105.同調圧力

同調圧力とは?日本人が群れたがるのはなぜ?

 

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三上:皆さん、こんにちは。こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい。さあ、今日はですね。日本人は特に多いんじゃないかなということで、「同調圧力」というテーマでお届けしていこうと思います。
そもそも、「同調圧力」とは、どんなことを意味するんでしょうか。吉村さん。

吉村:はい。「同調圧力」ってネットで検索すると色々解説しているページとか出てくるんですけど、その一つを読み上げますと、「同調圧力とは、少数意見を持つ人が多数意見に合わせるよう、暗黙のうちに強制するものです」みたいなことが書かれているわけですね。

三上:うーん。なるほどですね。
今ね、学生の頃にいじめられたことをちょっと思い出しましたね。

吉村:あ、そうですか。

三上:なんかね、周りの意見に流されて、みんなそういじめないと自分がいじめられるみたいなね。

吉村:あー、はいはいはい。ありますね。

三上:そこも同調圧力、リーダー格が居て自分の意見に従えみたいな感じで、みんな型にはまって出ないという。

吉村:うーん。いってみたら、脅迫されているわけですよね。
そのこうね、「あいつ、いじめちゃおうぜ」みたいな、なんかでね。それで、それに乗ってこなかったら、「お前、ノリ悪いやつだな」みたいなので今度はその人がターゲットされてしまうみたいな。

三上:そう。

吉村:結局、それって一種の脅迫がまずあって、周りの人たちというのは結局自分がターゲットにされたくないというのがあるから、
目立たないようにみんなと同じことをやろうみたいなふうに思うことで、本当はその人に恨みとかあるわけでもないのに、一緒になっていじめるとか無視するみたいなことになっていっちゃうんでね。なんかこう、変な空気の読み方みたいなのが起きるわけですね。
そうすると、別にそのリーダー格の人がああしろこうしろと言わなくても、先読みしてみんなと同じようにしておけばまあ安全だろうみたいな、
それっていってみたら、世間体を氣にする人みたいな人達がやっていることと一緒だし、空氣読めないことがよくないことというふうな語られ方がかなりあるじゃないですか。「あの人、KYだ」みたいなね。

三上:KY、そう。言われますね。ありますよね。

吉村:それってその、空氣読んでみなまで言わなくても同じように振る舞うべきであるという考えがあるわけですよね。
そうすると、ちょっとそこからはずれる人は出る杭は打たれるみたいな感じで、攻撃されたり陰口を言われたりすることで、人と違うことをすごいしにくい状況が作られているということですよね。
例えば、それがあるから残業頼まれたら残業代出ないのに残業しないわけにはいかないみたいな状況になってしまったりとかも起きるし。
例えば、今なんかだとタバコ吸わないのがいいことだとされているから、タバコ吸う人どんどん減っていっているわけですけど。
僕が中高生の時とかってヤンキー文化全盛みたいな時っていうのは、結構、男子とかはタバコを吸ってないと、なよなよした弱いやつみたいな見られかたするからそのためにタバコを吸って、一応自分は強い男子の仲間だぞみたいなポジションを取ろうとしたりということがね、あったりするわけですよね。
自分の意見とかはもう関係ないというか、言いたいことがあっても言えなくて、みんなに合わせるしかない・選択肢がない状態に追い込まれているわけですけど、
今なんかコロナ禍でみんなマスクするべきであるみたいな感じになって、外歩くときとかもみーんなマスクしているわけですけど。

三上:そうですね。外では今、熱中症とかで無理せずみたいな感じもね、出てますけど。やっぱりみんなしてると「ああ、自分だけ」みたいな感じになっちゃいますもんね。

吉村:そうですよね。それって結局、マスクしなきゃ駄目だ駄目だって散々言い続けたから、みんながなんかもうじゃあマスクするものみたいな共通の認識ができちゃったから、
実際にそれで熱中症で倒れるとか体育の授業で倒れる子とかが出てもこれはまずいなとなったんで、無理しないようにしましょうみたいなこと言い出しているんですけど、
結局マスクしなきゃ駄目だというそっちの圧力があまりにも強すぎたから、ここでちょっと無理しないようにしましょうと言ってもしなきゃ駄目だがずっと残っちゃって、はずすタイミングが伺えないみたいな状態になっちゃているわけですよね。
結構ね、海外の様子とかをニュースとかでみると、海外の人達とか全然マスクしないで普通に大勢の人が居るところに集まって生活とかしているから、だいぶ状況は変わってきているんですけど、
日本国内ではマスクするのが当たり前みたいなのができあがっちゃているから、多分マスクして外歩いている人たちもこれあんまり要らないんじゃないかなと思っている人も、段々増えてきていると思ってるんですね。

