139.正直者が損する世の中なの?

正直者が損をするって皆さんは耳にした事ありませんか、そもそも正直者とはなんなのか?その思想自体がどうなのか、吉村さんのお考えを伺いました。

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三上:はい、みなさん、こんにちは。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、気功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい。今日は、ちょっと気になるテーマ、個人的に。「正直者が損する世の中な気がします」ということで、

吉村:ははははは。

三上:取り上げていこうかなと思うんですけど。世の中的にも、これを正直にしたからこそ、ちょっと捕まっちゃったとか、うふふ。

吉村:はははは。

三上:そんなことあったりするよなみたいな話も最近、周りで、わたしはしてたり、友だちと会ったりしてたんですけど。確かに、正直者が損すると思うところと、いや、そうじゃなくて、素直な気持ちを持つというのは大切だなって、思う気持ちと、あるんですけど、

吉村:はいはい。

三上:吉村さん的には、どう思いますか。うふふふ。

吉村:ああー。そういう考え方があるというか、そういう意見を持っているひとがいるというのは、僕もね、ああ、そういうひといるなっていうのは気がついているというかね、ところではあるんですよ。実際にそういう意見を言っているひとというのを見たことがあったりとか、たとえば、記事のなかで、誰かの書いた記事とかブログとか読んだら、このひとって、そういう考え方を持ってるなって。ただ、正直者が損をする世の中だなっていうのは、事実かどうかっていったら、正直なひとが損をするケースもあれば、してないケースもあるよねという話だし、損をしてるひとが全般的には正直なひとであるケースもあれば、別に正直じゃないひとが損をしているケースもあると思うんですね。

三上:うーん。たしかに。

吉村:と、考えると、そういうこともあるかもしれないし、そうでないケースもあるかもしれないよね、みたいな話になると思うんですよ。

三上:うんうんうん。

吉村:というふうに考えると、実はこれは事実じゃなくて、そういう思想があるという話なんですよ。正直者が損をするという思想を持っているひとがいるという話。

三上:ああ、ああ、なるほど。はあー、事実ではなくて。

吉村:そうそう。だって、正直であることと、損をすることというのは、別にダイレクトにつながってないじゃないですか。正直だったら、誰でも損をするのかと言ったら、別にそういうわけでもないし、損をしているひとがみんな正直なのかといったら、そうでもないですよね。

三上:たしかに、そうですね。

吉村:これって、特に根拠のない、一種の思い込みみたいな話なんですよね。

三上:うーん。

吉村:で、これは、スピリチュアル界隈のひとが大好きな引き寄せの法則って、僕もこれは一応法則性として存在しているものだと思っているんですけど、ただ一般的な解釈と若干ちがうところもあるんですが、いわゆる一般的に言われている引き寄せの法則という大きなくくりで言うと、それに照らし合わせると、正直者は損をすると思っているひとは、正直者は損をするというふうにみえる現実を引き寄せるんですよ。

三上:ああー、なるほどね。

吉村:これは、意識的に思っている部分と、無意識の、潜在意識で思っている部分って両方あるわけですけど、厄介なのは、潜在意識のなかに、正直者は損をするという思い込みが入っているときですよね。そっちのほうが、より強い力で引き寄せが行われるので。

三上:うんうんうん。

吉村:表層の顕在意識で、そのひとが正直者は損をすると思っているかどうかに関わらず、潜在意識が正直者は損をすると思っていたら、実際に正直者が損をしているようにみえる出来事がいっぱい引き寄せられてくるわけですね。

三上:なるほどですね。

吉村:そうするとね、実際に、正直者は損をしているという現実をいっぱい目にすることになるから、余計にその考えは強化されちゃいますよね。ほら、やっぱりそうだという感じになるわけですよ。なので、そういう思想が潜在意識に入ってて、実際にそういう現実を引き寄せいているということがわかったら、そこはクリアリングしていったほうが、人生は快適になりますよね。

三上:そうですね。そういうかたに関しては、クリアリングが一番、

吉村:そう思います。あと、もうひとつポイントなのが、そのひとの言う正直者って、どういうひとを正直者と言っているのかというのがありますね。いつでも完全に正直で有り続けているひとて、たぶん、そんないないと思うんですよね。

三上:いないと思う。わたしも。ふふふふ。

吉村:ふふふふ。だってね、たとえば、思ったけど、口に出してないことがあったとしたら、それって意地の悪い見方をすれば、隠し事をしてると言えなくもないですよね。といったら、本当に究極的に正直かといったら、そうでもないという話になっちゃいますよね。僕なんか、頭のなかで、しょうもないこととか、くだらないことをよく考えているんですけど、それを全部言ってたら、たぶん周りのひとはうんざりしてくると思うから。どうでもいいダジャレとか、この言葉とこの言葉は韻を踏むなとか、そういうようなことをよく考えているんですよ。ふふふふ。

