002.氣って何?

氣って何?、そんな疑問を吉村さんにわかりやすく解説して頂きました。
私達の身近に氣はいろいろあるようです。

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三上:はい、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。さあこころメンテナンス。本日もお話はアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの、

吉村:吉村竜児です。

三上:はい。で、お届けします。よろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:さあ前回は「心体氣功®について」色々お話伺いましたけども、今日は吉村さん、テーマ、そもそもわたしの疑問もあるんですけど、「氣って何?」ということで、色々聞いていきたいなと思うんですが。
漢字の中にも、天気、元気、活気とか、氣って色んなところに使われていると思うんですけど、そもそもきっとわたしのなかでは見えないエネルギーなイメージがあるんですが、吉村さん、氣について、今日は色々お話していただきたいと思うんですが。氣ってそもそも何ですかね。

吉村:はい。今、いくつか挙げていただいた言葉のなかに、氣という字が入っているというのも非常に日本語の面白い特長的なところだなと思っていまして、日本人にとっては氣という概念が、本当は元々すごい身近なものだったということが、そのことからわかるんじゃないかなと思うんですけれども。

三上:そうですね。

吉村:見えないエネルギーといと、例えばヨガとかの世界だったら、プラーナという言葉だったりとか、宇宙のエネルギーなんですとか、生命のエネルギーなんですとか、色々と見えないエネルギーに対して、いろんな分野で定義づけがされているものもあると思うんですけど、ヒーリングとか氣功もたくさん流派があるから、それぞれがいろんな世界観を持っていて、諸説あるという話になっちゃうと思うんですよね。

そんななかで僕は量子力学を自分で勉強して学んできたことで、じゃあこれを自分なりに定義づけるとしたら、どういうものだろうかというふうに、自分なりに考えた定義があるんですね。それは言ってみたら、電磁的な波動ということなんですよね。

三上:電子的な波動?

吉村:電磁波。電磁。

三上:ああ、ああ。

吉村:大きなくくりでいえば、電磁波の一種だと思っています。ただ、電磁波というとイメージ最近悪いじゃないですか。

三上:そうですね。体に影響があるんじゃないかとかね、ありますけど。

吉村:はいはい。ただ電磁波ってどんなものがあるのかというと、要は電界とか磁界という、目には見えないけど存在している、電気・磁気の波動・波ですね。

三上:そうですね。波動が高い人、波動が低い人とかって言ったりしますよね。最近ね。

吉村:はい、ありますね。どういうことかというと、波だから、波の振動の速さに違いがあるわけですよ。速く振動している波と、ゆっくり大きく振動している波と、例えば1秒間に何回振動している波なのかということで、実は違いがあるわけなんですけど。
だから一般的に電磁波電磁波と言って、今騒がれているものって、例えばスマホの電磁波がよくないとか、ワイファイの電磁波よくないとかって。

三上:よく聞きます。

吉村:聞きますよね。あれって実は、周波数がすごい低い電磁波から、すごい高い電磁波まで、電磁波ってものすごいいっぱい色んな種類があるんですよ。その振動数の違いによって、電磁波の種類が変わってくるんですね。

三上:うんうんうん。

吉村:実は、僕らの目がとらえている光ってあるじゃないですか。太陽から降り注いでいる光、電気をパチっとつけたときに出る光って。これも実は電磁波の一種なんですよ。

三上:はー。

吉村:すごい低い周波数の電磁波から高い周波数の電磁波まで、わーってすごい広い範囲があるんですけど、目に見えること・見ることができる光って、可視光って呼ばれている周波数の帯域のもので、それって実はめちゃめちゃ狭い範囲のものなんです。

三上:ふーん。

吉村:全体からみたら。僕たちの目が色として認識している部分というのがあって、それがすごい狭い範囲なんだけど、そのなかでも周波数が高いものは紫色、低いものは赤色みたいな感じで、虹の七色ってあるじゃないですか。

三上:はいはい。

吉村:あの色の違いって実はこの狭い範囲の中でも、周波数が高ければ紫に近づいて、低ければ赤に近づくという、そういうものなんですね。

三上:あー。今日、勉強してます、わたし。

吉村:ねえ、習ったことありますよね。みんな大体忘れちゃっているだけで。紫よりもちょいっと周波数が上がると、目に見えない光になっちゃうんですけどそれが紫外線。紫外線といって、あたると日焼けしたりとか、ネイリストの人がレジンで固めたりとか。

