよ。だからそこら辺はね、結構やっぱり自分で心で氣が付かないときには、体に症状が出るみたいなことで、これなんか違うんだなって氣が付くみたいなのがあるんですけど。例えば僕はとりあえずあんまり氣乗りしないことをずっとやってると、蕁麻疹が出てくることが。

三上:あああ、すごい出るんですね。

吉村:はい、痒くなっちゃうんで。だからそうすると、これ違うんだろうなって氣が付くことができるので、少し休もうみたいな判断をするようにしてるんですけど、でもこれなんかもし僕はサラリーマンで、言われたことをやらなきゃいけなくて、自分の都合でその仕事のペースとかを勝手に調整できないような仕事のスタイルで生きてたら、なんか多分すごく蕁麻疹がなかなか治んないみたいなことになってたかもしれないなっていう氣はしますよね。

三上:なるほどですね。そうですよね。自分自身をちゃんと見つめて、向き合ったりとかっていう考える時間ってとても大切ですね。

吉村:そうですね。それがちゃんとできてれば、多分その合わないところに長くいるっていうことはないんじゃないかと思うんですよね。僕、多分警察官とか自衛官とか絶対向かない職業なんですよ。でも別に他にそれが向いてる人たちがいてくれるから、なんか世の中の治安がちゃんと維持されてたりとか、災害が起きたときに、ちゃんと救助に行ってくれる人がいたりとかするわけじゃないですか。

だから、すごくありがたい人たちなんですけど、僕がそこに入りたいかって言ったらそうではないんですよね。その人たちがちゃんと大事な職業で素晴らしい人たちっていうのは事実なんだけど、でもじゃあ僕は別にそこに行かなくてもいいですよねっていう、そこら辺がちゃんと分かってれば、きちっと自分のことも他者のことも尊重できると思うんですよ。

三上:ぜひ、皆さん今日のお話をきっかけに。決してHSPが私は(個人的にですよ)悪いというイメージはないので。このときはこうしようっていうのをちゃんと対応できるのを知っていれば、例えば涙もろくたって自分涙流せるんだ、なんか幸せだなって感じればそれが幸せだったりもすると思うので。

吉村:そうですよね。

三上:考えて捉えていただきたいなって思いました。

吉村:はい。

三上:吉村さん、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。