048.我慢して爆発する

溜まりに溜まって怒り爆発!なんて経験ありませんか?
どうして溜まってしまうのか?
吉村さんの話をきいて私も穏やかな氣持ちになれそうな氣がします。笑

 

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三上:皆さん、いかがお過ごしでしょうか。こころメンテナンス。今日も元氣にお伝えしていきます。アシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:今日のテーマ。これ、多いんじゃないかな。「我慢して爆発する」を取り上げたいと思います。「あ、私のことだ」って思っていらっしゃる方、私も含め、いらっしゃると思いますけども(笑)。

吉村:(笑)はい。

三上:そうなんですよ。自分ではそこまで思ってないんですけど、爆発したときに「あ、溜まってたんだな」って思ったりするんですけど。

吉村:ああ、なるほどね。

三上:どうですか。周りに多いですか、吉村さんの周りにも。決して奥様のことなんて言ってないですよ(笑)。

吉村:(笑)うちの奥さんも多分元々はそういう傾向がすごいあったと思いますけど、地道にコツコツ、クリアリングしてきたおかげでだいぶその傾向は今は少なくなってますね。

三上:へえー。そうなんですね。

吉村:はい。僕の母なんかもかなりそういう感じだったし、僕の今までの人生振り返ってみると、そういう人はいっぱいいたなっていうのは(笑)。

三上:(笑)そういうデータがやっぱりありますか。

吉村:(笑)はい。個人調べですけど。

三上:いやあ、そうなんですよ。私もやっぱり母がそうであって、幼い頃に「ああいう風になりたくないな」っていうふうに思ってたんですよ。
で、いざ自分が母になると、やっぱり同じことをしてるのに氣付いて「あ、はー!」っていうときがやっぱりあるんですよね。

吉村:うんうん。

三上:それもあれば、反面教師で学ぶことも勿論たくさんあるんですけど、これを最近は自分の中で「あっ」ってなった時に、一旦私外に出るようにしてるんですよ。

吉村:なるほど。ああ、いいですね。

三上:「一旦ちょっとメグ、待てよ。ちょっと今落ち着けよ。」って言って、私は高ぶった時は一旦外に出て、ちょっとドライブして、色々考えながら戻って、普通に戻って、クリアリングじゃないですよ。自分の中でリセットして戻っていくんですけど、だいぶコントロールは出来るようになりました、昔よりは。

吉村:ああ、素晴らしいですね。

三上:なったんですけど、やっぱり周りに多いと思うんですよ。これ、解消するにはどうしたらいいですかね(笑)。

吉村:ああ。でも、そういう傾向あるなって氣が付いて、氣分転換する方法を見つけてそれを実践するっていうのは一つのやり方としてはすごくいい方法だと思いますよ。

三上:あ、そうなんですね。今後も何かあったときはちょっと行きたいですね(笑)。

吉村:(笑)あとだから、要は爆発するってことは、それまでだいぶ溜め込んでるから爆発するってことじゃないですか。だから、溜め込むからそうなるって考えたら、溜め込まないで小出しにしたほうがいいよねっていう話になると思うんですよ。

三上:そうなんですよね。そこですよね。

吉村:そうですね。じゃあ、何で小出しにしないで溜め込むことになってしまうのかっていうふうに考えると、おそらくそれって、例えば自分のネガティブな感情とかを表に出すことは良くないことだとか、見苦しい、みっともないとかっていうふうに思ってるから。
だからちょっとイラッとしたな、とかモヤッとしたなって時に「いやいや、そんなんじゃ駄目だ」って言って抑え込んでなかったことにしようとする訳ですよね。

三上:そうなんですよ。

吉村:でも、一回出てきちゃった感情はエネルギーとしてそこに存在してるので、蓋をして抑え込んだら、その時は表には出てこないけど、結局その蓋の下でどんどん溜まっていくから、それをずっとやってたらいつかは溢れてくる訳ですよね。

三上:うーん。

吉村:そこはもうしょうがないですよね。例えば、コップの中に水をどんどん入れ続けたら、一回に入れる量が少量でも、ずっとやってたらいつかは溢れる訳ですよね。

三上:ですよね。

吉村:ということは、小出しにまず溜まっている水を捨てていくっていうことと、あとはあんまりそこに水をどんどん入れないようにしていくっていう、その2つのアプローチがある訳ですよね。

三上:うーん。そうなんです。例えばネガティブっていうのは、そうなんですよね。ネガティブなのも人間ありのままって分かりつつも、自分の中でネガティブな感情を出したら負けじゃないですけど、そういったイメージのものがあって、それが溜まっていってるんだろうなって思うんですけど、そのネガティブな感情は出してもいいんですよね?いいんですか(笑)?