三上:あ、ジェルネイルですね。

吉村:そうそうそう。あれ光ですよね。

三上:そうですね。うん。

吉村:で、赤色よりもちょっと周波数が下がってくると、これ赤外線といって、目には見えないんだけど熱を伝達するんですよ。だからものを温めたときに温かくなるというのは、あれ結局赤外線を増やしているんですよ。そうすると温かくなる。例えばよく健康好きな人だと、遠赤外線が体にいいんだよとかって言ってるじゃないですか。

三上:はい、聞きます。うん。

吉村:遠赤外線って電磁波なんですよ。だからそうそう、電磁波って全部電磁波だから、電磁波という言葉で全部くくっちゃうと、すごい大雑把すぎるんですね。体にいい電磁波もあれば悪い電磁波もあるという、それだけの話なんですよ。

三上:なるほど。電磁波が悪いんじゃなくて、電磁波のなかでも分かれてくるということですね。

吉村:色々とあるんですよ。例えば、紫外線は日焼けするし体に悪いとかって思っている人も多いですけど、でも実は僕たちの皮膚細胞って、紫外線をとり入れることでビタミンDを作っているわけですよね。

三上:そうですね。光合成とかっていいますもんね。

吉村:で、ビタミンDが足りなくなると、体のなかにカルシウムをとり入れられなくなるので、骨が弱ってきちゃうんですよね。

三上:はー。

吉村:だからそうすると紫外線って体にいいのか悪いのかといったら、まあよくもあるし悪くもあるんじゃないみたいな話ですよね。浴び過ぎてたら皮膚がんになったりする可能性もあるという話もあって、要はどんなものでもバランスが大事で、多すぎたら悪くなるけど、少なすぎても悪くなるよね、みたいな話のものが多いんですよ。
そういうことろでは、ひとくくりで全部語ろうとするとか、あるいはいいものだったらとことんやりまくれば、もっとよくなるんだろうという発想が世の中にはあるんですけど、結局大事なのはバランスなんですよね。

三上:うーん。すごいわかりやすい。

吉村:はい。だから氣というのも、たくさんある電磁波のなかのどこかにあるものであったりとか、あるいは同じ電磁波でも、振動って例えば上下に振動するだけのものと、上下だけでなくて、例えば前後の振動だったりとかというのも含めると、次元が上下だけよりも、上下と前後含めた振動のほうが、次元が高いということなんですよね。

だからそういう意味では、普通のコンセントに差し込んでとっている電力、これも電磁波なんですけど、そういう僕らが普通に生活のなかでなじみのある電磁波よりは、次元の高い電磁波かもしれないです、ヒーリングとか氣功で使っている電磁波はというのはね。
例えば僕たちが、ものを考えたりとか感情が動いたりすると、脳波が変わったりとか心拍が変わって心電図とかでとれる情報が変わったりしますよね。
機械が体が発している電磁波をキャッチして数値化しているから。だから脳波とか心電図はとれるんですよ。だから、僕たちの意識が実は電磁波を発しているんですね。

三上:うーん。なるほど。

吉村:テレビやラジオ・スマホの電磁波というのは、いわゆる電波と呼ばれているものというのは、ただの電磁波の波形に過ぎないですけど、それをちゃんと何かに変換すると、音になって言葉になったり音楽になったりとかってするというのは、要するに離れた所にも情報を伝えることができるわけですよね。

三上:うーん。

吉村:例えば電子レンジ。あれだって見えない波動をあてることで、食べ物を温めるということをしていますよね。あれって離れた所にエネルギーを伝えることがで
きるから、食べ物が温まるわけですよ。

三上:はい。そうですね。

吉村:そうですね。だから離れたところに、情報だったりとかエネルギー・力みたいなものを伝えることができるものというのが、電磁波の特徴であって、それは実は僕たちの脳だったりとか意識だったりというものも電磁波を発していて、それが見えないレベルで実は情報のやりとりをしているわけですね。

三上:うーん。

吉村:それが、全部ひっくるめて氣というふうな概念でとらえられてきたんだと思うんですよね、日本人にとって。だから、気心が知れるとかってね。気が合うとか。

三上:ね。

吉村:そうそう。だから要するに、その人と自分との電磁波的な周波数が合うから、だから気持ちが伝わりやすくて、「あ、氣が合うよね」「あ、わかる、わかる。だよね」みたいな状態になるという。それが氣というものとして捉えているということですね。

三上:いやー。吉村さん、本当今日はわかりやすいし、わたしの知識も増えたし。氣って、お話聞いて本当に身近にあるんだなというふうに、今日は感じることができました。

聴いている皆さんもすごいわかりやすいと感じたと思いますし、身近にあるんだなということで勉強になったと思いますので。また3回目のお話も色々と聞かせていただきたいと思います。吉村さん、今日は、また、ありがとうございました。

吉村:ありがとうございました。