三上:ふふふふ。

吉村:でも、それをいつも僕が言っていたら、周りのひとはすごいうんざりしてくるから、口には出さないで、頭のなかで勝手に考えているんですけど、それを僕がいつでも絶対に正直であろうとなったら、それを全部言わなきゃいけなくなっちゃうじゃないですか。

三上:たしかに。

吉村:だから、そういう意味では、正直者って、どのラインから正直者と呼べるの、みたいな基準がよくわからないですよね。

三上:そうですね。たしかに。そもそも正直者っているのかって、今思いましたもん。はははは。

吉村:はははは。そうですね。そこは、たとえば、自分が不利になるようなことでもどんどん言っちゃうひとが正直者だという定義だとしたら、それはそのひと損するのは当たり前だよねという話になるわけですよ。ふふふ。

三上:そうですね。ああー、なるほど、なんか意味がわかりました。すごい。

吉村:ははははは。だから、そういう考え方を持っているひともいるとは思うんですけど、その考え方を持つことが、あなたの人生を快適にしますか、という話なんですよね。なので、実際に、自分が思っているような現実をそのひとは引き寄せちゃうから、ということは、楽しい現実を引き寄せたほうが得なわけじゃないですか。となったら、自分の引き寄せる現実という、今こういう現実をよく引き寄せているなというのがあれば、たぶん、それって、ブロックによって、作られているパターンなわけですよね。

三上:うーん。

吉村:たとえば、僕の例でいうと、プライベートなことでの例でいうと、僕の母親というのは、すごくネガティブなひとだったんですよ。体が不自由なひとだったので、身体障害者の手帳を持っていたんですけど、そうすると、電車とか乗ったら、当然優先席とかに座らせてもらうのが全然OKな感じのひとなんですよ。もう見るからに、体が不自由だというのが、一発でわかるようなひとだったから。そうすると、たまに、僕が母とでかけたりするじゃないですか。電車に乗ります。それなりに混んでいる電車でも、優先席のほうに行けば、たぶん母は座らせてもらえるだろうなと思って、僕が「ちょっと優先席のほうへ行こうよ」と言うと、母は、「いや、絶対譲ってもらえないから、そんな嫌な思いするの嫌だから、行かなくていい」みたいな感じで言うんですよね。僕は、ええっ、このひと、何言ってるんだろうみたいな感じで、「いいから、行こうよ」みたいな感じで連れて行ったら、そしたら、母を見たひとが、優先席に座っていたひとが、ハッと気がついてぱっと立って、「あ、どうぞ」と言ってくれたんですよ。「ほら、譲ってくれたじゃんか。ありがとうございます」って、母のこと、座らせたんですけど、逆に席を譲ってもらって、母がすごいびっくりした顔をしている。口をあんぐり開けている状態なわけですよ。このひと、一体どうなってんだろう、頭おかしいのかぐらいの感じでそのとき思っていたんですけど、

三上:うーん。

吉村:でも、あとになって、振り返ってみると、たぶん、母がひとりで出かけたときは、本当に譲ってもらえないとか、意地悪なことをされるという現実を引き寄せていたんですよね。

三上:うーん。

吉村:だから、実際にそういう経験をしてるんで、世の中のひとたちは冷たい人ばっかりで、体の不自由なわたしは、意地悪をされて、嫌な思いをすると思っていたから、実際にそういう経験をしてるんだと思いますよ。だから、僕と一緒にいたときに、その展開にならなかったので、びっくりしたんだと思うんです。

三上:そうですね。今の話をきいて、たぶんそう引き寄せているんでしょうね。なるほど、じゃあ、今、この、今日のテーマの「正直者が損をする世の中」というのも、考え方が大切ですね。

吉村:そうですね。だから、わたし正直者で、やっぱり損してるわって、だから、正直者にならないほうがいいんじゃないかって考えているかたもいるかもしれないですけど、正直者になるかどうかはさておき、正直者は損をするという、その考え方を変えていくということですね。ちょっとむずかしいのは、顕在意識の部分だけじゃなくて、実際、大事なのは、潜在意識のなかのほうの、思い込みなので、そこをどう変えていくかというところでは、いろんなやりかたがあると思うんですけど、やっぱりクリアリングがとても効率的で、手っ取り早いやりかただと思いますよ。

三上:はい。いやあ、きっと、リスナーのみなさんのなかにも、こういう感じの話をきいたことがあるひと、自分も言っているというひと、結構いるような気がするんですよ。わたしも含めて。

吉村:ははは。そうでしょうね。

三上:なので、今日、みなさん、色々感じる時間があったかと思います。やっぱ、考え方とか、思考とか大切ですね。

吉村:そうですね。ふふ。

三上:ということで、今日のテーマは、「正直者が損する世の中」というお話で、取り上げて、吉村さんから色々お話うかがいました。本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。