071.吉村さん、なぜこんなに穏やかなの?

吉村さんと番組を通じて思うのは、なぜこの方は毎回穏やかなのか?
私、三上が個人的に感じる質問を吉村さんにお答えいただきました。

 

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三上:こころメンテナンス。本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:今日はもう67回目を迎えるんですが。(正しくは71回目)

吉村:ほう。

三上:だいぶ回を重ねてきましたが、私が回を重ねるたびに思うことは、何でいつもこんなに穏やかなんだろう。

吉村:(笑)

三上:あとは、何でこんなに解りやすくいつも説明してくれるんだろうっていうふうに思ったりするので、多分きっと聴いている方も思うと思うんですよ。なので、今日のテーマは「吉村さん、何故こんなに穏やかなんですか?」そのまま質問形なんですけど。

吉村:あ、はい。

三上:こちらをテーマにちょっと取り上げていこうかなっていうふうに思います。以前のお話でいろんなことあったよっていう、ご両親のことだったりとか、アメリカ留学のお話とかも聞かせて頂だいたんですけども、何故いつもこんなに穏やかなんですか(笑)。

吉村:ああ、そうですね。何故穏やかなのかっていう話の前に、お伝えしておくこととしては、元々そんな穏やかだった訳ではないですよっていうところがまず一つありますよね。
それこそ僕、今から20年ぐらい前とかお芝居をやってた訳ですけど、その頃一緒にお芝居やってた仲間とかは僕のことをそんなに穏やかな人とは思ってなかったと思いますよ。
それこそ、インプロっていう即興劇やってた時の、即興劇を始めたばっかりの頃一緒にやってた仲間と、しばらく間が空いてから十何年ぶりに再会した時があったんですよ。再会した時は僕この仕事始めてた時だったんですけど、その時に彼は僕があまりにも豹変してたんでビックリしたって言ってましたからね。元々僕のことをストイックで怖い奴って思ってたらしいんですよ。

三上:はい。

吉村:実際、僕も結構一緒に劇団やってた仲間にかなり厳しく当たってたなって今思うので、その頃と比べるとだいぶ穏やかになってるから十何年ぶりに会ったその彼は、僕があまりにも穏やかになってるので怪しい宗教でも始めて壺でも売られるんじゃないかって思ったっていうふうに言ってましたからね(笑)。

三上:いや、今のイメージから想像が…十何年前の吉村さん。今から20年前ぐらいになるんですかね。想像がつかないですね。

吉村:そうですね。多分想像つきにくいだろうなっていう自覚はありますけど(笑)。

三上:(笑)ご自身でも言うなら、相当そうだっただろうなっていうふうに(笑)。

吉村:以前の僕がどうだったかって言ったら、やっぱりすごい怒りとか恨みとかをすごい抱えてた訳ですよ、そういうネガティブなエネルギーを。で、ある意味それをモチベーションにしていろいろ行動してたってところもあるんですよね。
だから、自分のことを馬鹿にしたり軽く扱ってきた奴を見返してやるんだ、みたいなことであったりとかね、世の中とか大人に対する恨みみたいなね。
とはいえ、ちゃんと話を聞いてくれるいい大人にも恵まれていた時もあったので、ただ、それが割合的に言うと少数派だったんですよ、僕が出会ってきた人達の中では。ああでもなあ、単純に数とか割合では表せない話かもしれないですね。
とにかく、僕のことを目の敵にしてすごい攻撃してくるような人達と、それからすごい優しい人達とっていう、かなりそこはバッと振れ幅が大きかったので、
やっぱり世の中に対しての見方も、世の中には敵と味方がいる、みたいな見方だったので、そういう認識で、だから敵と戦うために力をつけなきゃいけないんだとか、そんなような発想でいろいろと努力をしてた訳ですよ。

三上:うーん。

吉村:なので、それは完全に今みたいにちゃんと言語化して捉えていた訳じゃないので、ボヤッと思ってたってところではあるんですけど。
でも本当にお芝居やってた時とかも、このインプロっていう日本でまだ知られてないエンタメを日本で流行らせることで「自分は世に出ていくんだ」とかね。
それで今までの鬱憤をこれで晴らしてやるぜ、みたいな氣持ちが多分どこかにあってやってたから同じ劇団でやってる仲間達に対しても「俺がこんなに努力してるのに、何でお前らそんなに日和った(ひよった)感じでやってんだ、コラ」みたいな感じの態度だった訳ですよ。

