093.お盆

祖先を祀る夏の行事。
祖先の霊がこの世に戻ってくると言い伝えられているお盆。
そもそもなぜお盆の日は決まってるの?吉村さんの解説でお話伺いました。

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三上:みなさん、こんにちは。さあ、こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、気功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい。さあ、沖縄は、もう既にお盆、終わったんですけど、この放送がされる頃には、みなさんのお盆も終わっているのかなと思うんですが、ちょっとききたいんのですが、日本でも、お盆ってあるじゃないですか、少し前に、映画で、リメンバー・ミーって、みました、吉村さん?

吉村:いや、みてないです。

三上:みてないですか。メキシコを舞台とした、ディズニー映画のアニメなんですけど、そちらでも、お盆のような、祖先が戻ってきて、また帰って行くという、催し物があるようなんですね。

吉村:予告編みたことがある気がします。

三上:ありますか。日本のみならず、こういう風習があるというのは、祖先が帰ってきて、実際に、また戻るというのは、実際のところ、どうなんだろうという、疑問がありまして、今日は、「お盆」をテーマに、吉村さんからお話きけたらなと思っているんですけども。

吉村:なるほどですね。たしかに、そういう、亡くなった先祖が帰ってくる期間があるみたいな風習って、世界には、あちこちにあるという話はきいたことがありますね。

三上:そうなんですね。アジアだけではなくて、いたるところで、そういったものがあるんですね。

吉村:僕も詳しいわけではないので、どのぐらい、世界に分布しているのかも、よくわからないところがあるんですが。余談ですけど、メキシコで、マヤ文明だとか、南米の古代文明がった地域で、そこの風習であったりとか、使っている文字だったりとか、模様みたいなものが、古代の日本の縄文文化と共通しているところがあるという話を最近、歴史とか都市伝説系のYou Tubeチャンネルでみて、すごい面白いなと思って、よく似た風習が、メキシコと日本とにあるというのは、文明とか文化的なつながりがあるのか、そこに関係しているのもあるのかもしれないなと思いながら、今お話をきいてましたね。

三上:なるほどですね。今わたしもききながら、わくわくしてました。もしかして、つながって、実は一緒の人種で、みたいな。

吉村:ネイティブ・アメリカンのひとたちと、日本人の人種って、結構共通点があるというのは昔から言われていて、たとえば、蒙古斑とかあるじゃないですか。生まれてすぐお尻が青い。あれって、世界中で日本人と、モンゴル人と、ネイティブ・アメリカンのひとたちだけだという話をきいたことがあるんですよ。DNA的につながっている可能性はありますよね。

三上:そうなんですね。

吉村:ちょっと、それは、余談なんですけど。話をちょっと戻しますと、エネルギー学とか、チャネリング学とかをやっていると、亡くなったかたたちの意識とか、思念みたいなものというのは、チャネリングでアクセスすることはできるわけですよね。僕は、あんまりそういうの、得意じゃないんですけど、たとえば、日本でも、恐山のイタコのひとたちとか、沖縄のユタのかたたちとかも、口寄せみたいな感じでやられてますよね。そういう意味では、意識を向けて、意識のチャンネルを適切に合わすことができれば、亡くなったかたたちにつながるとか、その意識だったり思念だったりを、呼び寄せる、という言い方が適切かどうかわからないですけど、そういうことというのは、お盆の時期とかに関係なく、いつでも、できる話だと思うんですよ。

三上:そうですよね。

吉村:お盆の時期に、あえて、この期間、これをやりましょうというのは、実際に先祖のかたたちが、その期間に帰ってくるというのが、先にあって、それを僕らがお祝いしているというよりは、その期間、先祖のことに思いをはせて、感謝の気持ちを思い出しましょうね、とか、そうすることで、生きている僕たちが、意識統一みたいなね、ことがしやすいように、お祭りみたいなかたちにしているんじゃないかな、という感じはするんですよね。多くのひとたちが、同時に、同じことを考えたりすると、それだけ、それが現実化する方向に力をかけるわけですよ。それは、エネルギーワークとかを意識的にできるトレーニングを積んでないひとたちでも、大勢の人たちが一斉に同じことを考える、みたいなね、ことで、現実に変化を起こすみたいなことが、どうやら可能みたいなんですよね。だから、そういうお祭り的なことって、そういう意図があって、やっていることなんじゃないかなというのが、なんとなく、僕が思っているところではありますね。

三上:じゃあ、みんなが、こう、一斉に、祖先とかを思うことによって、エネルギー的に祖先が引き寄せて、こっちに一回戻ってくるということがあり得るということですかね。

吉村:この時期になったら、ほとんどのひとたちが、帰ってくるのが、最初から決まっていて、そのことをお祝いしているというよりは、僕らがこの期間お祭りして、先祖に思いをはせて、感謝の気持ちを持ちましょう、みたいなことをやってるから、その意識自体がこっちに来てくれているんじゃないかな、というそんな感じですよね。

三上:なるほどですね。沖縄の場合は、ウチカビといって、お金を燃やすんですよ。天国のお金があって。中国と一緒の感じで。

吉村:燃やす専用のお金みたいなのがある?

三上:そうです。それをスーパーで売ってるんですね。燃やす専用のお金が。面白いですよね。ちょっと、文化というか、違くてですね、その、燃やして、それが天国に帰ったときのお買い物をするお金に変わるそうなんですね。面白いですよね。天国に戻ったときに、そういう買い物とかするのかなと思ったりとか。

吉村:いわゆる、死後の世界が、どうなっているのかというのはね、僕らにはわからないですよね。言ってみたら、僕達は、みんな、輪廻転生しているんで、ほんとは深いところでは、それを知っているとは思うんですけど、こっちの世界に生まれてきたときに、記憶を全部、封印してしまうので、そうすると、こっちにいる間は、向こうがどうなっているのかわからないわけですよね。

三上:そうですよね。なるほどですね。そういう考えがあれば。たしかに、お盆というのは、祖先が先に帰ってくるというイメージを持っていましたけど、それもそれで、あり得るかもしれないですね。わたしたちのエネルギーでね。

吉村:沖縄と本土のほうだと、時期がちょっとずれているわけじゃないですか。それなんかも、もし、帰ってくる日が決まっているんだったら、たぶん、みんな同じ日に帰ってくるんじゃないかと思うんですよね。だから、ずれているということは、日程が重要なのではなくて、この期間を使って先祖のことを思いを馳せて、感謝の気持ちを再認識しましょうよ、ということをみんなでやっているという、そっちのほうが、重要なんじゃないかなという感じがしますよね。

三上:改めて、思ったのは、吉村さんのお話をきいて。たしかに、こういうお盆がちゃんとあるからこそ、1年のなかでね、ちゃんと祖先に関して、思いを馳せることができる、確認することができる、みんなで語り合えるというのは、大切なことだなと思いながら。

吉村:いつでも、やろうと思えばできるんですけど、いつでもできると思うと、後回しにしがちじゃないですか、僕たちは。

三上:いつでもできるから、あとでいいやとなっちゃいますよね。

吉村:だから、たぶん、この期間にやりましょ、って、決め事でやっているというのは、そういうことなんじゃないかなと思いますね。

三上:なるほどね。今日は、お盆のイメージがちょっと変わりました。改めて、祖先のことを思うというのは、ほんとに、私達も、子どもたちに伝えていきたいなと思います。今日のお話をきいて、なるほどという点がたくさんありました。本日もありがとうございました。今日は、「お盆」をテーマに、吉村さんから、いろいろ、お話伺いました。ありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。