吉村:(笑)

三上:質問してるっていう、私が。

吉村:はいはい。良い質問だと思います。結構そこを皆さん氣にされているところじゃないかと思うんですよ。

三上:うん。

吉村:まず、出していいか悪いかっていうのは、いい・悪いのジャッジがそこにあることが分かりますよね(笑)。

三上:本当だ。ジャッジしてる。

吉村:ジャッジしてますよね。だから、ネガティブな感情をジャッジしてるっていうことが起きているんですよね。だから、ネガティブな感情自体もジャッジから起きる訳なんですけど、あれはいけない、これはいけないっていうのがあるからネガティブな感情で反応する訳ですよね。
でも、出てきた感情を更にまたジャッジして、この感情は良くないから出さないようにしなきゃみたいなことをやってるから、ジャッジにジャッジが重なっている訳ですよね。ジャッジの上塗りをしてるんですよ。

三上:いやあ。

吉村:だから、ジャッジが少ないほうが生きるのは楽になるし、高いパフォーマンスで生きられますよっていう観点で考えると、ジャッジの上塗りをすることは、その逆のことをしているので、どんどん生きにくくなっていくってことになる訳ですよね。

三上:なるほどですね。どんどん汚れが溜まっていきますね。こうジャッジにジャッジを重ねると。

吉村:そうですね。じゃあ、何でネガティブな感情を出すことに対してジャッジが起きるかっていったら、多分その人が他の人からネガティブな感情をぶつけられて、すごいつらい思いをした経験があるから「あんな思い、自分もしたくないし人にもさせたくない」と。「だからネガティブな感情は悪なのである」みたいな感じのジャッジが起きてるんだと思うんですよ。

三上:そうですね。そうなんですよ(笑)。

吉村:はい。氣持ちはすごくよく分かるんですよ。僕自身もやっぱりそうだったし。ただ、ネガティブな感情をぶつけられて痛い思いをしましたっていうのが、自分の経験な訳じゃないですか。

三上:はい。

吉村:ネガティブな感情が悪いのかっていう話ではなくて、自分が痛い思いをしたのはネガティブな感情をぶつけられたからですよね。

三上:そうですね。

吉村:野球のボールをぶつけられたら痛い思いをするんですけど、野球のボールが悪いのかって言ったら、別に悪くはないじゃないですか。

三上:悪くないです。ボールはボールです。

吉村:ぶつけられたら痛いですね。ボールはボールなのに。

三上:あ、なるほど。ネガティブな感情はネガティブな感情なんですね。

吉村:そういうことなんですよね。だから、ネガティブな感情を人にぶつけるっていうことをしないほうがいいって話なんですよ。

三上:うーん。

吉村:だって、ぶつけられたほうも痛い思いするし、ぶつけた側も後になってからそれを氣に病んで「ああ、何であんなこと言っちゃったんだろう」みたいな感じでまた自分を責めたりすることに繋がったりする訳ですよね。

三上:うーん。

吉村:だから、ネガティブな感情が出てきたら、まずは、ネガティブな感情が出てきてるな、と。

三上:書けばいい。書けばいいんですね、前みたいに。

吉村:書くのいいですよ。

三上:前みたいな感じに、こう。

吉村:「あ、私これに反応したからネガティブな感情出てるんだ」っていうのが分かると、そうすると別にそれを人にぶつけなくてもいいって。ネガティブな感情があることと、それを人にぶつけることっていうのは別のことであるっていう、切り分けが出来る訳ですよね。

