174.執着心について

ハンドルネーム 7Fsさんからのメッセージを取り上げて、吉村さんからお話伺いました。

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三上:はい、みなさん、こんにちは。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい。今日もお便りからご紹介していきたいと思います。ハンドルネーム、セブンエフエスさんでよろしいんでしょうか。メッセージが来ておりますよ。

「吉村先生は、幼少期からの様々なご苦労を乗り越えられて、世界平和実現への情熱をお持ちで、いつもわかりやすく真実を説明してくださっていると感じております。ありがとうございます。三上さんとのやりとりも柔らかくあたたかさを感じます。

吉村さんが言われるクリアリングとは、執着を手放すということにもなるのでしょうか。こうでなければいけない、こうすべきであるなど、人は様々な執着心を持ち、自分も他人も受け入れるのが難しい考えを持っているときが多いと思います。

吉村先生が思われる、執着心についても、お聞かせいただけると有り難いです。よろしくお願いします」と来ております。

吉村:はい。なるほど、とてもよいご質問だと思いますね。やっぱり執着というのは、ブロックから来ているものなんですよね。愛着を持っていることと、執着をしていることというのは、多分見分けがつきにくい場合があるんじゃないかと思うんですよね、今まさにその渦中にいる人からすると。

三上:うーん、たしかに。例えば好きな人とかもそうですよね。好きだからこうしてあげているとかいろいろ思っているけど、それが実際そうなのかって話になってきますよね。

吉村:はい。で、愛着というのは、魂というのかな、スピリットが本来持っている愛のエネルギーからきている感情なわけですよ。

三上:うんうん。

吉村:で、執着というのは逆に、ブロックとかね、いわゆるエゴといわれている領域から来ているエネルギーが元になっている感情になってくるわけですよね。

以前の配信でもお伝えさせていただいているんですけど、スピリットが持っているエネルギーは愛で、ブロックが持っているエネルギーは恐れだというお話をさせていただいたと思うんですけど。

三上:はい、ありましたね。

吉村:だから愛着というのは、自分はこれが好き、だから一緒にいたいとかっていう、ひとつになりたいという愛のエネルギーなんですけど、

執着のほうはですね、実は向かっている方向が同じに見えるんですけど、実際にはそれを失いたくないとか、他の人にとられたくないとか、望ましくない状況を想定して、そちらを避けるためのエネルギーから来ているんですよ。

三上:うーん。

吉村:だから本当にその対象とひとつになりたい、一緒にいたい、というところから来ているのではなくて、それが他の誰かにとられてしまう、失ってしまう、ということを避けて、恐れて、それを避けるための行動につながっていってしまうので、結果的に問題につながることが多いわけですね。

三上:うーん。

吉村:押しつけがましくなってしまったりとか、すごい支配的になってしまったりとかということが起きるわけですね。

三上:うーん。

吉村:はい、で、結局そこの、なぜじゃあ失うのが恐いかといったら、自分が何か足りてないとか、不完全だとかそういうような感覚があって、それを穴埋めするために、何かを手に入れようとしているみたいな、そういう状態になっているんですね。

これも、手に入れたい対象が本当に好きなのではなくて、自分のなかにぽっかり穴が開いているという、この幻みたいなものがあるから、それを穴埋めするというね。ぽっかり開いている穴を今度は避けようとしているわけですよ。これをなくそうとしている。

これをなくすために、何かを利用しようとしているということになってしまうので、それで執着というのが、まあ言ってみたら本人からしたら愛着を持っているのと見分けがつかないんですけど、

周りからみると、いやそれおかしいよね、という感じの行動だったりとか、在り方につながっていってしまうということなんですね。

三上:いやー、でも結構多いんじゃないんですか。どうなんだろう。ねえ。束縛したりとか。

吉村:はいはいはい、あると思います。だから結局、愛と恐れというのは、一見同じ物差しの反対側にあるように見えるんですけど、実は全然別々に存在しているから。

三上:うーん。

吉村:言ってみたら、愛着もあるんだけど、同じ対象に執着もあるということは、あり得るわけですよ。だから、割合の問題みたいなもので、愛着のほうが多くて、執着はちょっとあってもそんなに多くなければ、結構バランスとれていい関係になれると思うんですよね。

