033.欲について

私たちの日常で誰もが実感しますよね。
食欲、睡眠欲、性欲等、何かを欲しいと思う心。
自分の中の心の中は本当に必要としているんでしょうか?

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三上:はい、みなさん、こんにちは。さあ、こころメンテナンス。今日もアシスタントは三上恵と、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はーい。今日のテーマ、「欲について」。ふふふふふ。色々な「欲」あると思うんですけど、私は一番、やっぱり「食欲」がパッと思い浮かぶんですけども、皆さん色々な欲は人間あると思うんですけども、一般の方からのご質問とかで「欲について」というワードがあったので、今日は取り上げてみたんですけども、この人間の「欲」について吉村さんはどう色々感じる事とか有りますか?

吉村:そうですね。はい。「欲」ってよく悪い物みたいな扱いを受けるケースが多いかなと思うんですけど、

三上:はい。

吉村:先ず、欲の出どころみたいなものもある訳ですよね。どこから来ている「欲」なのかというところで、よく三大欲求みたいに言われる「食欲・性欲・睡眠欲」でしたっけ、

三上:はい。そうですね。

吉村:これって、要は肉体がちゃんと存続してく健やかに生きていって、個体としての一生を終えてしまっても子孫を残すことで情報としての肉体は生き続けるということは、肉体というシステムそのものにとってはそれを健やかに存続させていく為に必要な事っていうわけですよね。

三上:うん、そうですね。

吉村:だから、それを否定しちゃったら人が死んじゃったりとか人類が絶滅しちゃったりとかするわけで、そこは否定するようなものじゃないと思うんですよ。それが例えば強欲と言われるようなレベルになると「これはいかんよね」という話になると思うんですけど、それっていってみたらバランスが崩れているという話だと思うんですよ。

三上:うーん。

吉村:依存だったりとか、例えば恐れが原動力になって「まだ足りない、まだ足りない」みたいな感じになるだとか、そういう事が問題の原因になっているという話で、例えば「食欲」だって体がちゃんと活動する為に必要なエネルギーを受け取るだとか、その食べるということ自体が喜びとかコミュニケーションに繋がるとかという事だったら別に良いと思うんですけど、なにか満たされない気持ちを穴埋めする為の紛らわし行為みたいな感じで食べるようになっちゃうと、

三上:うふふ。

吉村:これは、健康を害したりすることに繋がったりする訳ですよね。

三上:今グサッと来てます。ふふふふ。

吉村:そうですか。はははは。

三上:そうなんですよ。分かっているんですけど、ついつい止まらないときって食欲のほうなんですけどね、吉村さん、私自身は。お腹は満たされているんですけど「もっと食べたい、もっと食べたい」って気が付いたらお腹パンパンと言う〜ふふふふふ。
これを今年ちょっとね、うまくコントロールしたいなというふうに自分自身に思っている目標というか、はい、課題ではあるんですけど。

吉村:だとしたら、本当にその紛らわしで何かやっているんだとしたら、何を紛らわそうとしているんだろうか?とそっちとちゃんと向き合って、そこを解決していく必要が有るかも知れないですよね。

三上:なるほど。何が私を紛らわしてる…ふふふふ。そこからですね。なんとなく自分では分かっていはいるんですよ。私の場合はですね。なるほどですね。

吉村:はいはい。

三上:そこからですね。わたしの場合はね。

吉村:はい。で、これが肉体が生きていくにあたっての欲求という話だったんですけど、人間って肉体だけじゃなくて魂と肉体が結合することで人間になっていくから、そういう意味では体が死なない様にというだけじゃない所にも欲が出てくる訳ですよね。

そこで、例えば色々と問題の原因になるような事って、例えば金銭であったりとか名誉だったりとかに対する欲が多くなると、またこれも人間関係が悪くなったりとかする訳ですけど、でも、これも本当は魂がそもそも欲求を持っている訳ですよ。それは、自分らしい愛を表現したいという欲で、これは以前の配信でもお伝えしているバリューフォーミュラという魂が持っている価値観から来るわけですよね。

三上:うん。

吉村:これが、ただストレートに表現されている時には、問題にはならないんですよね。むしろ、例えば何か新しい発明がそこで生まれたりとか、何か困っている人を助ける事に繋がったりとかする訳ですけど、この欲求の出所が恐れだったり不安だったり満たされない心を埋める為みたいなことになっちゃうと、やっぱりそのお金が幾らあっても足りないから「もっと欲しい、もっと欲しい」という話になったりとか、自分で自分を認めることが出来ないから、人から認めてもらおうみたいな感じで、なんかちょっと「くれ、くれ」な感じになってしまったりとかということに繋がる訳ですよね。

三上:そうですね。

吉村:だから「欲」そのものが悪いという話ではなくて、本来の肉体なり魂なりが持っている欲求がストレートに表現されてるとなったら、多分必要以上の物を欲しがるみたいなこともない筈だし、周りと調和するレベルで色々な欲求を満たしていける筈なんですけど、恐れとか不安とかなんかの紛らわしとかっていうことが「欲」に繋がっちゃっている事で、所謂歯止めが効かない様な、

三上:ふふふふ。

吉村:なんか、状態になってしまったりとかね。なんか人からぶんどってでも、自分の物にしちゃうみたいな、

三上:あーあー。

吉村:…とかっていうことに、繋がっちゃうわけですよね。

三上:そうですよね。じゃあ今年、内からちょっと私も見つめ直さないといけないですね。(笑)

吉村:はははは。

三上:色々な意味で。お話を聞きながら、「うん、なるほど。確かに私、自分で自分の事を犠牲者扱いにしてるな」と言うか、なんと言えば良いんですか?

吉村:なるほどね。

三上:はい。というふうに今話を聞きながら、今しっくり来たんですよ。「ああ、なるほど!本来の幸せってそうじゃないよな」というふうに聞きながら、そこが満たされていれば多分そう言った欲というのは、そこまで執着というかしないんじゃないかな?って思いながら、今同時に考えてました。

吉村:そうですね。だってね、皆んな誰も「欲」なくなっちゃたら皆んな多分なんにもしない人達がただボーッと原っぱで猫会議してるみたいな感じになっちゃう(笑)

三上:その光景も、ちょっと、見てみたいですけどね、へへへへ。

吉村:猫だったら、可愛いですけど。

三上:可愛いですけどね。ちょっと、人間だったらね、(笑)

吉村:猫もね、猫会議していてもお腹が空けばね食べ物探しに行ったりする訳ですからね。

三上:そうですね、確かに。奪い合ったりもしますからね。

吉村:そうそう。だから、そこら辺はね人間というのは肉体だけじゃなくて魂として生きてるというのがあるから、やっぱりその愛を表現したいと言う本来の欲求を僕らは持っているんで、そこをちゃんと表現しながら生きていく事で、多分世の中って周っていくし面白くなっていくし、色々と多様性が生まれて来るんじゃないかと思うんですよね。

三上:うーん。今日も良い時間でした。なんか、お話しながら私も今年の目標がだんだん明確に、こうしようというのが見えてきた気がします。

吉村:はは。良かったです。

三上:はい。こう言ったふうに是非ねお話聞いて、こういう事を聞きたいと言うのを私達のこころメンテナンスのリンクからメッセージが送れますので、是非是非皆さん、色々な質問をしたいこととか有りましたら、送って頂きたいと思います。

はい。今日も、素敵な話題を分かり易くいつも解説していただいてます、氣功ヒーラーの吉村さん、本日もありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。