三上:うんうん。

吉村:それが、例えば書くことで、まず吐き出してみるとかっていうのもいいし、氣分転換することで、例えばドライブするとかで、要は誰かにその感情をぶつけるっていう状態を、そういう行動を取らないっていう違う選択肢を選んでいくっていうようなことが可能になる訳ですよね。

三上:うーん。そうですよね。そうだ、確かにジャッジしてた。
じゃあ、ネガティブな感情はそのまま自分のありのままの今のこの時の感じてることなんだっていうのを、クリアにしていって、そこをクリアにしていけば、爆発することはないですもんね。

吉村:そうですよね。あとは、要はその反応が起きてるからネガティブな感情が出てきてるってことでもあるので、自分が何に反応したのかっていうのもちゃんと見ていくといいですよ。
そうすると、もしかしたらこれに対して同じ反応をしなくてすむようになるかもしれない訳ですよね。

三上:ああ、分かりました。言ってる意味がピンッてきて、あ、私今これに反応してるなっていうのが、今言葉で分かりました。なるほど。

吉村:そう。例えば、僕の話でいうと、僕以前結構子供を虐待する親のニュースみたいなのを見ると、ものすごい怒りが出てきて「この親、同じ目に遭わせてやりゃいいんだ」みたいな感じですごい怒ってたんですよ。
僕自身が親から暴力とかモラハラを受けて育ったっていう経緯があったので、そこが癒えてなかったから、そこも結局投影しちゃって、その時の癒えてない感情が引っ張り出されてすごい怒りが湧いてくる訳ですよね。
でも、それって結局そういうのに反応して怒りが出てくるんだけど、その裏側には何があるかって言ったら理想とする状態があるから、それと違うことに対して不快に感じる訳ですよね。

三上:うーん。

吉村:というふうに考えると、僕は家族がもっと仲良くいられるほうがいいよねって思ってるから、ちゃんと親が子供に愛情をもって接してる、そんな関係性がいいよねって思ってるので、その逆をしてることに対して怒りが出てきてた訳ですよ。

三上:うーん。

吉村:だったら、僕は子供を虐待する親を憎んでいる人なんじゃなくて、子供に愛情をちゃんともって接することが出来る親を愛している人なんですよ。

三上:うーん。なるほどですね

吉村:だったら、僕は人が、自分の周りの人たちにちゃんと愛情とかリスペクトをもって関わることが出来る人たちを増やしていく。そんな活動をしたら、僕の満足感とか充実感は上がる訳ですよね。
なぜなら、それは僕が好きなことだから。だけど、虐待をする親を見つけて糾弾するっていうことがやりたい訳では本当はないんですよ。
そっちに僕が舵を切ってしまうと、多分この先僕自身を不快にさせて、すごい怒り狂わされるような、そういう出来事をどんどん僕は引き寄せて、そのたびに「世の中なんて、ひどい親だらけなんだ。許せない」みたいな感じの感情がどんどん募っていく一方な訳ですよね。

三上:うーん。

吉村:それをやってても、多分そういう子供を虐待する親は減っていかないですよね。
それよりも、みんなが仲良くなるとか、ちゃんと人と人が愛情やリスペクトをもって関わることが出来るっていう世界を創っていくっていうことのために自分の時間とかエネルギーを費やしていくってことをしたほうが、多分急激に世の中がバーンッて変わることはないかもしれないけど、ちょっとずつでもそっちの方向に、僕はだからコツコツ票を入れ続けてるみたいなことが出来る訳ですよね。

三上:うーん。

吉村:それによって、自分も満足感、充実感が得られれば、それは言ってみればライフワークになり得る訳ですよね。

三上:いやあ、何か今日は吉村さんのお話も聞けましたし、きっと聴いてる方も我慢して爆発する方いらっしゃると思うんですけど、やっぱり一つ一つ、すぐには爆発しないっておっしゃってましたから、一つ一つの怒りとか、何かあったときにちゃんと自分と向き合ってっていう氣持ちを大切にしていって、少しでもみんながハッピーな周りが増えていくといいですね。

吉村:そうですね。

三上:今日もいいお時間で、私自身もやっぱり感じることが多かったです、この時間。

吉村:ああ、よかったです。はい。

三上:本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。