三上:うーん。そうですよね。

吉村:でも、まあ、ここでね、じゃあ一番最初にマスクはずす人にはなりたくないしなみたいな感じで、これが続いているということなわけですよ。

三上:うーん。

吉村:だから、日本の社会って結構、同調圧力が強い状態になっているというふうに言えるわけですけど、
でもまあ、実際それって僕達の心の中で起こっていることに過ぎないから、いわゆる空氣読めない人だったらいくら周りがこうしろこうしろってプレッシャーかけたとしても、全然そういうの氣にしないでマスクしないで歩いている人もいるわけですよね。
どうしてもそういう人たちって少数派にはなってしまうんですけどね。

三上:そうですね。

吉村:そんなようなことが起きているんだけど、だから、受け取り手の方が受け取らなければその同調圧力って別になにか本当に強制力があるものでもないし、
マスク着けている人がみんな本当に同調圧力を発しているのかといったら、あんまりそんなこともないわけですよね。
だから、現状多くの人がこれをやっているから、なんとなくそれをやるのが当たり前という無意識の刷り込みが日本人にされているために起きちゃっている現象なわけですよ。
だから、この同調圧力って別に現実の中に存在しているリアルな圧力ではないんですよね。
これがもし、現実だったら測ることができそうじゃないですか。だって、気圧とかって今日の氣圧は何ヘクトパスカルとかって出るわけですよね。計測できるわけじゃないですか、機械とか使って。
同調圧力というものが本当にリアルに存在していたらマスクに関する同調圧力は、何々ヘクトパスカルですねみたいなことが言えるはずなんですよ。
だから、そうするとちょっと今日は同調圧力強いんで、外出するときは氣をつけましょうみたいなことが可能なはずなんですけど、そんなことできないじゃないですか。

三上:うーん。

吉村:ということは、僕たちの頭の中で起きていることで、現実ではないんですよね。

三上:うーん。確かに。無意識のうちにそうしてますもんね。

吉村:そうなんですよ。だから、別にそういうみんなと同じことをやるべきであるという常識が特にない国だと、別に自分は要らないと思っているから着けませんみたいな感じの人たちが出てきて、そっちがだんだん多数派になっていくみたいなことが起きるわけじゃないですか。
それって現実みたときに、コロナで亡くなっている人って少なくなっているよねとか、毒性下がってきているみたいだから、別にそこまで氣をつけなくていいんじゃないみたいなのが、
例えば、感染者数と感染者数に対する重症化する人とか亡くなる人の割合とか見ていったら、現実的に考えてもういいんじゃないというふうになっているんですけど、
結局、今の日本で起きていることって現実で数字が出ても、でもとりあえず、マスク着けておかないとみんなの目が怖いから着けておこうみたいなのが続いているということだから、現実を見ていないんですよね。

三上:うーん。

吉村:だから、ここの同調圧力に対して、同調圧力に負けない自分になっていくにはどうするかみたいなことを考えた時に、ちゃんと現実に即しているのかどうかというのを考える。
例えば、クラスのリーダー格の圧の強い人がいじめちゃおうぜと言った時に、その人をいじめることで一体どういうことになるのかとか、人をいじめることが正当化される正当な理由みたいなものが果たしてあるのだろうかとか、
自分がいじめられたら嫌だなと思っているのに、それを他者にやることが果たして真っ当なことなのだろうかとか、なんかそういうことを考えたら、みんながやっているからとりあえずそれに合わせてやろうという発想にはならないと思うんですよね。
そこって、その現実ちゃんと見てないからよく分からないけど、みんながやっているからまあいいかみたいなことになっているんですよね。
だから、きちっと現実をちゃんと見て何が適しているのか、今ここで選ぶ選択肢として自分がどう生きていきたいか、どうありたいかということと自分の選択が合っているのかどうかちゃんと考えた方がいいと思うんですよね。

三上:うーん。確かに。そのなんだろうな、日々の中でこういった同調圧力ってっ結構多いかもしれませんね。

吉村:そうですね。

三上:氣付かないうちに多いかもしれません。あー。なるほど。

吉村:果たして、現実見ろって僕は言ってきましたけど、じゃあ、その現実って何なんだということを、また次回お話できたらなというふうに思っています。

三上:はい。次の回で現実って何について、詳しく伺っていきたいと思います。とても氣になります。
はい、今日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。