140.感情的にならず冷静になるには

感情的にならずに余裕のある自分でいたいと感じた事はありませんか?怒りやネガティブな反応を見つめ直して、豊かになれるヒントが沢山あるお話しです。

感想、ご質問はこちらにお願いします!
https://forms.gle/HhW7cXuA345QYmDZ7
YouTube:
https://www.youtube.com/c/kokoro-me
Web:
https://m-e-science./com

◆文字起こしはこちら
https://kokoro.koelab.net/140/
==================

三上:はい、みなさん、こんにちは。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、気功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい、さあ、今日のテーマ、わたしもこのテーマでちょっと変われたらいいな、「感情的にならず、冷静になるには」でお届けしていきたいと思います。

吉村:はい。

三上:いやあ、これは、感情がちょくに落ちてきて、表現するタイプのわたしにとっては、すごい、これは、今日は興味深いお話になると思います。

吉村:ああー、なるほどですね。

三上:私自身は、やっぱり感じたままにすぐ出てくるんですよ。全部が。

吉村:ふんふん。

三上:なので、逆に、怒るときもそうですけど、笑うときも、喜怒哀楽が激しいタイプなので、きになるところではあるんですが。逆に、吉村さんのように、常に冷静で、神のような、ゆとりがある感じ、逆にわたしはすごいあこがれるんですよ。

吉村:なるほどね。

三上:なので、冷静になるにはどうしたらよろしいんでしょうか。

吉村:はははは。なるほどね。感情って、ひとくくりでね、喜怒哀楽全部、感情というくくりで、みんな、とらえているじゃないですか。たとえば、三上さんからみた僕とか、多くの視聴者のひとからみた僕というのは、結構、たぶん、冷静に見えているのかなとは思うんですど。

三上:はい、見えてます。

吉村:どうも。たぶん、いい意味で言って下さったんだと思うんですけど、ははは、とはいえ、それって、僕がいつも無感情ですんとしているという感じではないですよね。

三上:ではないです。ではないです。

吉村:だから、たぶん、ネガティブな感情みたいのが、あんまりなくて、穏やか、一般的に普段穏やかでいるということを指して、吉村さん冷静だなって見てるんじゃないかと思うんですよ。

三上:うんうんうん。そうですね、はい。

吉村:ということは、僕がさっき、三上さんと一緒に笑ったりしてたということは、感情がないわけじゃないんですよね。

三上:うんうん。もちろんです。

吉村:となると、冷静に見えることと、感情があるかないかということって、必ずしも、一致してないかもしれないですよね。

三上:そうですね。

吉村:だから、感情的かどうかということと、冷静かどうかというのは、実は別の話ととらえたほうがいいかもしれないなと思いますよね。

三上:たしかに、今お話をきいて、ああ、そうですね。

吉村:まず、一般常識として思われているんだけど、ここがすごい落とし穴だったんだなと思うことがひとつありまして、いわゆるポジティブと言われるような、楽しいとか、うれしいとか、ワクワクとか、好きとか、感情がありますよね。それと、怒りだとか、不安とか、疑いとか、憎しみとか、いわゆる一般的にネガティブと言われる感情。これは出どころが違うんですよ。

三上:出どころが違う。

吉村:だから、同じ感情というもののなかに、喜怒哀楽があるんじゃなくて、ポジティブな感情というエネルギーと、ネガティブなかんじょうというエネルギーが別々に孤立して存在しているんです。

三上:ああ、ああ、ああ。なんとなく、なんとなくわかります。

吉村:たとえば、前にもお話ししたかと思うんですけど、好きという感情と嫌いという感情って、共存することありますよね、という話を、いつかの回で話したことあると思うんですよ。好きだけど、嫌いなって、このひと、こういうところ好きだけど、こういうところ嫌い。じゃあ、このひとのこと、好きなの、嫌いなの、どっちなのと言ったら、どっちもですという話になっちゃうじゃないですか。

