135.人生の成功とは

皆さんの人生の成功とは?富や名声?それは自分の心が望む事ですか?人生の成功に導く気づきが沢山あるお話です。

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三上:はい、みなさん、こんにちは。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、気功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい、さあ、今日のテーマはですね、誰もが思うんじゃないかな、「人生の成功とは」をとりあげて、お話を進めていきたいと思います。今収録前に、ちょっと考えたんですよ。人生の成功とは、自分のなかで、なんだろうというふうに思ったんですけど、わたしのなかで思ったのは、死ぬ前に、この人生楽しかった、悔いはないと思えたら成功かなと思えました。

吉村:ああ。

三上:わたしのなかでの成功というのは。

吉村:はいはい。でも、なんかね、すごいいい線いってるんじゃないかな。

三上:よかった。いい線いってます?はは。

吉村:ははははは。それって、結局、三上さんご自身がどう感じるかという話じゃないですか。

三上:うんうんうん。

吉村:だから、悔いがなかったなと思えるというのは、要は何か他の基準に合わせて決めてないから、だから、そういう意味では、自分が主体になっているというところはすごく重要だと思うんですよ。

三上:はいはい。そうなんですね。

吉村:ただ、その場合、要は、死ぬ間際でないと自分が成功してるかがわからないという話にもなってしまうので、それまでは、自分がどっちに向かっているかわかんないまま、最終的に、最後の最後で、わかりましたってなると、なかなか参考にしにくいんですよね。

三上:あはは。そうですね。

吉村:だから、生きてる間に、自分がちゃんと成功にむかっているのかどうかというところは見極められるようにしたほうがいいのかなって思うんですよ。

三上:ああ。なるほど。人生の成功とは、たとえば、人によっては、お金持ちになりたい、結婚したいとか、いろんなのがあると思うんですけど、そもそも、人生の成功とは、改めて考えたときに、わたしは、ぱっと思いつかなくて、これかな、一番大きいのはというのが、さっきの内容だったんですけど。

吉村:はいはいはい。たとえば、死ぬ間際に、自分は悔いなかったな、やりきったなと思えていたら成功だという発想だとしたら、今この瞬間死んでも、別に悔いはないなという生き方ばできていれば、まあ悪くないということじゃないですか。

三上:そういうことですね。ああ、なるほどですね。それは、今とこう一致する部分もあります。明日死ぬかもしれないから、毎日楽しむというのはあるので。

吉村:そう考えると、たとえば、今ものすごい苦しいんですという状態のときに、今死んでしまって、悔いがない状態になれているかといったら、それどうなんだろう、難しいなとなってしまうから、言ってみたら、今が充実した状態が作れているかどうか、ね。今もしそうじゃなかったら、そっちにちゃんと向かってるかどうかというところが大事だと思うんですよ。だから、今この瞬間も大事だけど、中長期的にみて、自分がいつ死んでも悔いはないなと思える状態にもっていけているかどうかというところが、指針というか、どっちの方向に向かっていくといいのかなというところ、見極める目安になるのかなと思うんですよね。

三上:ああ、なるほど。やっぱり、自分の心が望むことをどうかなえていくかという、

吉村:うん、そうですね。そこで参考になるかなと思うのが、心理学の分野ではよく使われているもので、マズローの欲求5段階説みたいなのがあるんですよ。

三上:もう一度言って下さい。

吉村:マズローというひとが、心理学者なんですけどね、提唱した、考案したもので、人間の欲求の5段階、5段階の欲求がありますよ、というふうに言っているんですね。

三上:うんうん。詳しく教えてください。

吉村:段階が、低いところから、段々、高いところに行くというような発想で、その第一段階が満たされていると、第二段階のところへ行けるし、第一と第二段階が満たされていると、第三段階の欲求が出てくるという感じですね。なんとなく、ピラミッドの下の方から、徐々に上に向かって、段階が上がっていくというようなイメージなんですけど、

