124.好きな事を仕事にしたら

好きな事を仕事にできたらいいですよね、
そもそも好きな仕事とは、仕事について考えるきっかけになるお話です。
 

感想、ご質問はこちらにお願いします!
https://forms.gle/HhW7cXuA345QYmDZ7

YouTube:
https://www.youtube.com/c/kokoro-me
Web:
https://m-e-science.com

==================
◆文字起こしはこちら↓

 
三上:はい、みなさん、こんにちは、こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい、今日は、前回のテーマとつながるんではないのかなと、思うんですが、「好きなことを仕事にしたら」。みんな、たぶん、そういうことを望んでいるかたが多いと思うんですけども。

吉村:はいはい。

三上:はいはい。わたし自身も好きなことを仕事にできてるなあと、7年目を迎えます、レポーターとしても。でも、毎回7年たっても、ワクワク新鮮な氣持ちがあるというのは、本当にすきなことじゃないかなと思っているんですけども。

吉村:はいはい。

三上:この「好きなことを仕事にしたら」、吉村さんご自身も、今、そうでいらっしゃいますよね。

吉村:そうですね。はい。ただ、好きなことを仕事にするというときの、好きという言葉を、どういう意味合いで使っているのかっていうところ、どの感覚を好きと捉えて、言ってるのかというところで、ちょっと意味が変わってきちゃう可能性があるな、とは思うんですよね。
たとえば、今、僕は、以前の、この仕事を始める前は、全然知りもしなかったような、選択肢になかったようなことを、仕事にしてるわけですよ。なので、やってみたことで、これ、自分に、本当向いてるなとか、やり甲斐あるなって、感じるようになったっていうとこは、あるわけですよね。

三上:うん。

吉村:こころを癒す仕事をしたいと思ったというのが、最初のとっかかりみたいなことではあるんですけど、それは、こちらでも何度かお話ししてますけど、僕の母が、すごいネガティブな性格で、病氣にかかっていて、亡くなってしまったというところから、そういう母みたいなひとが、ひどい病氣にかかったりとかする前に、助けられないかと思ったので、こころを癒すとか、性格を改善することができる仕事をって、考えたわけですよね。
そのときは、最初の僕の選択肢は、心理カウンセラーぐらいしかなかったので、カウンセリングの勉強していたんですけど、カウンセリングだけだと、助けられないタイプのひとたちがいるなということに氣がついて、要は、対話が成立しないようなひとたちって、対話で癒やす、カウンセリングという手法がつかえないわけですよね。
だから、対話ができないようなひとたちも、助けることができる方法って、さがしたことで、エネルギーワークっていうところに、シフトしていったわけですよ。

三上:うーん。

吉村:これって、だから、こころを癒す仕事っていう、こころを癒したいというのが、まずあったから、カウンセリングという手法を学んだけど、それだけだと、ちょっと足りないなとか、要は、この方法だけだと、こころを癒せないひとたちがいるなというところで、じゃあ、このひとたちのこころを癒す、なにか別の方法はないかというところで、エネルギーワークというところへシフトしたんですよね。
こころを癒すという目的があって、それに対する手段が、カウンセリングだったり、エネルギーワークだったり、というところで、なにのために、なにをやるかというところの、何をやるかは、変化していったと思うんですよね。

三上:うーん。

吉村:だから、好きなことを仕事にするといったときに、何をやるかの部分だけ捉えて、好きなことをさがそうとしているケースが、結構、たぶん、多いと思うんですよ。そうすると、選択肢が、まず、せばまってしまうというのが、ひとつあるし、その、何をやるかのところにばっかり、固執してると、たとえば、それがうまくいかなかったりしたときに、やっぱり、折れちゃうんですよ。それは、前回の話でも、話しした部分と重なってくる。

三上:ですね。うん。

吉村:なので、最初にまず何をしたいのか、というところよりも、何を成し遂げたいのかという、そっちのほうあったから、僕は、カウンセリングという手法に、そこまでこだわらないで、じゃあ、次、次って行けて、それで今の仕事にたどるつけたわけですよね。

三上:うーん。

吉村:なので、最初から、エネルギーワークとか、ヒーリングをやろうと思ってなかったから、それを知る前の段階で、好きなことを仕事にしようと思っても、そもそも、ヒーリングって、選択肢には現れなかったわけですよね。