三上:うんうんうん。

吉村:だから、もし好きと嫌いが同じ物差し上にあって、真ん中にゼロポイントがあるとしたら、ちょっとでも好きのほうに傾いていたら、一切嫌いじゃないはずだし、ちょっとでも嫌いのほうに傾いていたら、ちょっとでも嫌い側にいたら、好きじゃないはずじゃないですか。これが一個の物差し上にあったとしたらね。

三上:はいはい。

吉村:でも、同時に好きと嫌いが共存するということは、物差しは一個じゃないと思ったほうがいいということなんですよ。

三上:はー、なるほどね。ああ。うふふ。

吉村:大事なのは、感情をなくすことではなくて、ネガティブな反応をなくすことなんですよね。

三上:そうですね。特にわたしは、今話をききながら、怒りだなと思いながら。

吉村:はははは。だから、怒りの反応が出ちゃうということは、なにかに対して、これはよくないというジャッジがあるから、怒るんですよ。これは別によくも悪くもないよねとなれば、好きかどうかでいえば、そんな好きじゃないけど、別に嫌いでもないですよみたいな感じになるわけですよ。

三上:うーん。

吉村:好きと嫌いが別の物差しだったら、好きメーターがゼロから100まであって、嫌いメーターがゼロから100まであって、みたいな感じで、どっちが優勢かみたいなので、どっちかといえばこっちです、みたいなのがあるんだけど、実際のところは、両方が混在しているわけですよね。だから、そのなかのネガティブのほうを減らしていけば、ポジティブな感情表現というのは、別に普通にいつもしていて、笑ったりとか、楽しさを表現するいろんなことありますよね。そういう感情表現というのはあるけど、別に、いかったりとか、ひとの悪口言ったりとかはないという状態にもっていくことはできるわけですよ。

三上:うーん。

吉村:だけど、冷静なひとって、みんな思い浮かべたときに、感情の起伏がないひとって、たぶん、自動的に関連付けて考えちゃうんだけど、そんなことないんですよ。別に感情の起伏があってもいいのですよね。むしろそのほうが人生楽しいんですけど、ただ、そのときにネガティブな反応というのが無いほうが、ポジティブな感情の起伏を楽しんで生きているということができるわけですよね。

三上:うーん。

吉村:なんか言ったら、いきなり怒り出すみたいなひとが、取り乱すということが、このひと、冷静じゃないねという話なんですよ。要は、取り乱した状態、英語でいうと、アップセットな状態ですよね。心がかき乱されている状態というのは、物事に対して冷静な判断とかができなくなっちゃうから、これは、このひとは冷静じゃないよね、すぐ感情的になって嫌だよね、みたいな感じの見え方がするわけですけど、でも、よく笑っているひとを見て、このひと、すぐ感情的になるよね、とはならないじゃないですか。

三上:たしかに。

吉村:だから、感情的といって、悪い意味でいうときというのは、別にそのひとがよく笑ったりとか、楽しくて小躍りしたりとかしてることを指しているんじゃなくて、大体、怒ったりとか、恨みつらみや愚痴言ったりしてるみたいな状態のことを指して、このひと感情的になるから嫌だよねと言っているので。そこは、同じ感情でも違うエネルギーだというのを区別して考えないと、すごく混乱しちゃうんですよね。

三上:なるほどですね。たしかに、感情的というなかで、自分のなかでひとくくりにしてましたけど、違ってますね。

吉村:そうですね。本当に、いつも笑顔だったり、よく笑ったりとかってすることが、別に全然悪くはないし、よく笑うひとがよく怒るわけではないですよね。

三上:うんうんうん。たしかに。

吉村:感情表現が多いひとと言ったときに、これがもし、ポジティブな感情とネガティブな感情が同じメーター上にあって、その振れ幅が大きいことが感情的とか感情表現、感情がよく表に出るひと、みたいなくくりだとしたら、そしたら、よく笑うひとは、その分、よく怒ってなきゃいけないという話になって。