三上:うんうんうん。

吉村:一番下の第一段階というのは、生理的欲求という部分で、生きていくための本能的な欲求ですよね。食事、睡眠、排泄とか、これが無かったら死んじゃうよというようなね。だから、生きて行くのに、必要なものがちゃんとそろっているかということ。で、これが、生きて行くのに必要だというものがある程度ちゃんと満たされていると、次の第二段階、安全の欲求というものが出てくるわけですよ。これは、要は、安全でいられるということです。食べものがありません、今すぐ行動を起こさないと餓死しそうです、みたいな状態だったら、安全かどうかじゃなくて、まず食べ物となるから、危険な場所にも行って食べ物とってこなきゃというようなことになるわけですけど、食べ物が充分にありますよということになったら、今度はわざわざ危険な思いしなくても、ちゃんとここで生きていけるようにしたいよね、という欲求が出てくるので、まず安全を確保しましょうという欲求が出てくるわけですよ。

三上:うん。

吉村:で、これが、生きていくのに最低限必要なものもある、安全もある程度確保できましたとなると、三段階は、社会的欲求といってね、集団に属したりとか、仲間を求めようとする欲求なわけですよね。だから、孤立してないかとか、感情とかを共有できるような、共感できるような仲間がいるかとか、そういうような話になってくるわけですよね。ここにくると、今度は、物質的なものだけじゃなくて、気を許せる仲間がいるかとか、家族がいるかとか、そういうような物質的なものだけでは満足が得られない欲求になってくるわけですよね。これが、第三段階の特徴みたいな感じで、この辺がちゃんと満たされてくると、次の第四段階で、承認欲求といってね、社会のなかで、自分の、自分らしさみたいなものを出して、個性を出していきたいとか、周りのみんなから高い評価を得たいとかね。

三上:うん。

吉村:この辺が、これは、自分を成長させる原動力にもつながるわけですけど、結構、生きづらさを感じている人たちというのが、ここの承認欲求の段階で、つまづいていたりとかね、承認欲求だけで自分を幸せにしようとなってしまっているひとが多かったりするわけですよ。

三上:はい。そうですね。

吉村:これって、だって、周りから承認されて、やっと自分は安心できるみたいな。となると、自分を承認してくれないひとが現れたときに不安になっちゃたりするし、人が自分のことをどう思っているかということばかり気になってしまうわけですよね。

三上:うーん。

吉村:たとえば、ちっちゃい頃、親からちゃんと承認受けてたとなると、ここの欲求がだいぶ満たされてくるんで、その次の段階に行く準備ができるようになっていったりするんですけど、ここが満たされてないと、いくら承認されても、ここが満たされないみたいな、心に傷を負っちゃって、ここが満たされないようになっちゃっているひとたちというのが、結構ここで、堂々巡りにはまっちゃうわけですけど。でも、ここがちゃんと、この欲求が満たされて、承認を求めることだけが自分の人生じゃないよねみたいな感じになってくると、自己実現の欲求という話になってくるわけですよ。

三上:自己実現。

吉村:これは、もう、本当に、自分の使命は何なんだろうかとか、自分の人生で何を成し遂げていきたいかとか、あるいは、自分は何を成し遂げるような役割を持った人間なのだというような、そういうものを求めるわけですよね。

三上:ああ。うーん。

吉村:この、5段階あるというところで、ここの自己実現の欲求が満たされて、自分が自己実現できてるぞとなったら、人は究極的に幸せな状態になるよねというのが、たぶん、マズローが言っていることなわけですよ。

三上:うーん。話をきくと、わたしの周りは承認欲求で止まっているひとが多いですね。

吉村:ははは。たとえば、この先、貧富の差が激しくなっていったりとか、経済が厳しくなっていったとしたら、最低限日々の生活ができるぐらいの、経済的な状態にする必要があるよねということが、まず前提としてはあるんですけど、ただ、お金さえあれば幸せになれるのかというと、それって、結局この5段階のなかでは、お金があるということは、そんなに自己実現と直結してないじゃないですか。

