392.体調と感情はつながっている〜夏前のセルフチェック〜

気持ちが重たい日、実は体が冷えていたり、睡眠が浅くなっていたりする。
そんなふうに、体調と感情は静かにつながっているもの。
夏を迎える前の「自分メンテナンス」として、心と体の声に耳を澄ます時間をお届けします。
ただがんばるだけじゃなく、「感じること」も、大切なセルフケア。

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三上:皆さん、こんにちは。こころメンテナンス、本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの

吉村:吉村竜児です。

三上:吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい、沖縄もだいぶん前に梅雨明けして夏本番を迎えておりますけども、今日のテーマは、「体調と感情はつながっている、夏前のセルフチェック」ということで。

吉村:はい。

三上:すごい、今もそうなんです。暑くてだるいなっていう体と、中身はちゃんとやらなきゃっていう氣持ちなんですけど。私の今のこの状態は大丈夫なんでしょうか?夏前のセルフチェックということで、具体的に。

吉村:でも夏だからだるいみたいな話になってくると暑いのってやっぱり人が耐えられる限度みたいなのはあると思うんで、そこは熱中症予防のためのこととか一通りやっておくみたいな体のメカニカルな部分に対するケアみたいなのは最低限やっぱり必要だと思いますけどね。

ただ体調って感情の影響をすごく受けているんですよ。ここの部分があんまり知られていないところがあるので、ちゃんとそういう体のケアをしてるはずなのにどうも調子が悪いみたいな場合は、実は感情のケアがちゃんとできていないっていうことがあり得るんで、やっぱりどっちもちゃんとやっておかないと良い状態にはならないわけですよね。

車のタイヤも右のタイヤは空氣を入れてるんだから走るはずでしょって言っても、左がパンクしてたら走らないわけで。両方ともちゃんと空氣が入ってる状態だから走るっていうことなんで、体のメカニカルな部分ですよね。

水分とかミネラルちゃんと取っておきましょうとかきちっと睡眠取りましょうみたいなこととか、あとは暑くなりすぎてるようだったらちゃんとエアコン使うなりして体温調節をしましょうねっていうことと、プラスで感情面っていうところのお話になってくるんですけど。結構ネガティブな感情って実は体にとって毒なんですよね。

三上:そうなのか、やっぱりね。何となくイメージはできますけど、たまにこの毒をわかってないかなっていう時もありますね。

吉村:毒が悪いって話でもないんですよ。例えば僕たちは食べたり飲んだりして、何かしら栄養とかを摂取するじゃないですか。そこから必要なものを取り入れていらないものを糞尿で排泄してるわけですよ。

三上:うんうん。

吉村:排泄してるいらない部分っていうのは、結局それってそのまま持ち続けてると毒になっちゃうから出してるわけですよね。

三上:体がね。

吉村:だから色々取り入れて必要なものを取り込んだ後にいらないものは結局毒になっちゃうけど、いらないものも含めて取り入れた上でいらないものを外に出してるわけですよね。

だからちゃんといらないものを外に出すっていうことをしていれば健康になるって話ですよ。だって毒になるものを一切取り除いて栄養だけを取り込みましょうみたいな話になったら、多分ご飯食べるんじゃなくてサプリメントを飲むとか点滴で栄養だけ入れようみたいな話になっちゃうじゃないですか。

三上:確かに。

吉村:でもそれじゃあ人は健康にならないんですよね。だって食べて消化するとかっていうことに、臓器が筋肉を使って食べ物を細かく分解していくみたいなことをしたり、それも色々と酵素を出したりとか色んなことをして個体の食べ物をドロドロな状態にして、しかもそこから科学的に分子を分解して必要なものを取り除いていらないものは排出してとかすごい色んなことをやってるんですけど、

それをやるためのメカニズムっていうのが僕たちの体の中に備わっていて、それは結局それをちゃんと使わなかったらそこが衰えちゃうわけですよね。車とかもたまにエンジンかけないと走んなくなっちゃうじゃないですか。

三上:そうですね。

吉村:だからそれっていうのはちゃんと使ってないと使えなくなっちゃうわけですよ。

三上:うんうん。

吉村:だから例えば生命維持装置みたいなのに管を繋がれている、何とか生きてるみたいな人が簡単にじゃあ今日から普通にご飯食べて普通に生活しましょうとかできないじゃないですか。

三上:できないですね。

吉村:ってことは悪いものを取り入れないようにしようっていう生き方よりも、自分の中でちゃんとどっちも取り入れてそこでいらないものを排出するっていうことをするように、僕たちの体はそうできてるんですよね。

だから心もネガティブな感情が悪いっていうことじゃなくて、自分は今これに対してネガティブな反応してるんだなっていうことに氣がついて、それをまた排出していくっていうことをすれば別に溜まっていかないんですけど、