三上:うーん。なるほどね。

吉村:だから、言ってみれば自分の心と向き合うとか、潜在意識の中で何が起きているのかをちゃんと向き合っていくっていうことをやってった中で、自分がそういう怒りとか恨みをモチベーションにして今まですごい行動してたんだなっていうことが分かってきた訳ですよね。
それが結局、その時に短期的にはすごい大きな力を出すこともあるんだけど、それを長く続けているとやっぱりしんどくなっちゃう訳ですよ。そうすると途中で息切れしてきて、あとちょっとで届くゴールに届かないでバタッて倒れるみたいなことを何度も繰り返すようになる訳ですね。

三上:うーん。

吉村:それで、何で自分こんなに頑張っているのに期待したような成果が得られないんだろうとか、そんなところでまた新たな鬱屈した氣持ちが出てきて、そういう悪循環を繰り返していたんですけど
幸いなことに、母が亡くなったことがきっかけで、心を癒すって結構大事なことなんじゃないかなって。僕の母も結局自分の実の母親に対して恨みつらみをずっと手放せないまま、本当に亡くなる直前まで自分の実の母親の悪口とか言ってたくらいなので。

三上:うーん。

吉村:多分僕の母がいろんな病気にかかって亡くなったのって、そういうネガティブな攻撃的なエネルギーが結局いっぱい体の中をむしばんでいっちゃった結果じゃないかなって思った訳ですよね。
なので、心を癒すことをしようと思って心理学の勉強とかエネルギーワークの研究とかってし始めた時に、自分の中にもものすごい恨みとか怒りとかがすごいいっぱい溜まってたことに氣が付いたので、
これまずいなっていうふうにその時思ったので、そこをじゃあどうやって手放していくかって自分なりにいろいろ学んだこととか自分なりに研究したこととか組み合わせて、自分の中にあったネガティブなエネルギーをクリアにしていくってことをやってったんですよね。

三上:うーん。

吉村:そうしたら結果として「あれ?頑張らなくても別に人生結構幸せに生きてるな」とか「いろいろと恨みつらみ多かったけど、感謝できること すごいいっぱいあるじゃん」みたいなことに氣付くことができたんですよね。

三上:うーん。いやあ、本当にいろんな経験、学び、きっかけがあって今に至る。ほとんど、実は目の前に幸せなことって氣付いてない方、多いんですよね。

吉村:うんうん。そうですね、本当に。だから、いろいろとあれが足りない、これが足りない、あの人がこれをやってくれなかったからだ、とか、そういうことをずっと考えて走り続けてきた訳ですけど、
ふと立ち止まった時にアレッって何かすごい有り難いものが自分の周りにあふれているじゃんみたいなことに氣が付いたんですね。
そうしたら、段々こう、言ってみればいつも怒っていたから穏やかじゃなかったって話なので、怒りがなくなってくれば自然と穏やかになっていくっていうようなプロセスがあったんだと思いますね。

三上:なるほどですね。

吉村:僕を穏やかじゃなくさせていた要因がなくなっていった結果として、穏やかになっていったと。

三上:なるほどですね。きっと生まれた時ってニュートラルな状態で皆さん生まれてきてると思うんです。それからいろんな経験をしてネガティブなものも増えていくと、そういうふうになっていったりするんですかね。

吉村:そうですね。あとは、生まれた瞬間って・・人間の赤ちゃんとしてこの世に生を受けた瞬間って魂としてはだいぶ何度もいろんな人生を繰り返してきてるので、
そういう意味では赤ちゃんとしてこの世界に生を受けた時にすでにネガティブなものをいっぱい背負っちゃってるって人はいるとは思うんですけど、でもそれって、魂として元々そういう性質だった訳じゃないから、そこはやっぱりそういうたくさんの輪廻転生で抱えてきちゃったものっていうのを手放していけば、そこからでも、いくらでも穏やかで幸せな人生にしていくことは可能だと思いますけどね。

三上:うーん。なるほどですね。いや、吉村さんみたいに私も穏やか、確かにネガティブなところがあったり、恨みとか考えてみればあったり、それが自分の中で幸せを感じれてない部分があったりするなっていうふうに今思ったので、
そこをちょっと私もまだまだあるネガティブを消えていくように、放していくようにしていきたいと思います。ちょっとずつ良くはなっているのに氣付いてはいるんですけど、まだまだあるなっていうふうに感じるので。

吉村:ああ、なるほどですね。

三上:皆さんも、お話聞いた中にも「いや、あるな」って方多いんじゃないかなあ(笑)。

吉村:そうですね。多分そういう、ちょっと氣付きはじめたので何かいろいろそういう突破口を探して、それでこの配信に出会われた方とかもいらっしゃると思うので。

三上:是非きっかけにして頂いて。

吉村:そうですね。

三上:見つめ直して頂きたいと思います、ご自身もね。
本日もいい時間でした。今日は個人的に氣になっていた話題ですね「吉村さん、何でこんなに穏やかなんですか?」というテーマを取り上げてみました。吉村さん、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。