三上:そうですね。

吉村:だから、お金稼いだら、そのあと何をするかみたいなので、このピラミッドの上に段々上がっていくことは可能だと思うんですけど、そこが全然なくて、ただ、持っているお金を増やしていくんだとか、ということになると、途中でモチベが続かなくなっちゃうんですよね。多くのひとたちは、たとえば、ある程度生活はできてますよねとなると、さっき三上さんがおっしゃったように、承認欲求のところで、沼にはまっちゃって、一所懸命みんなからチヤホヤされるためのことを頑張ってやるんですけど、でも、結局、そこだけだと、本当の満足が得られないから、だから、もっと多くのひとから承認してもらおうとか、というような変なサイクルにはまっちゃうんですよ。それが、SNSでひたすら、いいねが欲しいとか、バズりたいとかってばっかりになってしまったひとたちっていうのは、実はその先に、自己実現というのがあるということが気がついていないのか、それとも、その承認欲求がいくらやっても満たされないから、その次の段階に行けなくなっているのか、というところだと思うんですよね。

三上:うふうふ、うふうふ。ごめんなさい、わたし、今ね、自分とフラッシュバックがね、ふふふふ。いや、わかりました。言ってること、よくわかります、はい。

吉村:まずは、そこを越えて、自己実現の段階まで行くのが大事だよねという前提でお話しすると、その自己実現、どうすれば、自己実現できのか、ということになってくると、これが実は一人ひとり違うんですよ。だから、成功とはこういうものですと一言では言えない段階になってきちゃうんですよね。結局、僕にとっての自己実現と三上さんにとっての自己実現というのは、同じものになりようがないんですよ。なぜなら、本当の自分らしさを発揮して、自分が人生で何を成し遂げるかというのは、そもそも特性が違うし、元から持っているものとかも違うんで、同じにはならないんですよね。これは、僕は、魂が持っている価値観という、バリューフォーミュラという概念で、配信でもたびたびお話ししてるんですけど、そのひとの魂がそもそもどういう価値観を持っているか、どういった表現を好むかという、ところに違いがあるんで、そこに沿って、自分の魂が喜ぶ状態に持っていってあげれば、これが自己実現に一番つながりやすい、本当に魂が喜んでいる状態になるんで、より高いパフォーマンスが発揮できるようになっていくわけですよ。

三上:うーん。

吉村:ここでちょっとトリッキーなところはですね、マズローの欲求の5段階って、下から順番に満たしていかなきゃいけないという話だったじゃないですか。

三上:はい。

吉村:でも、実は、魂が喜ぶことをすると何が起きるかというと、魂はそのひとのパフォーマンスを上げてくれるし、そのひとの現実を魂がコントロールすることができるんですよ。

三上:うーん。

吉村:要は、そのひとにとっての、よりよい状況とか、魂が自己実現しやすい状況を作り出すために必要なものを引き寄せることができるんですね。

三上:うん。

吉村:これが、要は、僕たちの顕在意識が認識できている領域の外側、潜在意識ができることのなかに含まれているんですけど、潜在意識のなかにある、波動、周波数に共鳴する、近い周波数を持ったものを引き寄せる力を持っているんですね。

三上:うーん。

吉村:そうすると、たとえば、自己実現するためには、最低限、食べていけないと苦しいよね、それがないと、自己実現までいかないよねっていうふうになっていたとしたら、じゃあ、まず食べれる状態作るから、だから、魂が喜ぶことしてね、という感じで、自分の魂が喜ぶことをしてあげれば、それを継続的に行うのに必要な状況みたいなものを、お膳立てを魂のほうが、作ってくれるわけですよ。

三上:ほうほう。

吉村:そうすると、それによって、たとえば、自分が魂がワクワクすることをやることが収入につながるとかね。あと、それを一緒にやる仲間を引き寄せてくれるとか、ひととの御縁を引き寄せてくれるとか、そういうようなことを魂のほうでやってくれるんですよ。

三上:うんうん。

吉村:なので、まずは食べていけるようにならなきゃって、これはもちろん大事なんですけど、このときに、ちゃんと自分の魂が喜ぶことをやろうというのを同時に持っておくと、まずは食べていけるようになろうの段階が、越えやすくなるんですよね。