三上:うーん。

吉村:なので、好きなことというのを、どこの部分、どのレイヤー、どの抽象度で、好きなことというのをとらえているかで、変わってくると思うんですよ。たとえば、僕は、今の仕事以外のところで、時間を、どんなことに費やしているかというと、僕、結構、オタクなんで、アニメとかゲームとかをよくやっているわけですよ。
アニメみたりとか、ゲームやったりとか。そうすると、アニメ、僕、大好きなんですけど、じゃあ、アニメにかかわる仕事を、アニメが好きだから、アニメにかかわる仕事をしようって、なった場合、今の仕事には出会えていないし、今の仕事ほどのパフォーマンスを発揮できているだろうかと考えたときに、ちょっとむずかしいんじゃないかなというのはありますよね。
そもそも、絵を描くみたいなことに関していうと、僕はあんまりそういう根氣がないんで、ひとつの絵を集中して描くみたいなね。僕の娘たちは、それができるから、イラストのコースがある高校に今通っていますけど、やっぱり娘たちが描いている絵とか、それから、うちの奥さん、絵の世界の、業界のひとだったから、結構娘たちが描いた絵に、いろいろアドバイスとかして、それでまた、子どもたちが直して、奥さんがこれいいんじゃないって言って、そういうプロセスとかを近くで見ているんですけど、

三上:うんうん。

吉村:なんか、こう、家族だし、娘たちがそうやって成長していくのをみていても、すごいほほえましい氣持ちになって見ているんですけど、じゃあ、それを僕ができるだろうかと考えたときに、なんかできないなと思うんですよね。

三上:ふふふふ。ああ、なるほど。ただ単に好きだからというのでは、仕事には。なるほどね。

吉村:そう。だから、好きなんですけど、それってどっちかというと、視聴者の側として好きなんですよね。受け取り手として、好きだから。

三上:うんうん。

吉村:好きって思ってるけど、そういう、僕が提供する側にまわりたいかってなったときに、そんなに、そうは思わないわけですよ。でも、提供する側になりたいというひとたちもいるわけですよね。

三上:うんうん。

吉村:だから、そういうひとたちは、たぶん、そっちを目指すというのが、いいんじゃないかなって。可能性として、それでうまくいく可能性が僕よりも、高いなと思うんですよ。だから、要は、仕事にするということは、何かを提供して、その対価として、お金を頂いているという、この関係性が成立するわけですよね。だから、自分がなにかの価値を、与えているわけですよ。

三上:はいはい。

吉村:だから、与えるものがあったときに、これが仕事になるというふうに、考えたほうがいいわけですよね。受け取り手として、好きというのだったら、結構、他にもいろいろあるわけですよ。僕、ラーメンだって、大好きなんで。

三上:ふふふふ。

吉村:ラーメン屋やるかってなったら、あんまり、やりたくないし。修行とかして、やるわけじゃないですか。

三上:はい。

吉村:ラーメンとかって、それこそ、いろんなラーメンがあって、それぞれの作り手が、すごい、なんか。

三上:こだわってね。

吉村:こだわって、とかね、いろんな思いを込めて作ってるけど、僕はそれを食べるのは好きだけど、そこまで、毎日ラーメンのこと考えて、いかに美味しいラーメンをみんなに食べてもらうかって、考えて、自分の人生を生きていくというのは、ちょっと僕にはできないなと思うんですよ。
それは、どっちのが正しいとか、どっちのが上とかじゃなくて、自分に向いているかどうかという話なんですよね。だから、結局、向き不向きというのがあって、自分に向いていることをやっていたら、たぶん、後々に好きになっていくと思うんですよ。

三上:そうですね。本当にそうだと思います。

吉村:はははは。

三上:それに氣づくか、ということですよね。

吉村:そう。自分が、要は、ちゃんと、仕事として生計立てていくとなったら、自分が、その価値を提供し続けられることを、やって、それに対して、対価として、お金を受け取り続けることができるということを選ばないと、長く続けられる仕事には、ならないわけじゃないですか。

三上:うーん。

吉村:そうなると、もちろん、好きなことをやれているという状態は、望ましいんですけど、最初から、それが好きかどうかっていうことよりも、もしかしたら、そんなに頑張らなくても、他のひとたちよりも成果が生み出せることで、それを他のひとたちは、お金を払ってでも、受け取りたいと思うようなことが、自分に提供できるだろうか、自分が提供できるもののなかに、それがあるだろうか、あるいは、それをみんなが欲しいって思ってもらえるような、見せ方とか、伝え方ができるだろうか、とか、そういうことを考えて、自分の仕事を選んでいく、みたいなことですよね。

三上:うーん。

吉村:ちょっと、起業家的な話になっちゃうんですけど。また、就職先を選ぶみたいな話になると、それだけじゃない、他にも考えなきゃいけないことは出てくると思うんですけど。でも、なんにしても、ただ自分が好きなものとなると、今流行っていて、みんなが飛びついて、注目度が高いことに対して、自分は好きと思っている可能性もあるわけじゃないですか。