三上:ふふ。

吉村:必ずしもそうじゃないんじゃないですか。ねえ。

三上:そうですね。

吉村:いつも怒ってばっかりのひととか、よく笑うけど、あんまり怒んないひととか、いるわけですよね。となると、この感情というのは、全部ひとくくりで一緒にしちゃ駄目なものなんですよ。ちゃんと区別して考えないと、認識がおかしくなっちゃうんですね。このネガティブな反応が少なくなってくれば、別に、よく笑うひとでも、大事なときには冷静な判断ができると思うんですよね。穏やかでいることみたいなのを目指すのがいいんじゃないかと思うんですよね。別に冷静という言葉を使ってもいいとは思うんですけど、必ずしもそれは感情が無いことが冷静ということじゃないですよね。

三上:うーん。

吉村:なので、そこを一緒くたにしちゃうと、目標がうまく立てられないというかね。ふたつ別々の場所に、同時に行こうとしているみたいなことになっちゃうんで、そこをきちっと目標定めて、そっちに向かって進んでいけば、ゴールにたどり着けるわけですよ。

三上:うーん。いやあ、たしかに。今日のテーマ、「感情的にならず冷静になるには」じゃなくて、「怒りにまどわされず穏やかになるには」みたいな、違うテーマだったほうがよかったかもしれないです。ふふ。

吉村:だから、そういうことなんですけど、ただ、そういう認識をみなさん持っていないので、本当はこっちなんですよとお伝えしたかったということですよね。

三上:そうですね。一般的にこれをみて、今日のテーマをみて、今のお話をきくまでは、全然落ちなかったですもん。うーん。

吉村:そうですよね。だから、そこはたぶん、この認識が変わるだけでも、だいぶ、自分はこういうひとになりたいんだという目標が明確になれば、そっちに向かって進みやすくなりますし、もちろんそれを手に入れるためにクリアリングというのは、すごく効果的な方法だと思うので、そういうネガティブな反応をしているということは、そこで、これはよくない、これは許せないとか、ジャッジがブロックによって引き起こされているので、そういう無意識レベルのジャッジをクリアリングしていけば、何かスイッチが入るとすぐにカチンとなるみたいなことが、機会が減っていくわけですよ。

三上:うーん。

吉村:すると結果的には、いつも穏やかですよねと言われるようなひとになっていくという感じですね。

三上:はい。さあ、みなさん、今年はそれを取り入れて、ちょっとわたしも穏やかな一年になれるよう、わたしも、息子だけなんですよ。すごいジャッジしちゃうのが。一番。わかってはいるんです。

吉村:そうですね。たぶん、それって、こうあってほしいというのがあるから、そうじゃないときに対して、これはけしからんとなるわけですよ。だから、こうあってほしいというところをまずよく精査して、本当にそれが彼にとって、幸せなのかみたいなこととか、あとは、これは駄目じゃなくて、お母さんは、これを望んでいるんですよ、あなたのために、という伝え方をする。これは駄目です、じゃなくて、こっちのほうがいいと思わない?みたいな、伝え方もあるかもしれない。これが駄目というところじゃなくて、本当は自分は何を求めているんだろうか、みたいなほうに意識を向けると、またちょっと見え方が変わってくると思いますよ。

三上:そうですね。その子自身をちゃんと見つめてあげないとなというのを所々感じたりします。それを感じれる自分になったのは、ちょっと成長してるかなって思いますけども。

吉村:僕も今でこそ、穏やかとみんなに思われるような感じになってますけど、以前は、本当にいつも怒っていたので、

三上:ねえ、おっしゃってましたね。

吉村:そうですね。そこは本当にクリアリングしていくことで、いろんな、そういうネガティブな反応というのは、減っていくと、まず自分自身はすごく楽になるんですよ。余裕があると、別にそんな怒ったりもしなくなってくるんで、そうすると結果的には、いつも冷静ですよねという感じに言われるんですけど、とはいえ、僕、結構よく笑うほうだと思うし、感情はそれなりに豊かなほうだとは思うんですよ。それが、だから、怒りとか、憎しみというかたち、そっちのほうに、いってないというだけの話ですね。

三上:うーん。さあ、今日は、テーマ「感情的にならずに冷静になるには」でお届けしました。みなさんも、日々の生活のなかで感じること、今日お話きいてイメージ変わったとか、学びがあったかと思います。さあ、今年一年、みなさん、いい年にしていきましょう。今日もいいテーマでお届けさしていただきました。吉村さん、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。