三上:うーん。

吉村:だけど、執着の度合いが大きくなりすぎると、そうするとそっちのほうが、独り歩きをし始めてしまうと、本当の愛情とか愛着が段々なくなっていった後でも執着だけが残っているみたいなことになってしまうと、もうかなり恐ろしい状態になってしまうわけですね。

三上:ふふふふ。なるほど。じゃ、執着があってもいいけども、愛情とのバランスっていう、愛着とのバランスというのが大切になってくるわけですね。

吉村:そうですね。だから、執着は、もう本当に最低限で、ないに越したことはないんですけど、ははは。

三上:へへへ。

吉村:人はどうしてもエゴがあるから、そういうネガティブな感情が出ちゃうときはあると思うので、そこは執着の感情が出てきたとしても、そっちにのっかってしまわないことが大事ですよね。

三上:うんうーん。

吉村:だから同じ対象に対して、愛情と執着の両方を持っている、愛着と執着を両方あるんだけど、執着が出てきたときは、ああ、なんか執着あるな、でもそっちにのらないようにしようという選択をして、

で、ちゃんと愛着を持っている対象に対して、愛情の表現をしていくということをしていけば、うまくいくわけですけど。まあ要は、執着のほうに自分の軸足が入ってしまうと、執着・ブロックにその人のエネルギーがどんどん吸い取られていってしまって、ブロックが育って大きくなって力を持ってしまうわけですよ。

本来の自分の主体性みたいなものはどんどん吸い取られていってしまうので、ブロックに突き動かされて、執着だけに支配されている状態になりかねないので。

そこまでひどくなってしまっている状態だと、やっぱりクリアリングをしてそっちを減らしていって、ちゃんと自分の愛情のほうに乗り換えていくということをしていく必要があるんですけど。

そのためには自分で選択できる状態までブロックを減らしていって、それでちゃんとじゃあ自分はこっちじゃないな、愛のほうにのっかろう、ということを本人が選択していく必要はあるんですよね。

三上:ああ、なるほどですね。自分のなかで、あ、執着しているなという気づきがある人は、まだいいほうですよね。

吉村:そうですね。

三上:そうですよね。うーん。なるほど。

吉村:そうですね。だからそういう場合は、どっちかというと御本人が気づくよりも、周りの誰かが、この人ちょっと変な方向に行っているなって気がついて、その人を遠隔でクリアリングをしてあげることで、呪縛から解いてあげるということが効果的だと思いますね。

三上:うーん。なるほど。これもうみなさんの身近に、自分自身もそうかもしれないですし、周りにもそういう方達絶対いらっしゃると思うので、自分に置き換えてみてもいいお話ですよね、本当。

吉村:ははは。そうですね。

三上:わたし自身も思うんですよ。なんか今ここで執着して、支配したい自分がいるな、これ駄目だな、そんな自分嫌だなみたいな。気づくんですよね。

吉村:はははは。はい。

三上:なんかモヤモヤしたり。

吉村:なるほどですね。でも気づいたということは、ちゃんとそこから一歩踏み出せる、ちゃんと選択肢が現れているということですよね。

三上:多分これは吉村さんとの会話の中で、いろいろ自分で気づかされる部分が多かったので、今に至ると思うんですけども、はい。なので聴いているリスナーのみなさんも、回を重ねて、いろんな話をテーマごとに分かれて発信しておりますので、これからも聴いていただきたいと思います。

はい、ということで今日は、ハンドルネーム、セブンエスエフさんのお便りから、執着についてのお話を吉村さんからうかがいました。吉村さん、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。