三上:うーん。

吉村:今流行っている業界に行ったら、もてそうだ、とかって。それはね、僕も、好みのタイプの女性から、ちやほやされたりしたら、いい氣分になるから、これは、もちろん、好きなことって、なるかもしれないですけど。でも果たして、それを僕がずっと、やり続けられるかとなったら、また、別の話になってきちゃうわけですよね。

三上:うーん。

吉村:だから、要は、与えるということが、それを、対価をお金でいただくということも、対になっている。一対一になっていることだと思うんですよ。だから、与え続けられなかったら、ずっと続けられる仕事にならないんですよね。てなると、与えることに対して、自分が、極力、抵抗が少ないというか、しんどくならない、頑張らなくてもやり続けられる、みたいなことのほうが、もしかしたら、重要だったりするんですよね。なんか、流行っているから、好き、とか、高揚感みたいなものを求めて、そこに入ってくるよりも、淡々と長く続けられることのほうが、仕事にするには、実は合っていたりするじゃないですか。今の話の流れでいくとね。

三上:うん。

吉村:そうなると、自分が、これ好きだと思っているのは、どのレイヤーとか、どの立場で、好きと思っているのかをちゃんと見極めないと、好きなことを仕事、、好きだからこの業界入りました、けどなんか違うな、みたいなことになっちゃう可能性もあるわけですよね。

三上:そうですね。ちょっと遠回りになる可能性もありますね。そうですよね。

吉村:だから、本当に、魂が何を求めているかとか、自分の魂がどういうことにワクワクするかとか、という、そこを見ていかないといけないわけですよね。自分が、本当に、自分の、奥深くの、魂と、ちゃんと一致してくると、そうすると、魂がワクワクすることに対して、自分の顕在意識的にも、これ自分好きだなって、感じるようになれるわけですよね。
これが、だから、魂と一致していなくて、いろいろと、エゴとか、おそれとかで、囚われているような顕在意識の状態だと、結局、魂が何に喜んでるかもわからないから、そうすると、お金が儲かりやすいとか、今話題で、みんなから注目されてて、ちやほやされやすいとか、そういうので、選んじゃう可能性があるわけですよね。
そうすると、お金はいっぱいあるんだけど、なんかすごいブラック、すーっと残業させられて、お金使う暇もありません、みたいな、それで、メンタルやられちゃって、とかってことにもなりかねないわけですよね。

三上:うーん。

吉村:さらに、ひどいのはね、お金にもならない、みたいなのになってくると、本当に、悲惨ですけど、でも、そういう働き方をしているひとたちは、いっぱいいるみたいなんで。

三上:いる。うん。

吉村:いるわけじゃないですか。これって、たぶん、自分の魂が、何でワクワクしているか、ということよりも、どっかとりあえず就職していないと、世間体が悪いからとか、そんな、適当な理由で選んじゃった結果、そうなったりとかね。あるいは、こうするしかないのである、とか、そういう義務感だったりとか、これが正しい、やんなきゃいけないんだ、みたいなのでやっている場合とかは、やっぱり、おかしな方向に行きやすいですよね。

三上:うーん。今、たとえば、聴いているリスナーさんのなかで、これから、好きなお仕事をね、見つけたい、長い目でみたいっていうかたは、ちょっと、今一度、考えていただいて。今、瞬間だけ、好きなのか、それは、毎日ね、できる、長い目でみて、ワクワクすることなのか、というのを、今一度落とし込んで、考えていただいて、はい、ちょっと、今日のお話を踏まえながら、はい、いいきっかけになっていただければなあというふうに思いますね。

吉村:そうですね。というか、与え続けることができるかどうかというのが大事ですね。受け取るだけだったらね、僕も、毎日、ずっと、アニメみていたって、平氣なんですけど、新作アニメどんどん出てきてくれて、楽しいなって、ありがたく、受け取ってるんですけど、それって、どっちかっていうと、お金払う側のマインドなんですよね。

三上:そうですよね。

吉村:受け取るためには、こっちが、ちゃんと、提供し続けられるというね、与え続けられるものというものというので、考えてほしいなというのがありますよね。

三上:はい。いいアドバイスが、今日も、いろいろ、きけましたよ、みなさん。

吉村:はははは。

三上:わたしも、踏まえて、はい。今日も良い時間でした。こういうふうに、なんでもいいんです。みなさんが、ききたいこと、たぶん、こういうふうに、わかりやすく、毎回吉村さんの、お話がきけるので、是非是非みなさん、リンクのほうからいろんな質問、感想など、お待ちしております。はい。ということで、今日は、「好きなことを仕事にしたら」を取り上げて、吉村さんから、お話うかがいました。本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。