でもネガティブな感情って不快なんで、不快なものは悪いものっていうふうなジャッジを僕らはしやすいから、だからこれを感じるべきではないとかあるいは感じていてもそれを表に出すべきではないみたいな、自分の感じてることに対する否定でそれを抑え込んだり見ないふりをしたりとかっていうことをすると本来氣がついたら外に排出できてるはずのエネルギーが体の中に溜まっていくんですよ。

三上:うんうん。

吉村:ネガティブな感情が排出されずに溜まっていくと体の色んな筋肉だったり臓器だったりとか、体の組織にエネルギーが溜まっていくんですね。それが起きるとそのうち不調の原因になるんですよ。わかりやすいところだと炎症が起きるっていうケースがありますね。

三上:炎症。

吉村:そうそう。ネガティブな感情が溜まっていって許容できる量を超えると、バッて炎症が起きて腫れたり痛くなったりして炎症で多分その間に溜まってるエネルギーを消費したり散らすんですよね、排出するみたいな。

多分そういうことをしてるからそれでしばらくすると炎症が収まるんですけど、そこにまたネガティブな感情を溜め続けてるとまた許容範囲を超えちゃうんでまたバーって炎症が起きるみたいな。

僕は今まで色んな方を見させていただいた中ですごくわかりやすいケースっていうか、初期の頃にこれってそういう仕組みなんだって氣がついたのは、ぎっくり腰なんですよ。

三上:えー、ぎっくり腰。

吉村:ぎっくり腰になる人って実は腰のところの組織、筋肉とか筋膜とかそういったところに怒りをため込んでる人が多いんですね。

三上:怒り?

吉村:だから溜め込んだ怒りが体の組織が許容できる範囲を超えちゃうと、そうするとそこでバーって炎症が起きるんで、ぎっくり腰になっちゃうんですよ。

三上:うん。

吉村:だからぎっくり腰になる人って、年に1回とか定期的にぎっくり腰になる人が多いんですよね。何か癖になってるんだろうって多分みんな思うんですけど、でもそれって実は怒りの感情を溜め込んでるから、

ぎっくり腰になってしばらくまたちょっと空きができるとまたそこに怒りが溜まっていって、またそれが許容範囲を超えるとぎっくり腰になってっていうのを繰り返してるから、年に1回とか2回とか定期的に起きるわけですよ。

ぎっくり腰になる人たちって見た目は温厚そうな人が多いんですけど、それってまさに本当は自分がイラッときてたりとか色んなところで怒りの感情を本当は感じてるはずなのに、それを全部抑え込んだりなかったことにしてるからそれが溜まっていくんですよね。

三上:うん。

吉村:まず結構大事なのは、ネガティブな感情って今自分は何かを良くないっていうふうにとらえてるよって、それは単純に体が疲れてるからもうこれ以上やめてくれって、これはもう嫌だって言ってる場合もあるし、

あとは何かに対してこれは良くないものだってジャッジをしてる場合に、自分が良くないと思ってるものが現れたらそこで怒りが出てくるみたいな、ジャッジの結果としての信号なんですよね。

三上:うん。

吉村:だから今自分は何か良くない状態にある、あるいは良くないっていうジャッジをしてるっていう信号なんで、今この信号が出てるんだなっていうとらえ方をすれば、じゃあこれに対してどう対処すればいいかっていうのも見えてくるはずなんですよ。

本当にこのままだと体が悲鳴を上げてるからやり方を変えようとかってことかもしれないし、あるいはジャッジしなくていいものに対してジャッジしてるんだなって氣がついて、じゃあこれに対してジャッジやめようっていうような選択ができればその怒りがずっと出続けることはないんですけど、

でもこの怒りは良くないものってみんな思ってるから、だから怒らないようにしようとか怒ってても何もなかったことにしようみたいなことで溜め込むんですよね。

なので本当は自分どう感じてるのかっていうのは、まずそのことに対して良い悪いのジャッジをせずに自分って今これに対してこう感じてるんだっていうふうに氣づくっていうね。そこがまず最初のチェックポイントですよね。

三上:ジャッジせずにそのまま受け取るということですね。

吉村:そうですね。何に対して反応してるのかっていうことを、今度は自分なりに内観して分析して反応してる対象に対して対処が必要なことなのかあるいは自分のジャッジをやめれば済む話なのかっていうところを見て、それに合わせて対応していくっていうのはやっぱり必要なことかなと思いますね。

三上:嫌なことを忘れたいとかって流す傾向が私は、昔は特にそうだったんですけど多いと思うので。リスナーの皆さんの中でも良いことは覚えていてもやっぱり嫌なことは忘れたいとか後回しにしたいっていう氣持ちもあると思うので、まずは体調を崩しやすい夏もその一つ、時期かもしれませんので自分の感情と向き合うこと。

吉村:そうですね。

三上:セルフチェックしてみてください。

吉村:はい。

三上:吉村さん、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。