三上:はあー。なるほど。必ずしも、ピラミッドの下からって、今の話の内容があったじゃないですか。これから、これからっていうわけじゃなくても、いいってことですね。

吉村:そうなんですよ。逆にどっちかというと、自己実現の段階で出てくる、魂が喜ぶことというのを最初の段階から持っていたほうが、その下の段階を越えやすくなるんですよ。

三上:ああー。なるほど。

吉村:だから、順繰りにこれが上がっていきやすくなるんですよ。たとえば、食べていくのにお金が必要だから、お金稼ぐためだったら、なんでもやりますよみたいな話になると、それって結構魂が喜ぶことから離れていっちゃうことだって、考えられるわけですよ。要は、犯罪に手を染めるとかね。そういう。

三上:ああー。

吉村:暴力団みたいな人たちと関わって、悪いことしてお金稼ぐみたいなことをした場合、それって、要は、愛じゃないですよね。魂って、そもそも愛だけの存在だから、自分らしい愛をどう表現するかっていうのが魂の欲求なんで、愛を表現する、しかも自分の魂の特性に合ったしかたで表現するということをすると、食べていける状態であったり、必要な仲間であったりとか、というのを引き寄せてもらえるんで、そうすると、結果的に、いい仲間たちと一緒に世の中的にいい仕事をすれば、自然と、万人からはほめられないかもしれないけど、その価値を受け取ってくれたひとたちからは、ありがとうという感謝とか、承認が得られるから、そうすると、もう、ボンボンボンと、さっきの5段階の欲求の上のほうまで、ポポポッといけちゃうわけですよね。

三上:うーん。

吉村:これが、たとえば犯罪とかしてお金稼いでいるひとたちというのは、世の中からは認めてもらうのはとてもむずかしいですよね。それによって集まってくるひとたちというのは、結局、自分と同じ波長の、お金のためだったら何でもしますよみたいひとたちとか、暴力で物事解決しますみたいなひとたちが集まってきちゃうと、結局そこでは、自分がいつ殺られるかわからないから、力でみんなを押さえつけとかなきゃいけないとか、自分の強さを誇示し続けなければいけないという、サイクルにはまっていくわけですよ。いつも不安の中にいるわけですよ。殺られる前に殺らなきゃみたいな。だから、これって、それによって、お金がすごい手に入ったとしても、じゃあ、安全かといったら、安全じゃないですよね。それに、周りのひとたちのことも、そんなに信頼できないようなひとたちのほうが、割合的に圧倒的に多いという中で、ごくわずかな、自分の力で押さえ込んでいる連中からは、アニキとかって、慕われるかもしれないけど、そのひとたちだって、裏で何を考えているかわからないじゃないですか。

三上:うーん。

吉村:結局ね、殴って従わせているような相手は、いつか、アイツ殺ってやると思ってるかもしれないわけですよね。そうすると、また、そのことが不安になってくるから、余計に、てめえ、俺にたてつこうとしてんじゃねえぞ、みたいな、余計に、また力で押さえつけようとして、というところで、悪循環が始まっていくわけですよね。

三上:うーん。

吉村:なので、それよりも、まず、最初の段階で、自分の魂がどういう愛を表現したいのかというのをもって、それを持ったまま、まずは自分が日々食べていける状態を作っていこうってなると、要は自分の魂が協力してくれるから、お膳立てがそろって、次の段階に行きやすくなるんですよね。

三上:うーん。やっぱり、バリューフォーミュラは、いろいろ通じるというか、必要な部分ですね。うふふ。

吉村:そうですね。だから、本当にバリューフォーミュラに沿って、魂がキラキラ輝いて、高いパフォーマンスで生きているという状態が作れたら、結構それって、そのひとにとっての成功ということじゃないかなと思いますよね。

三上:はい。今日はいろいろうかがいましたけれど、みなさんの人生の成功って、改めて、何でしょうかっていうきっかに、わたしはなりました。みなさんもなっていただけたらなと思います。今日もいろいろと吉村さんがお話ししてくださいました。ちょっと、いろいろ考えちゃいますね。吉村さんご自身は、もうあれですけども、わたしも含め、みなさんがキラキラした日々を、人生の成功が達成できますように。今日は、ありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。